夢は、飛込競技でオリンピック出場!
浅田梨紗さん(文学部1回生)
第86回日本学生選手権水泳競技大会 女子高飛込競技で優勝
中国広州で開催された「アジア競技大会」女子高飛込シンクロ日本代表
初めて高飛込競技に出会ったのは、小学2年生の時。母親に勧められてなんとなく始めたのですが、とにかく楽しくて、すぐに夢中になりました。
中学生の頃は反抗期が重なったこともあって、練習が嫌になった事もあります。学校行事に参加できなかったり、友だちとも自由に遊ぶことができませんでした。何度も「辞めたい」と思いましたが、高校生になると自分がやるべきことを自分自身で考えるようになりました。その頃から「辞めたい」と思うことはなくなりましたね。以前は嫌だと思っていた練習も「重ねた分だけ、みんなが経験できないことを自分は経験できるんだ」と思うようになりました。特に、私が競技を続ける上で魅力に感じているのは、遠征先での「出会い」です。日本国内だけでなく、海外の選手とも知り合うことができるので、世界中に友人ができます。
9月に出場した日本学生選手権大会は、直前に手首を負傷したため、ほとんど練習が出来ないままで大会に臨みました。そのため、当日は不安や緊張でいっぱいになり、思うような演技ができませんでした。「優勝」という結果は嬉しかったですが、私自身納得はしていません。
11月12日(金)~11月27日(土)に中国の広州で開催された「アジア競技大会」には、女子高飛込シンクロの日本代表選手として参加。大会期間中は、選手村などで他の競技に出場する選手の方と話す機会があったのですが、ここでたくさんの刺激を受けました。みんなそれぞれに「プロ意識」をもって競技に挑んでいる姿をみて、「自分はまだまだ甘いな」と思いました。
実は大会前、「自分は何を目指しているのだろう?なぜ続けているのだろう?」という迷いがあったのですが、この大会に参加したことで目標がはっきりとしました。
夢は、高飛び込みでオリンピックに出場し、メダルを取ること!3回生の時に開催されるロンドンオリンピック出場を目指します!
- 取材・文
- 舩岡 知(政策科学部4回生)