怪我をのりこえ、夢のチアリーディング日本代表入りを果たす
平野皓巳さん(生命科学部3回生)
立命館大学体育会各部の応援活動で、スタンドを華やかに盛り上げる立命館大学応援団チアリーダー部PeeWeeS!。全体は29人、そのうち4人を占める男性メンバーの一人として平野さんは活動している。
2015年3月に開催された「第21回 西日本チアリーディング選手権大会」でPeeWeeS!は強豪校を破り、自由演技競技大学部門で見事初優勝を果たしたが、実はこの大会前日の練習中に、骨折する不運に見舞われていた平野さん。骨折からわずか10日後には全日本代表のトライアウトが実施予定であったため、優勝した喜びに浸る間もなかった。平野さんはずっと目標としていた日本代表入りのチャンスと思い、諦めることなくトライアウト参加を決意。「けがを言い訳にしたくなかった」怪我回復のためにできることは全てやった。
トライアウトでは、その場で集まったメンバーと一緒に競技するという団結力も問われるなか、実力を発揮。念願だった日本代表の座を掴んだ。「怪我でとても不安でしかたなかったので、ただ、ただ嬉しかったです」その後の3カ月間は、大分での日本代表の合宿に参加。さすが、日本代表の練習。ミスなく演技できるまで何回も練習を重ねるストイックな気持ちを持った選手ばかりだった。レベルの違いを痛感したと同時に、今までとは違う環境での練習は、平野さんにとってのさらなるモチベーションにつながったという。
2015年11月、ドイツで開催された「第8回チアリーディング世界選手権大会男女混成部門」で日本は2位という優秀な成績を収めた。しかし、5連覇という連勝記録を止めてしまう少し残念な結果だったそう。「優勝したタイのレベルが以前より上がり、群を抜いていた。良い刺激をもらえました。次は2年後、リベンジしたいです」
平野さんがチアリーダーを始めたきっかけは、全国で唯一の男子チアリーディングチームとして注目されている福岡大学附属大濠高等学校での新入生歓迎会のとき。自分も宙返りやバク転ができればかっこいいなという興味で入部した。「男子同士だと力や脚力があるので、ダイナミックに演技していました」とその魅力に夢中になった当時を振り返る。大学では、初めての男女混成チーム。ダイナミックな演技をとびきりの笑顔で表現する女子をサポートする面白さに更にはまったという。
「チアリーディングの時は、スピードと躍動感あふれる技を駆使し演技しています。応援団の時は、スタンドを盛り上げ、選手にエールを送るという気持ちを一番大切にしています。どちらも観客を惹きつける力と、チームワークが求められるんです」と力強く話すと同時に柔らかい笑顔をみせてくれた。
PeeWeeS!での活動も残り1年。女子メンバーと協働し、観客を魅了する演技をしたいと練習に打ち込む平野さんは、勇ましさと優しさを兼ね備えたチアリーダーだ。
2015年3月に開催された「第21回 西日本チアリーディング選手権大会」でPeeWeeS!は強豪校を破り、自由演技競技大学部門で見事初優勝を果たしたが、実はこの大会前日の練習中に、骨折する不運に見舞われていた平野さん。骨折からわずか10日後には全日本代表のトライアウトが実施予定であったため、優勝した喜びに浸る間もなかった。平野さんはずっと目標としていた日本代表入りのチャンスと思い、諦めることなくトライアウト参加を決意。「けがを言い訳にしたくなかった」怪我回復のためにできることは全てやった。
トライアウトでは、その場で集まったメンバーと一緒に競技するという団結力も問われるなか、実力を発揮。念願だった日本代表の座を掴んだ。「怪我でとても不安でしかたなかったので、ただ、ただ嬉しかったです」その後の3カ月間は、大分での日本代表の合宿に参加。さすが、日本代表の練習。ミスなく演技できるまで何回も練習を重ねるストイックな気持ちを持った選手ばかりだった。レベルの違いを痛感したと同時に、今までとは違う環境での練習は、平野さんにとってのさらなるモチベーションにつながったという。
2015年11月、ドイツで開催された「第8回チアリーディング世界選手権大会男女混成部門」で日本は2位という優秀な成績を収めた。しかし、5連覇という連勝記録を止めてしまう少し残念な結果だったそう。「優勝したタイのレベルが以前より上がり、群を抜いていた。良い刺激をもらえました。次は2年後、リベンジしたいです」
平野さんがチアリーダーを始めたきっかけは、全国で唯一の男子チアリーディングチームとして注目されている福岡大学附属大濠高等学校での新入生歓迎会のとき。自分も宙返りやバク転ができればかっこいいなという興味で入部した。「男子同士だと力や脚力があるので、ダイナミックに演技していました」とその魅力に夢中になった当時を振り返る。大学では、初めての男女混成チーム。ダイナミックな演技をとびきりの笑顔で表現する女子をサポートする面白さに更にはまったという。
「チアリーディングの時は、スピードと躍動感あふれる技を駆使し演技しています。応援団の時は、スタンドを盛り上げ、選手にエールを送るという気持ちを一番大切にしています。どちらも観客を惹きつける力と、チームワークが求められるんです」と力強く話すと同時に柔らかい笑顔をみせてくれた。
PeeWeeS!での活動も残り1年。女子メンバーと協働し、観客を魅了する演技をしたいと練習に打ち込む平野さんは、勇ましさと優しさを兼ね備えたチアリーダーだ。