1センチでも遠くへ
河田純佳さん(産業社会学部3回生)
女子陸上競技部 投擲種目
私が陸上競技を始めたのは中学生の時。当時は走り幅跳びの選手でした。その後、高校生の時にたまたま「ハンマー投げ」を体験。興味本位で投げたのですが、トラック種目とは違う身体の使い方などに驚き、自分自身の幅を広げ、可能性を試してみたいと思いました。それから、練習すればするほど記録も伸びるように。競技の面白さを知った私は、そのままハンマー投げに転向しました。
河田さん
「ハンマー投げをしている」と言うと、驚かれることが多いです(笑)。ですが、興味を持ってもらえる時は嬉しいですね。現在、立命館大学陸上部競技部の投擲種目の選手は8名のみ。そのうち、女子部員は3名。競技人口が少ないので、他大学の選手ともすぐに顔見知りになれるというメリットもありますが、やはり人数は多い方が練習にも活気が出ます。他大学はもっと大人数で活動しているところもあるので、そういった点は羨ましく感じることもありますね。
練習風景
少人数ながらも今年は全日本インカレに4人が出場。その中でも、女子ハンマー投げで岡 沙都さん(政策科学部2回生)が6位入賞を果たしました。この時は、メンバー全員で喜びました。仕事が忙しい中、いつも熱心に指導してくる杉村コーチにはチーム全員で感謝しています。また、沢山の人に支えられながら競技を続けられることへの感謝の気持ちを忘れず、結果で恩返しできるように努めています。
岡 沙都さん(写真中央)
投擲パートの目標は、メンバー全員が関西インカレで入賞することです。あと、一人でも多くのメンバーが全日本インカレ入賞を果たすことができれば嬉しいです。練習はとてもアットホームな雰囲気の中で行っているので、新入生のみなさんも「投擲が大好き」という気持ちがあれば、これまでの記録などは関係ありません。一緒に全国入賞を目指しましょう!
- 取材・文
- 畑仁優鋭(政策科学部3回生)