新たな交流を生み出すプロデューサー ~学生ボランティアの力で地域を元気に!~
植松暁美さん(経営学部2回生)(中央右)
辻 親恵さん(経営学部2回生)(中央左)
奥原直輝さん(経営学部3回生)(右)
三谷 友里佳さん(理工学部2回生)(左)
ボランティアセンター 学生コーディネーター
学生コーディネーター主催のワークキャンプボランティア「麻生ぼら」を企画
「ボランティアしたい人とボランティアの支援を求めている人とを結びつけることが自分たちの役割です」そう話すのは今回、雪かきを通じて“学生”と“地域の人々”が交流するワークキャンプ「麻生ぼら」を企画したボランティアセンター学生コーディネーターのメンバー。彼らは「麻生ぼら」を、豪雪地域である滋賀県高島市朽木麻生地域の方々と学生が交流を深めてお互いに元気をもらうことができ、参加する学生が4日間のワークキャンプを通して新しいことに挑戦するきっかけをつかめるものにしたいと熱く語ります。
奥原さん:私たちが「麻生ぼら」を企画したきっかけは、一昨年にボランティアセンター企画のワークキャンプに参加した先輩から体験談を聞き、興味を持ったことでした。職員の方に過去に実施したワークキャンプの企画内容を詳しく聞いているうちに、「学生の視点から企画することで、参加した学生も、受入れ先の方々も、一層心に残るものにできるんじゃないか」と考え、企画を作ることから挑戦することを決めました。
植松さん:最初は企画を作るといっても、分からないことばかりでした。そんな中、ボランティアセンターの職員の方から外部団体への連絡方法、企画の作り方など基本的なことを教えていただきました。高島市社会福祉協議会の方にワークキャンプの企画を提案した際には、「雪かきをして終わるのであれば意味がない。それが麻生の人たちにとってどういう意味があるか良く考えてほしい」と、このワークキャンプの意義を深く考えさせられるご意見もいただきました。そういったご意見をいただくことで、ボランティアは自己満足でなく、受け手のためになることが大切だと改めて考えることができました。企画を再考し、「学生の元気を麻生地域に役立てたい。そして参加した学生がまた麻生地域に行きたくなるようなものにしたい」という気持ちで練り直すことで、多くの方々の協力を得ることができました。
辻さん:今は、2月のワークキャンプに向けて最終的な準備段階に入っています。毎日準備に向けて奔走していますが、自分たちが作った企画がきっかけで新しい交流が生まれるということにワクワクしています。参加してもらったら4日間の麻生地域の方々との交流を通じて、必ず新しい何かを発見できると思います。大学生活を充実させたいとか、もっと楽しみたいと感じている人ほど、何かのきっかけをつかめるはず。興味のある人はぜひ参加してみてください。
※ワークキャンプ「麻生ぼら」
応募締切:2011年1月29日(土)
「麻生ぼら」の詳細はこちら
ボランティアセンター 学生コーディネーターの詳細はこちら