2年間の学びの集大成!新しい京都ガイドブックのカタチ
鷹羽晴也さん(文学部4回生)
山本祐之さん(文学部4回生)
立命館大学文学部テーマリサーチ型ゼミナールに所属
京都の新しい観光ガイドブック「tokoton」を制作
私たちは、文学部のテーマリサーチ型ゼミナールに所属しています。これは、文学部の横断型のゼミで、いろいろな専攻の学生がメンバーになっています。このゼミを選んだきっかけも「旅行が好きだから」、「デザインの勉強をしてみたかったから」など様々。いろいろな個性を持った総勢17名のメンバーと「新しい京都観光ガイドブックをつくる」という目標のもと卒業制作に取り組んできました。
私たちが目指したのは、「これまでにない新しいガイドブック」。実際に京都で学ぶ学生の視点で「新しい京都」を紹介したいと思いました。
とは言っても、初めは分からないことばかり。最初の1年は、取材の仕方や写真の撮り方など、ガイドブックをつくるにあたって必要な基礎をプロの講師の方に教えて頂きました。それだけでなく、社会人のマナーもみっちり教えて頂きました。名刺の渡し方を1時間練習したこともあります(笑)。
80ページの冊子の中に「どんな新しい京都を詰め込むか」。私たちは、京都中を歩き回ることから始めました。まずは、自分たちがとことん京都を知ること。「デートをする時にも使ってもらえるように」と、学生ならではの視点で色々なカタチで京都を紹介しています。
例えば、時間を有効に使って移動してもらえるように考えた交通案内や、京都の朝市、京野菜を使ったレシピ、舞妓さんのインタビューなど。写真やレイアウトも最後まで妥協はしませんでした。特に、写真はこだわって撮影したものがたくさんあります。数週間をかけてやっと納得のいく1枚が撮れたものもあります(笑)。
これらは、すべて17人のメンバーのそれぞれの得意分野を活かしてできたもの。このゼミでなければできなかったかもしれません。とにかく、たくさんの方に見ていただきたいですね。
また、このガイドブック制作を通してできたたくさんの「つながり」を今後も大切にしていきたいです。
ゼミ長の鷹羽晴也さん(左)と山本祐之さん(右)
【卒業制作発表会】
1月28日(金)16:00~17:00
衣笠キャンパス以学館3号教室でガイドブックの発表があります!!
興味のある方は、ぜひ!京都の新しい魅力を感じてみて下さい!
- 取材・文
- 大屋祐子(法学部4回生)