「アントレプレナーシップ実践プログラム」
~生き方を変える2日間~
【開催報告】
EDGE+Rプログラムでは例年アントレプレナーを学ぶ機会として国内実習を開催しています。今年度も、デザイン思考担当の山田先生(一般社団法人UNIVA/本学客員教授)とトランジションデザイン担当の後藤先生(経営学部教授)ご協力のもと、㈱パソナグループのマインドを学ぶべく淡路島へ向かいました。
淡路島は、同社が本社機能の一部を移転し、次々と新たなサービスを創出することで、地方都市の雇用促進を通じた地域活性を行っている地域であり、本研修ではその事業を行っている同世代の若手社員(立命館大学やAPUのOB・OG)から事業立ち上げのプロセスを聞き、対話を通じ「事業を創るとはどういうことか」の本質を知る機会となりました。
今回は事前講義にて6チームに分かれてアイスブレイクとワークを実施、そのうえで事前課題として「あなたが気になる社会課題は?」というテーマを提示、参加者一人ひとりが課題の背景や根本的な原因、解決の方向性、そして自身がどのように貢献できるのかを事前に考えた状態で、フィールドワーク当日を迎えることとなりました。
現地では、実際に作られたパソナ様の施設を見学しながらその規模を肌で感じ、その後の個人ワークでは、視察を踏まえてダイアログワークを行い、学びの深化を図りました。翌日は、前日の個人ワークのブラシュアップ、最終セッションではグループワークとして「社会問題に関してどんな解決策を考えるか」、また個人として「これまでの自分・これからの自分」について発表しました。今年度もアウトプットの時間確保に重点を置いたことで、参加者はチーム活動に意欲的に取り組み、短期間でインプットとアウトプットを繰り返すことで内省を深め、自ら問いを立て未来を考える力を育むことができました。
【内容】
■事前講義■ 2/10(火)13:30~15:30 @ZOOM
13:30 今回の目的、事前講義の意図、ゴール設定について
登壇者:一般社団法人UNIVA 山田 智樹氏
13:35 講義 淡路島とパソナグループの取り組みについて
登壇者:(株)パソナグループ人事部長 山本 哲史氏
14:35 アイスブレイク・ワーク 自己紹介のツールでマインドマップする
登壇者:(株)パソナグループWell-being本部 園田 ひかり氏
15:20 質疑応答
15:25 事務連絡
15:30 終了
■Day1■ 3/5(木)
12:30-13:00 オリエンテーション @望楼青海波
14:00-15:30 視察 Awaji Island
International School・ニジゲンノモリ
16:00-18:00 ワーク① 【個人ワーク 視察を通じての発表】@望楼青海波
18:30-19:30 【OG・OB懇親会】
■Day2■ 3/6(金)
09:00-10:00 講和 PGが行っているベンチャー支援について
成長戦略総本部 企業支援部部長 玉井様龍馬氏
10:00-11:30 ワーク②【個人ワーク 昨日のワークのブラッシュアップ】
13:30-17:00 ワーク③
17:00 まとめ・終了
引率の山田先生からは、「近年の社会課題は多様な利害が絡み合い、個人の力だけでは解決が難しくなっている。そのため、異なる立場や専門性を持つ他者と協働し、合意を形成しながら課題に向き合う姿勢が重要となる。本ワークショップは、日常的に接点の少ない参加者同士がプロトタイプ段階のアイデアを共有し合い、多様な視点から示唆を得る場として設計された。特に、相手の未完成な提案の「価値の芽」を見出し、肯定的にアイデアを重ねる対話を重視した。途中の介入によりレギュラー受講生を中心に建設的な対話が広がった一方、発言を控える学生も一定数いた。しかし事後レポートでは、対話の在り方や共創の重要性に関する気づきが多く示され、参加者にとって今後の学習を方向づける有意義な機会となったことが確認された。(一部抜粋)」とのコメントをいただきました。
参加者からは「アイデアの出し方の1つでなんでもいいからランダムなワードから組み合わせて考えてみるという発想方を知り、煮詰まってもとにかく何か考えてみようと思った。」「以前までは自分の頭の中で考えることはあっても、それを人に話す機会はなかった。今回こうして色んな学生、社員の方々と話し合っていく中で、自分の考えもブラッシュアップされたし、より身の回りの環境全てに疑問を抱いていこうという気持ちが高まった。」「これ以上ない2日間でしたので、有意義だったという言葉に尽きると思います。来年もまた来たいと思います!」「フィールドワークやグループワークなどがあり、話す機会が多くて色んな人と話せて成長を感じることができた。」「多くの人と会うことを通じて自分の視野が広がった上に新たな価値観を得ることができた。」「全く関係のなさそうなことを思ったり、少しでもできるのではないかと感じたりした時は、とりあえず言ってみる、やってみることが重要だと感じました。」「印象に残ったのは、PASONA社員の方々の輝く姿です。就活を控えて社会人になることにワクワクできていませんでしたが、仕事を楽しみながら社会に関わっていく姿を間近で見て、「こういう生き方もある」と未来が明るく感じられるようになりました。」など様々な感想が聞かれました。
この淡路島国内実習は、EDGE+Rプログラムらしいテーマでかつ昨年度に引き続き大変好評だったため、次年度も同企画で開催予定です。ご協力いただきました株式会社パソナグループの皆様に感謝申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
以下、写真
ニジゲンノモリ/Awaji Nature Farm
以上
2026.3.26