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2026年度EDGE+Rプログラム レギュラーコース イノベーション創出を担い得る次世代の育成を目的とした正課外の実践型プログラム
イベントレポート

【開催報告】2026年度EDGE+Rプログラム レギュラーコース 前期開催報告

2026年度EDGE+R レギュラーコース

前期開催報告


EDGE+Rプログラム レギュラーコース」は、立命館大学の学生を対象とした、5月~12月までの長期プログラムで、受講生はイノベーションを起こすための手法を実践的に学ぶことができます。今年度も多くの学部生・大学院生から応募があり、選考の結果、選ばれた36名のメンバーで第13期がスタートしました。

春学期は、体系化された「3つのデザイン」を学ぶインプット期間として位置づけられており、講義・アイデア出し・発表までを1日で行うワークショップを計3回実施しました。

 

1つ目のワークショップは5月に開催された「デザイン思考ワークショップ」です。講師には、一般社団法人UNIVAおよび本学客員教授である山田智樹氏をお迎えし、徹底した顧客観察に基づいて解決策を提案する、イノベーション創出のためのアプローチ手法を実践的に学びました。

2つ目のワークショップは6月開催の「トランジションデザインワークショップ」です。本学経営学部の後藤智教授を講師に迎え、自然や生態系を含む「世界」をデザインの対象として捉え、歴史的に形成されてきた世界の経緯を踏まえながら、持続可能な社会の実現に向けた視点を身につけました。

7月には3つ目のワークショップ「システムデザインワークショップ」を実施しました。講師には、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の白坂教授および伊藤特任助教、早稲田大学ならびに本学客員教授の野中教授、武庫川女子大学の本田講師をお迎えし、システムズエンジニアリングの⼊⾨編として、設計対象を「システム」として物事を捉える基礎的な考え方への理解を深めました。

春学期の最後には、広島市を舞台に、立命館アジア太平洋大学(APU)の学生と協働し、「ウェルビーイング × 〇〇」をテーマに、デザイン思考に基づくフィールドワークを実施しました。今回は、そのフィールドワークの様子をご紹介します。


 2026年度 広島デザイン思考フィールドワーク】

例年、デザイン思考フィールドワークでは、デザイン思考のプロセスを学び、実践することを目的としています。春学期のワークショップはインプットの機会として位置づけられ、フィールドワークは、そのアウトプットの場として展開てしています。


今年度はフィールドワーク先を別府から広島へ変更しました。立命館大学とAPUの学生が協力し、「ウェルビーイング × 〇〇」をテーマに、異なる立場にある人々が、それぞれの幸せを実現しながら共に生きる社会文化モデルのあり方を探求しました。

フィールドワークに先立ち、受講生は約1か月にわたりオンラインでのチーム活動を実施しました。個人ワークでは「戦争と平和」を20年後の未来像を構想し、その内容を3分間の動画として制作しました。そのうえで、描いた未来に実現に向けた課題を整理し、広島でのフィールドワークで実践者に問いかけたい内容を検討しました 。


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まず、事前課題として、「戦争と平和」について、現状とありたい未来像のギャップが生じるのはなぜか、影響する要素は何かを個人の取り組みとして実施しました。またチーム活動では、まず春学期に学んだ考え方をベースに、20年後の未来を構想し、3分間の動画を制作、その動画を踏まえ、両大学の学生は各チームで描いた「2046年の未来」を実現するために、どのような課題があるのかを議論しました。さらにその課題をより明確にするために、広島の歴史、現行の社会制度、人々の価値観など、フィールドワークで実践者に聞きたい問いについても検討しました。立命館大学とAPUの学生が混成で構成されたチーム活動では、当初は緊張した様子も見られましたが、活動が始まると非常に熱心に取り組み、両大学の学生が協力して複数回のオンラインミーティングを実施、フィールドワークの計画を練り上げました。

フィールドワーク本番では、各チームが事前に作成した20年後の未来をもとに、机上学習ではなく、「毛穴から未来の可能性を感じ取る」ような身体性を伴う学びを体験、現地で活動する実践者(観光人・ピースバディ)との対話を通じ、自分自身の生き方や価値観に深く向き合いました。最終日にはアウトプットとして、広島の町で活躍されている住岡健太さんをお迎えし、学びの振り返りを行いました。 


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受講生からは、「実際に広島という地を訪れ、『自分の目で見て、聞いて、経験する』ということこそが平和を構築する大きな要素であると痛感しました。頭の中で考えることも重要ですが、まずは自分で行動してみる、ということの大切さを学んだ二日間だった。」「実際に会ってみることが最も理解を深めることができると改めて実感した。デジタルが発展しいつでもだれとでもつながることが簡単になった時代だからこそ、それで会った気に、行った気になるのではなく、実際にその人に会い、その場所に行くことでしか感じられないこと、知ることができないことが多くあると学んだ。」「平和とは戦争がない状態だけでなく、一人ひとりの存在を大切に思う気持ちの積み重ねなのだと気づいた。想像するための技術やルールを整えるだけでは足りず、その根底に相手を思いやる気持ちがなければ、配慮も形だけのものに終わってしまうと感じた。」「今回のフィールドワークを通して、デザイン思考とは課題を解決するための手法だけではなく、人の思いや背景に寄り添いながら本質的な課題を見つける考え方であることを学んだ。」といった声が聞かれ、大変学びの多いフィールドワークになりました。 


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レギュラーコース前半のプログラムは、このデザイン思考フィールドワークをもって終了となります。秋学期からは、これまでの学びを生かしながら、大学の研究技術シーズを活用したビジネスプランの立案に挑戦します。
 今後も学生たちが仲間と協働しながら新たな価値創造に取組む姿勢が期待されます。


【レギュラーコース前半期プログラム】

1)デザイン思考ワークショップ

日 時:510日(日)@朱雀キャンパス

講 師:一般社団法人UNIVA 山田智樹氏

 

2)トランジションデザインワークショップ

日 時:67日(日)@OIC

講 師:立命館大学経営学部教授 後藤智先生

 

3)デザイン思考ワークショップ(APU学生対象)

日 時:628日(日)@オンライン

講 師:一般社団法人UNIVA 山田智樹氏

 

4)システムデザインワークショップ

日 時:719日(日)@OIC

講 師:慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 白坂成功先生

    早稲田大学創造理工学部経営システム工学科教授  野中朋美先生

    慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科

特任助教  伊藤翼先生

    武庫川女子大学食物栄養科学部食創造科学科講師  本田智巳先生

 

5)デザイン思考フィールドワーク事前講義(キックオフ)

日 時:630日(火)18:30-20:30 @オンライン

講 師:一般社団法人UNIVA 山田智樹氏

    立命館大学経営学部教授 後藤智先生

 

6)広島フィールドワーク

日 程:727()728()

講 師:一般社団法人UNIVA 山田智樹氏

    立命館大学経営学部教授 後藤智先生

  以上

2026/8/19


 


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