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【開催報告】2023年度 EDGE+Rプログラム 「淡路島国内実習」~株式会社パソナグループに学ぶマインドセット~

活動報告

淡路島

2024/02/21-22

2023年度 EDGE+Rプログラム

「淡路島国内実習」

~株式会社パソナグループに学ぶマインドセット~

【開催報告】



EDGE+Rプログラムでは例年アントレプレナーを学ぶ機会として国内実習を開催しています。今年度は、デザイン思考担当教員の山田先生(セブン銀行/本学客員教授)とDDI担当教員の後藤先生(経営学部准教授)ご協力のもと、㈱パソナグループのマインドを学ぶべく淡路島へ向かいました。

淡路島は、同グループが本社機能の一部を移転させ、次々と新たなサービスを創り地方都市の雇用促進を通じた地域活性を行っている地域であり、本研修ではその事業を行っている同世代の若手社員(立命館大学やAPUOBOG)から事業立ち上げのプロセスを聞き、対話を通じ「事業を創るとはどういうことか」の本質を知る機会となりました。

現地では、実際に作られたパソナ様の施設や今回のアウトプットの題材である「UNDOKAI WORLD CUP」開催地など数々の施設を見学しながらその規模を肌で感じ、その後同社員の皆様に施設立ち上げの想いなどをお聞きし、有意義な対話の時間を共にしました。翌日はその社員の方がチームに1名入る形で5チームに分かれ、「実現可能でかつ学生らしい面白い発想」を創出すべくアウトプットのグループワーク・発表を行いました。アウトプットの時間が少し短く参加者は充分に発散・収束とまとめることが難しいようでしたが、それでも意欲的に取り組み、「淡路島に寄り添い、その地域にあった地方創生に本気で取り組むパソナ様の姿勢」に刺激をもらい、充実したフィールドワークだったように思います。

 

【内容】  

事前講義:28日(木)11:0012:30 @ZOOM

11:00 本FWの趣旨説明

11:10 講義 淡路島とパソナグループの取り組みについて

       登壇者:㈱パソナグループ Well-being本部長 大出 亮 氏

12:00 質疑応答 

12:10 「UNDOKAI」の概要説明・今回のアウトプットの課題について・質疑応答

登壇者:㈱パソナグループ Well-being本部 園田 雅 氏

12:30  終了

 

Day1■ 2/21()

14:30 input① 【淡路島やパソナグループについて知る】 
        施設見学+アイスブレイク+講演
18:00
 output①OBOG懇親会】@オーシャンテラス


Day2■ 2/22()

09:30 input② 【「UNDOKAI」施設見学&課題の詳細提示】
10:30
 input③【農援隊村田さんによるご講話】 @チャレンジファーム
14:30
 output準備~output②
15:00
 【地域発のUNDOKAIを国際化ワールドカップにするには?】
    グループワーク&発表

17:00 終了

 

引率の後藤先生からは、「本フィールドワークでは、パソナグループのダイバーシティ&インクルージョンが事業として顕在化された淡路島とそこで働く従業員の日々の思考を体感することで、デザイン思考で最も重要な他人を了解すること(自分のロジックで理解ではなく、他人のロジックをそういうものだと捉える)が理解できたのではないかと考える。(一部抜粋)」また、山田先生からは、「アントレプレナーシップの本質はマインドセット。与えられた環境をただ受動的にインプットするのではなく、能動的に没入し新たな気づきを発見する態度のことだ。やはりその態度が如実に表れていたのは過去も含めたEDGE受講生と本年度から開始した交流プログラムに参加したAPU生だった。そのアグレッシブな態度に圧倒されながらも、その輪に入ろうとする初参加者も多く見受けられた。また、パソナグループの地方創生事業には確固とした意志があり、その意思をもったリーダーとフォロワーの姿を、参加した多くの学生は肌で感じられたのではないだろうか。(一部抜粋)」とのコメントをいただきました。

参加者からは下記のような様々な感想が聞かれました。
・「参加者、主催者、立命館の方全ての方の熱量が凄く、とても有意義な体験をすることができました。」
・「交流の機会も多く設けてくださりありがとうございました。自分で考え込むだけでは得られない気づきがいくつもあり、
 自分を変えてみるきっかけをいただくことができたと感じています。」
・「先輩が多かったので、私よりも沢山のことを経験してきた方々のものの考え方やアイデアの豊富さはとても刺激を受け
 ました。また、このプログラムを通じて、大学のOGOBの方々と繋がれたことは、本当に良かったと思います。このプログラムで関わった方々とのご縁を大切にし、これからも沢山のことを学びたいと思いました。」
・「発表前に後藤先生のアドバイスを受け、フレームワークをうまく使うことの重要性も感じた。敢えて普通から外して考える
 ために後藤先生が問いを立ててくださってから、議論の方向が一気に定まり、内容も面白いものとなった。フレームワーク
 の使いどきを認識し、上手く使えるようになりたいと思った。」

この淡路島国内実習は、EDGE+Rプログラムらしいテーマでかつ募集時から大変好評だったため、

次年度も同企画で開催予定です。

ご協力いただきました株式会社パソナグループの皆様に感謝申し上げます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

以下、写真  

     ニジゲンノモリ/禅坊靖寧

     2023淡路島1 2023淡路島2


     チャレンジファーム/陽・燦燦

     2023淡路島3  2023淡路島4

     発表の様子

     2023淡路島5  2023淡路島6
     2023淡路島7  2023淡路島8
     2023淡路島9  2023淡路島10

     淡路島のポーズで集合写真   
     2023淡路島11

以上
2024.3.26

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