EDGE修了生の声

第3期生
2022上田さん➀

EDGE+Rプログラムでの悔しさをバネにチャレンジを続ける


上田 隼也さん/ 一般社団法人インパクトラボ 代表理事 / 株式会社COMARS 取締役

自己紹介

立命館大学EDGE+Rプログラム3期修了生。

熊本県益城町出身。立命館大生命科学部在学中からSDGsを行動に移す学生プロジェクト「Sustainable Week」を立ち上げ、卒業と同時にインパクトラボを設立。代表理事を務める。EDGE+プログラムを経て起業した経験から、学校法人立命館の新規事業として、立命館社会起業家支援プラットフォーム「RIMIX」の立ち上げを行う。さらに、自治体とも連携し、滋賀県の琵琶湖版SDGsであるMLGs(Mother Lake Goals)の策定には企画段階から携わり、ロゴマークなどを手がけた。20226月に発売された「みんなで調べよう・考えよう!小学生からのSDGs丸わかりBOOK」(主婦と生活社)を監修。

■評価されない悔しさをバネに

何か周りの人とは異なることをしたいと思っていた時に、キャンパス内の掲示板でEDGE+Rプログラム参加者募集のチラシを見たことがきっかけで、プログラムに参加しました。当時は、春学期に村田製作所、GEヘルスケアジャパンとの企業協賛ワークショップを経て、秋学期にチームでの活動、その後インドネシア海外研修と1年かけた密度の濃いプログラムでした。一般的に経営学部で学ぶようなイノベーションについて体系的に知ることよりも先に、実際にビジネスの現場や海外研修を通して社会のダイナミズムやイノベーションを身体で感じながら、学びを得ることができたと思っています。しかし、成果発表会で自分たちが自信を持って考え抜いたアイデアが審査員に全く評価されなかったことが、とても悔しく、どうやったらイノベーティブなアイデア、クリエイティブな事業を生み出せるのか本気で考え、EDGE +Rが提供する他のプログラムにも積極的に関わりながら、活動にのめり込むことになりました。

■本物の起業家との出会い

プログラム終了後も一緒に活動していたメンバーとビジネスコンテストなどを1つの目標にしてビジネスアイデアを考えていました。EDGE+Rの教職員の方に紹介いただいたビジネスコンテストに積極的にチャレンジして、賞をもらったり、もらえなかったりと本当に一喜一憂していました。そのような状況で、卒業前の最後に参加したビジネスコンテストでは、社会人の起業家の中でひとりだけの学生の参加者でした。これまでのビジネスコンテストとは全く異なり、本物の起業家との勝負に全く歯が立たなかったことで、もっと本気で挑戦しないといけないと覚悟が決まりました。卒業と同時に、偶然の出会いで起業をすることができ、今でも毎日もがきながら活動を継続しています。

2022上田さん➁

EDGE+Rプログラムに興味ある皆様へ

大学生活で人とは異なる経験をされたい方は、ぜひEDGE+Rプログラムの受講をお勧めします。私も悶々とした、ありきたりな大学生活をこのまま送っていていいのかと考えた時に、EDGE+Rプログラムに参加したことが起業家となるターニングポイントだと思っています。他にも、EDGE+Rプログラムは、新しいことにチャレンジしたいと野心的に思っている同級生や先輩、後輩、さらには先生と出会う貴重な場所となっています。自らが所属する学部・研究科以外の先生に直接アドバイスをもらうこともできます。ちょっとでもEDGE+Rプログラムに興味を持っている方がいましたら、オンラインでのイベントを覗いたり、受講をした修了生に話しかけたりするとどんなプログラムであるかイメージが掴めると思います。皆さんの積極的なチャレンジを応援しています。

2022上田さん➂
2022.12.7

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