■参加したきっかけ
大学に入学してすぐ、過去にEDGE+Rを受講していた知り合いから紹介され、興味を持ちました。 高校生の頃から「起業」や「新しいことを自分で起こす」ということに関心があったものの、具体的に何を学び、どう行動すればよいのか分かりませんでした。 レギュラーコースはまさにそうした人を対象としており、さらに他学年・他学部の人とつながれる点も魅力的だったため、受講を決めました。 私の興味や悩みにぴったりと合致したのが、EDGE+Rでした。
■プログラムを通して学んだこと
PBL(Project-Based Learning)を主体とし、イノベーション創出に必要なスキルを実践的に学べたことが、特に良い経験になりました。 普段、課題を感じることはあっても、それをどう分解し、再構築すれば新しい価値を生み出せるのかは分かりませんでした。しかし、EDGE+Rを通じて課題解決の手法を学ぶことができました。
プログラム修了時のインタビューでも話しましたが、3つのデザイン思考を学んでいる最中は、1回生の私にはそれがどのように起業やイノベーションにつながるのか分からず、がむしゃらに取り組んでいました。
しかし、後期のチーム活動や、その後の学生生活の中で、学びが身についていたと実感する場面が何度もありました。
個人的には、「まさに今、この思考を使っている」と意識するよりも、「あの時の自分の思考の原点はここにあったのか」と、後から気づくことのほうが多かったです。
■自分の活動とのリンク
プログラム受講当時、私は車いすでの日常生活の不便さを解決するプロジェクトに個人で取り組んでいました。しかし、個人での活動の難しさや、自分が本当に解決したい部分を明確にできていなかったことから、プロジェクトは途中で頓挫してしまいました
その後、大学3年生で「起業・アントレプレナーシップ」をテーマとするゼミに所属。EDGE+Rでの多くの刺激的な出会いを通じて、自分には「起業」ではない別の形でイノベーションを生み出す方法が向いているのではないかと、なんとなく感じるようになりました。
ゼミの仲間とともに、「ユニバーサルな社会の実現」を理念とする学生団体 feel を立ち上げました。
この団体では「バリア体験型カフェ」というプロジェクトを企画し、障害や自分と異なる状態を体験しながら、カフェでの注文を行うというコンセプトのイベントを開催しました。
2年間続けたこのプロジェクトは、以前の個人プロジェクトとは違い、しっかりと形になりました。
EDGE+Rでの学びを実践に活かした成果を評価していただき、3回生時には 文部科学省の全国アントレプレナーシップオフィシャルサイト にも活動が掲載されました。
大学生活後半になって、EDGE+Rで学んだことが確かに身についていたと強く実感しました。
■大学生活の基盤
EDGE+Rを受講して良かったことは、学びの内容だけではありません。同じような思いや悩みを持つ、他学年・他学部の仲間と出会えたことも大きな収穫でした。 8ヶ月間のプログラムが終わっても、大学生活の中でEDGE+Rで出会った人と関わる機会が何度もありました。
例えば、ゼミの同期や先輩、課外活動のメンバー、高校の先輩。 また、私が運営メンバーを務める OIC CONNÉCT というイノベーションイベントでは、同じプログラムの修了生が多く、共通点をきっかけに親しくなることもありました。
たとえ近くにいなくても、EDGE+Rの修了生の中には大学から注目を集める人も多く、その活躍を遠くから見守ることもできます。
EDGE+Rは、一過性の学びではなく、熱意ある学生が集う場であり続けていると感じます。
仲間の頑張りを知ることで、自分もあと一歩踏み出そうと思えることが何度もありました。
「優秀」という言葉では言い表せない、素晴らしい学生と出会える場所です。
■参加しようか迷っている方へ
もしこのページまでたどり着いたなら、迷わず応募したほうがいいです! その応募ボタンをクリックした先には、今はまだ想像もできないような学生生活が待っています。
「大学生活で何かしたい」と思っていても、学内プログラムはサークルやゼミに比べて馴染みが薄いかもしれません。 しかし、EDGE+Rでは、サークルや部活とはまた違った、新しい経験を積むことができます。
興味のままに飛び込み、後悔のない大学生活を送ってください。
2025.2.14