学生研究会活動支援制度
制度の目的
本制度は、複数の研究科の大学院生による自主的な研究会活動を促進することを目的としています。支援内容
研究会活動支援の内容は以下のとおりです。詳細は募集要項を参照してください。(1)経費支援
(2)施設支援
支援の対象となる研究会が、学内で研究会活動を行う場合に、立命館大学課外活動団体への施設貸与条件に準じて教室を貸与します。
支援対象枠
30研究会を上限とし、春学期に25研究会、秋学期に5研究会を募集します。
※春学期募集で採用された研究会が25に満たない場合、秋学期募集では、その分を上乗せして募集します。
募集要項など
・募集要項
2024年度「研究会活動支援制度」採択研究会のメンバー・勉強会参加の希望受付について
2024年度の採択研究会のメンバーへの追加参加や勉強会への参加希望を受け付けています。下記、「研究会の活動概要」などを踏まえ、メンバーへの追加参加や各種勉強会・セミナーへの参加希望がある場合、申込リンクから参加を申し込んでください。申し込み内容は事務局が各研究会代表者にお繋ぎします。※メンバー構成は採択時の情報です。
<申込フォーム>こちら
<申請期限>2025年1月31日
No |
研究会名 |
研究会の活動概要 |
メンバー構成 |
01 |
マインドフルネス |
マインドフルネス研究会では、2021年から活動してきました。マインドフルネスはもちろん、イベントの参加は自由であるため、さまざまな領域の方が集まっています。量的研究に詳しい仲間が多くいるため、統計学関係の講座や勉強会が開催されてきた。今年度では、マインドフルネスに関する質的研究を行う予定で、そのほか、「PBTに関する輪読会」、OICキャンパスの茶室で「瞑想会」を定期的に開催する。 |
経営研:D3×1 |
02 |
移動・空間・時間 |
本研究会は、世界の諸言語を対照しながら、様々な言語学の理論を援用し、言語の空間時間認知の一端を明らかにすることを目的としています。活動は月1回、メンバー自身の研究や論文紹介等の発表を主とし、メンバー同士のディスカッションから得た知見を自身の研究や、日本語教育、外国語教育などの実践に応用することを目指しています。 |
文研:D2×1 非正規生×1 |
03 |
社会運動論 研究会 |
本研究会は、各メンバーが研究対象とする社会運動の事例をインターセクションナリティ(交差性)の視点で考察することで、運動内部における覇権的文化の生産/再生産、社会運動の自己批判/自己革新の可能性と実践などを検討する。 |
社研:D2×1 |
04 |
日本思想史研究会 |
日本思想史研究会は、ひろく地域・時代を問わず歴史・思想史を研究する会である。単に「日本の思想」を研究するのではなく、日本で/日本から歴史・思想史を研究すること、また思想史を越えて、文学・哲学・政治学・社会学など人文・社会科学の全般的な知識の習得を目指す。 |
文研:D1×1 |
05 |
文構造研究会 |
本研究会は、日本語の文構造を研究し、その知見を実際の作文指導などに役立てることを目的としている。基本的な活動は、週1回の読書会である。言語学・日本語教育学の問題に取り組むために、岸本秀樹・于一楽(2021)『ベーシック語彙意味論』など主に言語学の基本書を講読している。基本書の通読とともに議論を通して得られた知見を実際の教育現場での指導法に役立てることを目指している。 |
文研:D2×2 |
06 |
立命館朝鮮近現代史研究会 |
本研究会は、立命館大学における朝鮮近現代史研究の深化および研究発信、研究者同士の交流、共同研究、対外的な研究交流などを目的とする。東アジアにおける日・中・韓の関係は日本帝国の植民地侵略により、もたされた諸問題で、国レベルから民間レベルまで、お互いの非難と排斥が顕著化になり、相互の発展を阻害する一つの難題でもある。従って、植民地朝鮮における日本帝国の支配の歴史とその実態を明らかにすることを目指す。 |
映像研:M2×1 |
07 |
メディア心理学研究会 |
本研究会は、SNS上のエンゲージメントが個人の心理、態度、行動にどのように影響を及ぼすかを探究することを目的としている。エンゲージメント行動が情報の受け取りや共有意図にどのように作用するかを解明し、より健全な情報環境の構築を目指している。また、同じ興味を持つ学生や教員が知識を共有するプラットフォームを提供し、研究協力体制を強化している。 |
経営研:D3×1 |
08 |
現代東アジア映画 |
近年、日本を除いたアジア映画が世界的に注目されるなかで、東アジア映画の鑑賞を通じて、目まぐるしく変遷するアジア諸国の文化・社会背景が、映画の中にどのように織り込まれているのかを理解するとともに映像表象を読む力を涵養する。 |
文研:D2×1 |
09 |
墓誌銘研究会 |
本研究会は、近年中国で陸続と発見されている出土文字史料を用いて、限られた文献史料の不足を補い、新たな歴史学的知見を得ることを目的とする。出土文字史料のなかでも、棺とともに墓室に埋納された、被葬者の生前の行状や人物評価を銘記する石刻「墓誌銘」は、その史料的特性(顕彰碑として美化されていること)を理解した上で利用すれば、文献史料の情報を相対化することができる一級の史料群といえる。 |
国関研:M3×1 |
10 |
歴史社会学研究会 |
本会は歴史社会学の方法論に関する議論及び歴史社会学的研究を行う諸研究を概観することで、歴史社会学の方法論の検討を行います。歴史社会学はその学際性から、方法論に関する議論が多く蓄積されきてきました。史料の扱い方や、先行研究の整理の仕方、構成など研究方法についての理解を深め、研究会内で成果として報告します。 |
社研:M2×1 |
11 |
古文用音声認識 |
本研究会は、日本の古文用音声認識システムの構築と活用について情報を共有しながら研究・開発を行うために設置する。日本には数百万の古典籍・古文書が残存するが、くずし字で記されているため現代の多くの人は文字を識別できず、読むことができない状況にある。そこで当研究会は、翻刻を困難とする解読者が、翻刻成果を読み上げることで、音声認識システムにより簡単にテキストデータ化できるシステムの構築を目指す。 |
文研:D3×1 |
12 |
マイクロアグレッション研究会 |
本研究会の目的は、マイクロアグレッションに関する理解を深め、調査結果を各々の主研究に反映させることである。我々は自身の研究でフィールドワークを実施するが、対象の見方や捉え方の中に、自覚していないバイアスによるマイクロアグレッションが存在している可能性がありそれらに適切な対処と対策を検討する。研究の成果については、学会発表や論文投稿を通して、積極的に公表することを目指している。 |
社研:M2×1 |
13 |
気候変動適応策研究会 (The Society of Climate Change Adaptation) |
気候変動問題による社会への影響は、将来の課題ではなく、現在の問題として見られるようになりました。リスクが顕在化しているとはいえ、なぜ社会は気候変動の影響に備えなければならないと考えられているのでしょう。我々の研究会では、このなぜに対して社会科学分野のチームを組んで挑戦します。研究会では適応策理解のための探究と執筆活動を行います。気候変動適応策に興味がある方は、分野を問わずお声がけください。 |
法学研:M2×1 |
14 |
芸術社会学研究会 |
美術史の領域を超越した多研究科との院生の交流によりイコノロジーの新たな視座を獲得し、各参加者の研究の発展に寄与する。主に図像解釈学(イコノロジー)に関する理論を主に扱う。具体的には、ジョン・バージャー『イメージ―視覚とメディア―』、若桑みどり『薔薇のイコノロジー』等、美術史における名著を輪読する。 |
社研:D2×1 |
15 |
社会倫理学研究会 |
本研究会の目的は、現代社会の抱える諸問題に対して、社会学と倫理学の立場から創発的な視点を提供することにある。本年度の議題はウェルビーイングに関わる問題である。人間の幸福に関する倫理学的知見に、社会学からの社会的背景(歴史や文化)を踏まえた考察を加えることで、現代のウェルビーイングに関わる問題を、時代・文化ごとの変遷を捉えつつ描き出し、社会福祉その他の諸制度の変革を考える上での重要な観点を提示する。 |
社研:D2×1 |
16 |
日本近現代文芸 |
本会は、日本における近現代の文学・文化現象を様々な視点から考察するために研究対象に縛られない文化研究の場の確保を目的とする。アニメ・漫画の研究がまだ蓄積が浅い状況において本会はメンバーの専門に基いて各々独自の視点から考察を行い、新たな研究(手法)を生み出すことを目指す。 |
社研:D2×1 |
17 |
「鉄道の安全保障」 |
本研究会では鉄道の輸送力と脆弱性について安全保障の視点から考察を行う。ウクライナ侵攻や東日本大震災は、戦争下及び災害発生時の鉄道の輸送能力の重要性と脆弱性を明らかにした。本研究会では過去の戦争や自然災害と鉄道の関わりを考察し、「鉄道の安全保障概念」の構築を目指す。 |
政策研:M1×1 |
18 |
マイノリティとマジョリティのディスコミュニケーション研究会(MMD研究会) |
多数派と少数派のコミュニケーションには方法や形態の異なりが存在するだけでなく、マジョリティ側の方法に強制させられ、それにより情報アクセスの制限や自分の思いや意見を述べる機会の減少など、マイノリティが抑圧されてしまうことがある。この研究会では、多数派と少数派のコミュニケーション方法や形態の異なりが、どのようにディスコミュニケーションとして現象化されているのかについて考える。 |
社研:M2×1 |
19 |
社会学リーディング |
本研究会は、社会学を専攻しつつも、社会学の異なる分野、異なる社会問題を研究対象とする院生が集まり、社会学の基礎的で新しい文献を読み、社会学の視点、理論についての学びを深めるとともに、各自の研究やフィールドワーク実践に活かすことを目的とする。研究会活動によって習得した社会学の視点、理論を、博士論文の構成・今後の研究計画の設計や自身のフィールドワークの場で活用できるようになることをめざす。 |
社研:M2×1 |
20 |
実践日本語教育 |
本研究会は、現職の日本語教師が主なメンバーです。日本語教育の現場で感じた問題意識や事例について検討するほか、読書会や論購読会、研究成果の発表を通して、日本語教育学の知見と理解を拡充することを目的としています。 立命館大学における日本語教師同士の繋がりを作りつつ、研究会を通して身につけたものを、自身の研究や実際の日本語教育現場での実践に活かすことが目標です。 |
文研:D2×1 |
21 |
道徳社会研究会 |
本研究会の目的は、人文・社会科学における専門分野を超越した領域横断型の学術的議論により、大学院・学術界における適切な人間関係の構築に向けた新たな視座の獲得を目指すことで、参加者個々人の研究活動の発展に寄与することです。主に、人間関係構築のためのリテラシーの向上に関する理論の取得を課題とし、大学院・学術界における適切な人間関係の構築に向けた新たな視座の獲得を目標とします。 |
社研:D4×1 |
22 |
身体学際共創研究会 |
本研究会は,他研究室・研究科に所属する研究メンバーと論文抄読会や研究に関する意見交換を行い,他分野異領域における若手研究者・大学院生の「つながる」機会を増大させ,研究の質を高めることを主な目的としています.各研究メンバーは,調査・分析に必要な手法の紹介や参考資料・課題等を共有し問題提議を行います.他のメンバーから分析方法やその解釈について意見・見解を得ることで,各々の学術論文の執筆に貢献します. |
スポ研:D1×4 |
23 |
中東・イスラーム地域研究 院生研究会 |
本研究会の目的は、中東・イスラーム地域を対象に研究を行う同世代の若手研究者(院生)が、各々遂⾏する実証研究の更なる⾼度化を図ることである。専⾨分野が近接する若手の「ノード」としての役割を担うべく、本研究会では、個人研究報告と討論、ワークショップ等を行う。メンバーは研究会を通して、自らの「地域研究」像の内実を明確に言語化し、その成果をより広いコンテクストに位置付ける方法を探究することを目指す。 |
国関研:D3×1 |
2023年度の活動の成果報告(最終報告)
2023年度の研究会活動支援制度採択団体の活動報告ポスターです。
Public & Inclusion Research Project
Research Society of Digital Marketing and Regulation Policy
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