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経済支援

研究会活動支援制度

制度の目的

本制度は、複数の研究科の大学院生による自主的な研究会活動を促進することを目的としています。

支援内容

経費支援 経費支援として支給する補助金については、1研究会につき年額100,000円を上限として、研究会の企画および実施等に直接関わる費用(以下「対象経費」という)を支給します。
施設支援 支援の対象となる研究会が、学内で研究会活動を行う場合に、立命館大学課外活動団体への施設貸与条件に準じて教室を貸与します。

支援対象枠

30研究会を上限とし、春学期に25研究会、秋学期に5研究会を募集します。
※ 春学期募集で採用された研究会が25に満たない場合、秋学期募集では、その分を上乗せして募集します。

2025年度申請期間

春学期 2025年4月21日(月) 9:00~ 5月9日(金)17:00 ※日本時間
秋学期 2025年7月28日(月) 9:00~ 8月22日(金)17:00 ※日本時間

募集要項・申請書

  • 募集要項
  • 申請書や提出フォームは以下のサイトでご確認ください。

manaba + R

2025年度「研究会活動支援制度」採択研究会への参加申請について

採択研究会へのゲスト参加やメンバー登録申請が可能です。 以下の活動概要ご確認の上、参加を希望される場合は 以下のリンクよりお申込ください。申込内容は事務局が各研究会代表者にお繋ぎし、研究会代表者もしくは事務局より追ってご連絡させていただきます。
※メンバー構成は採択時の情報です

【個人情報取り扱いについて】
 申込時に記載いただいた内容は連絡先等の個人情報を含めて、事務局から研究会代表者へお知らせします。  事務局および研究会代表者は、収集した個人情報を研究会参加に関わる連絡にのみ使用し、目的外の利用は行いません。

研究会の活動概要

研究会名 概要・メンバー構成
マイクロアグレッション研究会 本研究会の目的は、社会福祉実践におけるマイクロアグレッションの実態を明らかにすることである。我々は、社会福祉領域でも恒常的にマイクロアグレッションが起きているのではないかと見なし、その実態を明らかにする必要があると考えた。本研究の成果は、学会発表や論文投稿を通して公表する予定である。
【メンバー】社研:D3×2/社研:M1×1/先端研:D2×1
マインドフルネス研究会 マインドフルネス研究会は、マインドフルネスに関心を持つ多領域の研究者が集い、関連知識やスキルを共有・向上させ、学際的ネットワークを構築することを目的とする。2025年度は「ACTと仏教の関連性」に焦点を当て、文献レビューを中心に、「自己としての文脈」と「無我」の比較、文化的適応の課題を検討する。心理療法と宗教的知の接点に関する学際的理解の深化を目指す。
【メンバー】人間研:D5×3/人間研:D4×1/経営研:D4×1
メディア心理学研究会 本研究会は、SNSを中心とした現代のメディア環境におけるエンゲージメント行動が、情報の受容や拡散に与える心理的影響を明らかにすることを目的とする。特にコメントなどの反応が、偽・誤情報および訂正情報の拡散に与える影響に注目し、実証的・理論的両面から検討する。
【メンバー】文研:D5×3/文研:D3×1/文研:M1×2/情理研:M1×1
移動・空間・時間研究会(いくじ研) 本研究会では、世界の言語現象(日本語・中国語・韓国語・スペイン語・英語等)を「移動・空間・時間」の観点から考察します。多角的な言語学的アプローチ(認知言語学、統語論、意味論、語用論、コーパス言語学等)から対照しながら理論と実際の使用、移動や時空間に関する表現(形)を体系的付け、解釈することを各自の問題意識の下、目指しています。
【メンバー】文研:D3×1/文研:D2×1/文研:D1×1/言語研:M2×1/他大学:D5×1/社会人:×1
気候変動適応策研究会(The Society of Climate Change Adaptation) 気候変動問題による社会への影響は、将来の問題ではなく、現在の問題として見られるようになりました。リスクが顕在化しているとはいえ、なぜ社会や私たちは気候変動の影響に備えなければならないのでしょうか。我々の研究会では、このなぜに対して社会科学分野のチームを組んで挑戦しています。研究会では、適応策理解のための探究と執筆活動を行います。気候変動適応策に興味がある方は、分野を問わずお声がけください。
【メンバー】国関研:D5×1/社研:D3×1/法研:D2×1/研究生:×1/客員研究員:×1/社会人:×1
現代東アジア映画研究会 本研究会は、1980年代以降の東アジアの鑑賞と議論を通じて、映画芸術のみならず、それらが生み出された社会背景などを検討することで、それぞれの専門研究の基礎となるような東アジアの歴史・社会状況についての理解を深めることを目的としている。本年度は、日本のアニメーション映画を検討することで、それらの東アジアにおける影響を考察するとともに、日本と東アジアの映画産業の異同についても理解を深める。
【メンバー】先端研:D7×1/先端研:D2×1/先端研:D1×2/社研:D3×2
古文用音声認識システム研究会 本研究会は、古文用音声認識システムの構築とその翻刻支援への応用を目的とし、AI翻刻との連携による新たな翻刻支援環境の実現を目指す。テキスト候補同士の照合により誤りや表記揺れを補完し、高精度かつ実用的な古典資料のテキスト化を図る。
【メンバー】文研:D4×1/文研:M1×1/情理研:D3×1
実践日本語教育研究会 本研究会は、現職日本語教師同士が大学院での学びと現場での実践をつなげるための場が構築されていないことを課題として2024年に結成した。現職の日本語教師を中心に、日本語教育の現場で感じた問題意識や事例を持ち寄り、実践と理論の往還の検討・研究を行う。成果は各自が研究会を通して身につけたものを、実際の日本語教育現場に生かすことで得る。
【メンバー】言語研:M2×5/文研:D3×1/言語研:研修生×2
社会学リーディング研究会 本研究会は、社会学を専攻しつつも、社会学の異なる分野、異なる社会問題を研究対象とする院生が集まり、社会学の基礎的で新しい文献を読み、社会学の視点、理論についての学びを深めるとともに、各自の研究やフィールドワーク実践に活かすことを目的とする。研究会活動によって習得した社会学の視点、理論を、博士論文の構成・今後の研究計画の設計や自身のフィールドワークの場で活用できるようになることをめざす。
【メンバー】先端研:D3×1/先端研:D1×2/社研:D1×1
社会倫理学研究会 本研究会の目的は、倫理学と社会学の対話的な協働によって、現代の諸問題に有効な解決策を見つけ出すことである。本年度の研究活動では、人々の価値観の形成や道徳的感受性に強い影響を与えている「エンターテイメント」に含まれる倫理的問題群に集中して取り組む。本研究会の成果は、文化倫理学と呼ぶべき応用倫理の新領域として位置づけられ、今後の社会倫理学的アプローチの可能性を広げることに貢献すると考えている。
【メンバー】文研:D2×3/社研:D3×1
日本近現代文芸研究会 本研究会は、日本における近現代の文学・文化現象をさまざまな視点から、特定の研究領域・研究対象には縛られないフレキシブルな文化研究の場を確保するものである。如何に専門性を活用して文学・文化研究の場を存続させるか、また文学と他のジャンルとのクロスオーバー研究をいかに広げていくかという点に焦点を当て閉鎖的な国文学研究ではなく、文学の枠組みに収まらない非自閉的―公共化する社会的な活動を目指している。
【メンバー】文研:D4×1/文研:D3×1/文研:M2×2/文研:M1×1/言語研:M2×1/言語研:M1×1
日本思想史研究会 日本思想史研究会は、ひろく地域・時代を問わず歴史・思想史を研究する会である。単に「日本の思想」を研究するのではなく、日本で/日本から歴史・思想史を研究すること、また思想史を越えて、文学・哲学・政治学・社会学など人文・社会科学の全般的な知識の習得を目指している。
【メンバー】文研:D3×1/文研:D5×1/文研:D2×1/先端研:M1×1
文構造研究会 本研究会は、日本語の文構造を研究し、その知見を実際の作文指導などに役立てることを目的としている。基本的な活動は、週1回の読書会である。言語学・日本語教育学の問題に取り組むために、益岡隆志編(1993)『日本語の条件表現』など主に日本語学、言語学の基本書を講読している。基本書の通読とともに議論を通して得られた知見を実際の教育現場での指導法に役立てることを目指している。
【メンバー】文研:D3×2/言語研:M2×1/他大学:D3×1
立命館朝鮮近現代史研究会 本研究会は、朝鮮近現代史研究の深化、研究者同士の交流、共同研究の推進と対外的発信を目的とする。植民地支配の歴史認識をめぐる対立が東アジア関係の障壁となる中、植民地朝鮮における軍事動員や親日派、在朝日本人の役割などを実証的に検討し、分断的な歴史像を再構成する。こうした課題に学際的視点から取り組むことで、相互理解の促進と共生的歴史認識の確立に資する研究成果の創出を目指す。
【メンバー】文研:D3×1/文研:D1×1/文研:M2×1/国関研:M2×1
Meta-Glocal研究会 本研究会は、外国にルーツを持つ児童への日本語教育における地域格差や支援体制の課題を出発点に、メタバース空間を活用した新たな教育モデルの社会実装をめざす。児童の主観的認識や自己表現、学びの意味づけに注目し、教育の個人・社会・国際関係への影響を三層構造で分析。多文化共生の困難を捉え直し、持続可能な教育環境と制度設計の在り方を提言する。
【メンバー】政策研:D1×1/政策研:M2×1/経営研:D2×1
エスノグラフィー研究会 本研究会の目的は、人類学・社会学的なエスノグラフィーについて検討することである。長期調査にもとづいて文化や社会を経験的に記述するエスノグラフィーは、さまざまな批判を受けつつも一定の関心を集め、発展してきた。古典から現代までのエスノグラフィーの講読を通して、その表現方法のあり方について検討するとともに、参加者が取り組んでいるフィールドワークや論文執筆に活かしていくことを目指す。
【メンバー】先端研:D1×2/先端研:M2×1/文研:M3×1
カント哲学‐美学研究会 本研究会の目的はカントの哲学‐美学に関する議論の射程の広さを明らかにすることである。本年度はカントの『判断力批判』を読解し、そこでの「美的判断」や「崇高」に関する議論を解釈し、それぞれの研究活動でその意義を明らかにする。
【メンバー】文研:M2×1/文研:M1×2/社研:D3×1
まちらぼ京都 現在日本国内に居住する外国人は約350万人。2035年には500万人以上と予想されています。お互いのコミュニティを尊重理解しながら共生できる術を私たちは学ばなければなりません。本学留学生および他大学,他の語学学校生との交流,異文化体験などからそのヒントを課外授業で学び共生策を研究します。
【メンバー】言語研:M2×2/国関研:D1×1
モビリティーズ研究会 本研究会は、モビリティーズ研究、特にジョン・アーリによる議論に着目し、彼の研究史からモビリティ概念の発展を再検証することを目的としている。観光社会学、人文地理学、文化人類学などを専門としている大学院生を中心に、週に1回、読書会を実施し、各々の研究の深化を図る。
【メンバー】文研:M2×4/文研:M1×3/先端研:D3×1
記憶の哲学研究会 本研究会は、「記憶」という概念を中心に、アンリ・ベルクソン、マルセル・プルースト、モーリス・メルロ=ポンティという20世紀の思想に大きな影響を与えた三者の思考を比較検討し、それぞれの立場における記憶の捉え方や時間論、身体論の接点と差異を明らかにする。既存の個別的解釈にとどまらず、記憶をめぐる思考枠組みの再構成と拡張を試み、現代的な応用可能性にもつながる哲学的地平を切り開く。
【メンバー】文研:M2×3/先端研:D1×1/一橋大学社会学研究科:M2×1/京都大学人間環境学研究科:D1×1/社会人:×1
骨格筋タンパク質代謝研究会 本研究会では、ロイシンが筋タンパク質代謝シグナルにもたらす生理作用を明らかにすることを目的としています。必須アミノ酸であるロイシンは、筋タンパク質合成を活性化することが知られています。我々は、この作用が異なる栄養状態(細胞外アミノ酸の有無)によっても引き起こされるのかをin vitroの実験系を用いて検証します。本研究会の活動を通じて、メンバー間の研究スキルの向上や論文投稿を目指します。
【メンバー】スポ健研:D3×2/スポ健研:M2×1/食マネ研:D3×1
若者の教育とキャリア研究会 本研究会は、若者の非正規雇用増加の背景を、①教育格差、②キャリア教育、③就労支援政策と日本型雇用システムの三領域から分析し、社会諸科学に新たな知見を提供することを目的とする。NFRJ18の二次分析、テクスト分析、因果推論を用いて、教育達成・地位達成の要因、キャリア教育の課題、さらには制度的課題を明らかにすることで、社会学、教育学、政治学の知見の拡張のみならず、現代社会に対する処方箋を提示する。
【メンバー】社研:M1×2/文研:M1×1
女性史研究の現在を問う会(立命館大学女性史研究会) 女性史は民衆史や社会学的理論の影響を受けつつ発展し、生活史・聞き書き・ミニコミ資料の対象化など、歴史学の方法論にも大きな貢献を果たしてきた。その過程は複雑で、多様な実践や在野の取り組みの意義が見えにくくなっている。本研究会では、国内外の動向と過去の蓄積を参照しながら、女性史の現在を問い直し、各会員が自らの研究とその位置づけを再考することを目的とする。年度末には講師を招き、公開研究会を予定している。
【メンバー】社研:D3×1/社研:研究生×1/先端研:D4×1/経済研:M2×1
立命館大学唯物論研究会 本研究会は、社会科学・経済思想・現代思想に対する現代唯物論の視点からの分析を目的とする。再解釈と現代的応用を通じ、グローバル資本主義や環境・格差問題への理論的分析を行う。多領域の視点を交差させ、現代社会に有効な批判的理論の構築を目標とする。
【メンバー】文研:M1×2/文研:M2×1/政策研:M1×1

申請期限

2026年1月31日

申込フォーム

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2024年度の活動の成果報告(最終報告)

問い合わせ先

RARAオフィス

経済支援