進路・就職先
物理科学科の先輩は様々な分野で活躍しています。
−物理科学科卒業生の主な就職先−
- 大学・高校や国公立研究所など研究・教育機関
- 京セラ、村田製作所、ローム、パナソニック、デンソー、キヤノン、ニコン、三菱重工、 東日本旅客鉄道、西日本電信電話、日本電産、日本電気、日本IBM、三菱スペースソフトウェア、 三菱東京UFJ銀行、関西アーバン銀行、野村証券、OKIソフトウェアなど各種メーカー、情報サービス企業
職種別就職状況

2013年度 物理科学科卒業生の職種別就職比率
理工学部では、各種の就職ガイダンスや企業説明会、またOB・OGとの交流会を行っているほか、アドバイスを積極的に行うなど、総合的な視点から就職サポートをしています。
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より高度な知識を求めて
より高度な研究を希望する学生には、大学院への道がひらかれています。約40%の学部卒業生が大学院へ進学します。 大学院で専門性を高めたのちに、研究・設計・開発職に就く学生が多く見られます。 →大学院の紹介はこちらから |
![]() 2013年度 物理科学コース修了生(前期課程)の職種別就職比率 |
−卒業生紹介−
物理科学科は大きな家のような雰囲気で、学生の話をよく聞いて熱心に指導してくださる先生方と、好奇心旺盛で意欲のある友人に恵まれ、とても居心地よく充実した学生生活を過ごすことができました。9年間という長い立命館生活でしたが、ここに進学して本当によかったと思っています。
吉光 奈奈

現所属:スタンフォード大学 博士研究員(PD)
卒業年度:2007年度、修了年度(後期課程):2012年度
研究室名:固体地球物理学研究室
出身高校:大阪教育大学教育学部附属高等学校平野校舎
大学入学から博士課程後期課程を修了するまで、立命館大学の物理科学科(物理科学コース)で過ごしました。卒業研究で所属した地震学の研究室では、データの解析技術や過去におこなわれた研究に関する知識の吸収に努めながら、断層の破壊過程を調べるというテーマに取り組みました。大学院進学後は、卒業研究のテーマを発展させて、建設会社の技術研究所や海外(南アフリカ共和国)といった多様なフィールドにおいて、学内外の方々と共同で岩石破壊実験や地震観測を行いました。この経験を通して、協力し合いながら大きな課題に取り組む面白さと、責任を持って仕事をすることの重要性を感じるようになりました。また、国内の研究会から国際会議まで様々な研究発表に参加する中で、自分の研究を正しく伝える難しさも学びました。
現在は、駆け出しの研究者として地震学の研究を続けています。まだまだ未熟ですが、立命館大学時代に学んだ解析・実験の技術やものの考え方、そして研究を通して知り合った方々に支えられているように思います。物理科学科は大きな家のような雰囲気で、学生の話をよく聞いて熱心に指導してくださる先生方と、好奇心旺盛で意欲のある友人に恵まれ、とても居心地よく充実した学生生活を過ごすことができました。9年間という長い立命館生活でしたが、ここに進学して本当によかったと思っています。