インタビュー

Q&A

Profile

生活支援メカトロニクス研究室に所属し、ダメージの少ない臓器外科治療のための術具の開発に取組む。

理工学研究科 機械システム専攻所属牛田 明里

理工学研究科 機械システム専攻所属 牛田 明里
理系を志望した理由は?

数学が取り立てて得意だったわけじゃなったのですが、古典・漢文が手の施しようがないほど苦手だったからです。
また、機械系を志望したのは、父が機械系のエンジニアをしていた影響を受け、「理系なら機械系でしょ!!」という先入観が強かったからです。なんとなくの先入観で入学したので、「やりたかったことと違う!!」といった大学の勉強に対する理想と現実のギャップはなかったです。そのため、大学で勉強する新しいことに驚きつつも、楽しみながら勉強できていたと思います(自信はありませんが)。そんな私でさえ、今では、理系にして良かった!!機械系を専攻して良かった!!と思うほど、理系の機械系に進学したことが自分に合っていると思っています。授業がどんなに難しくても、そう思えてしまうくらい、大学って楽しいことが多い場所ですよ。

入学前に不安はありませんでしたか?

ありましたよ!ない人の方が少ないと思います。私は、1回生の前期は名古屋の地元から通っていたので、「朝早く起きて電車に乗れるかな??」とか「サークルって入れるのかな??」とかとか「大学で友達出来るかな??」とかとかとか。。たくさん不安はありました。
結局、後期から一人暮らしを始めて、自分で起きる苦労もありましたが、距離が近くなった分、1限の授業も余裕を持って参加していました。サークルには入らなかったですが、アルバイトを始めることによって、他校の大学生や社会人の友達などもでき、大学という垣根を越えて幅広い交友関係を築くことが出来ました!もう一つの不安要素の「大学で友達出来るかな??」には、質問4で答えてます。よかったら読んでみてください。

どんな研究・活動をしていますか?

院生なので、ほぼ毎日研究室に通って、研究をしています。2年間ある大学院の修士課程では、1回生で授業の単位を全て取ってしまって、2回生では研究しかしません。なので、ほとんど大学内でもご飯を食べに外に出る以外は、ほぼ研究室で過ごしています。研究室といえば、白衣とか着るイメージがあるかもしれませんが、白衣は機械系では着ていません。

機械系は、主に、パソコンで解析をしたり、機械を動かして実験をしたり、実際にモノを扱ってるイメージが一番近いと思います。ちなみに、私は、研究で、筋肉を取ってくるための手術器具を作っています。一見、グロテスクな内容ですが、私たちが扱うのは、手術に使う器具なので、血を実際に見ることは、ほとんどありません!血が苦手でも大丈夫ですよ!!

理工学部は男性が多いですが?

多いですね!!私も、約40人のクラスで女の子は私を含め、2人でした~。機械系は、クラスに女子0人とかもあるくらい、女子は少ない学科なので、入学前は、友達が出来ないんじゃないかと不安に思っていました。ですが、私は、幸運にも、もう一人の女の子と意気投合し、すごく楽しい学生生活を送ってます♪なので、男子が多いからといって、困った事はありませんでした。男子が多すぎて、苦労することだらけだなって思うかもしれませんが、たとえ、友達になるのが男子でも女子でも、一生仲良くしていたいなって思えるかけがえのない友達に出会えるはずだと思います。
あと、理系女子は少ないので、少しだけ就職活動で男の子より有利な時もありました!笑
現時点で困っているのは、女の子と接する機会が少なすぎて、女の子と話すとき、昔では考えられなかったほど緊張してしまうことです~笑。

将来の目標は?

目標は、どこで何をやっていようと楽しく過ごせていれればいいです♪
皆さんが社会人になる頃には、女子だからっていうレッテルがない社会になるように、少しでも貢献できれば嬉しいです。女の子であることと技術系(理系)であることが、普通になるように両方頑張っていけたらなと思っています。
あとは、英語がペラペラになることと健康を維持したいです☆

最後に、理系死亡の女性に一言

最後に、これだけ理系のプラス面を書きましたが、文系の女の子よりも苦労する点は多々あると思います。でも、その分、自分の将来の選択肢を広げられるのが理系です。

もしも、本当に理系に自分が向いているなら、迷わず飛び込んでみてください♪
きっと楽しい生活になると思います!