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住友生命保険相互会社上席執行役員兼新規ビジネス企画部長の藤本宏樹氏をお招きし、「生命保険ビジネスからWaaSビジネス」について特別講義をしていただきました。

2023518日(木)、スポーツ健康科学セミナーⅡの授業にて住友生命保険相互会社上席執行役員兼新規ビジネス企画部長の藤本宏樹氏をお招きし、「生命保険ビジネスからWaaSビジネス」について特別講義をしていただきました。


まず、住友生命における経営理念に基づいた活動についてお話しいただきました。住友生命は社会公共の福祉、つまり「Well-being」への貢献を目指している会社であり、「ヒト・ひと・人」を科学し、健康と幸福、世界平和に貢献することを目指す立命館大学スポーツ健康科学部と共通するところがあります。


現在、住友生命は「身体的・精神的・社会的Well-beingを実現するためにWell-being as a service : WaaS ビジネス」に取り組んでいます。多くの事業例を紹介していただきましたが、その中でも特徴的なVitalityという事業は、「運動や健康診断などの取組みをポイント化し評価する」という仕組みを通じてリスクそのものを減らす健康プログラムです。このプログラムに参加した人は死亡率が非参加者に比べ40%低く、入院率も10%低いといった効果がみられています。このようなことから、住友生命のWaaSビジネスについて理解することができました。

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続いて、仕事をする上で大切にしていること、イノベーションにおいて大事なことについてお話しいただきました。まず、「タテ・ヨコ・ナナメ」の視点をもつことが、仕事のみならず人間関係を形成する上でも重要であるということをお話ししていただきました。俯瞰でみること(ナナメの視点)で多くの問題点や疑問を発見することができ、改善や解決に努めることができます。ここで生まれた 「問い」イノベーションを起こす上で大切ということです。


最後に受講生へのアドバイスをいただきました。「リベラルアーツを大切にすること」が重要であるとのことです。日々の小さなことの積み重ねが11人の成長に繋がり、Well-beingの実現に繋がります。


立命館大学スポーツ健康科学部と住友生命との共通点を知ることができ、住友生命を深く知るだけでなく、今後の学生生活をより豊かにする知見をたくさんいただきました。ご講演ありがとうございました。

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