イベント情報
「10周年記念式典」について
2010年に開設したスポーツ健康科学部・研究科は、2020年に10周年を迎えました。
本来ならば、2020年度に10周年記念式典を開催する予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、開催を延期していました。
未だ新型コロナウィルス感染症は終息していませんが、これまでの10年間を振り返り、学部生・大学院生の皆さん、卒業生・修了生の皆さん、関係の皆様方とともに、我々の学部・研究科の未来、そして「スポーツ健康科学」の新しい未来について想いを重ね合う記念の場を設定したいと思います。しかしながら、今次の状況に鑑み、式典は、オンラインでの開催と致します。新たな10年を積み重ねるための歩みの場として、ぜひ皆様方の広いご参加をお待ちしております。
開催日時
2021年7月4日(日)13時~16時予定
- 第1部
- オープニングセレモニー(13:00~13:30 予定)
● 開会挨拶:仲谷善雄(立命館大学 学長)、森島朋三(学校法人立命館 理事長)
● スポーツ健康科学部・研究科10年間の振り返りと将来構想:長積仁(スポーツ健康科学部長・研究科長) - 第2部
- パネルディスカッションⅠ:「スポーツ健康科学への期待」(13:35~14:15 予定)
● 産官学のパネリストによるトークショー
・牛尾則文 氏 (スポーツ庁スポーツ総括官)
・江島宏治 氏 (滋賀県副知事)
・福田卿也 氏 (株式会社博報堂 関西支社 チーフイノベーションプランニングディレクター)
・モデレーター:伊坂忠夫 (立命館大学 副学長) - 第3部
- パネルディスカッションⅡ:「2050年におけるスポーツ健康科学」(14:25~15:05 予定)
● 卒業生や教職員による将来展望
・今井友子 氏 (学部1期生:法政大学職員)
・森嶋琢真 氏 (研究科1期生:中京大学教養教育研究院准教授)
・藤江隼平 (学部1期生:スポーツ健康科学部助教)
・モデレーター: 後藤一成 (立命館大学スポーツ健康科学部副学部長) - 第4部
- クロージングセレモニー(15:10~15:50 予定)
● 10周年記念事業「ロゴ・フラッグ」及び「記念冊子・グッズ」の紹介と表彰
● 学部生・大学院生・教職員による「スポーツ健康科学・未来宣言」
● 閉会挨拶:伊坂忠夫 (立命館大学 副学長)
オンディマンド配信
■パネルディスカッション時の資料はこちらからご参照頂けます
・スポーツ庁様.pdf
・滋賀県様.pdf
・博報堂様.pdf
<滋賀県様からのご紹介パンフ・チラシ>
・国スポ・障スポ大会.pdf
・SHIGAアスリートナビ.pdf
・ワールドマスターズゲームズ2021関西.pdf
Message
ご挨拶
10年の時を刻み、そして未来に向けて…
2020年度は、在学生・卒業生・教職員、また「立命館」の扉を開こうとしている皆さんにとっても特別な時を迎えることになります。それは、1869年に西園寺公望が私塾「立命館」を創始し、その意志を引き継いだ中川小十郎が立命館大学の前身となる「私立京都法政学校」を創設して、今年で120周年となります。同時に、スポーツ健康科学部も2010年度に産声を上げ、創設10周年という記念すべき時を迎えることになりました。
「スポーツ健康科学」は、「人々の健康と幸せ、また世界の平和に貢献しうる学問」であると私たちは考えています。立命館は、「新しい未来を切り拓く」という視点を大切にしており、学部創設から10年の時を刻みましたが、変わらずに大切にしたいと思っていることは、「未来を生み出す人」を育てるということと、「一人ひとりの学生と丁寧に向き合う」ということです。皆さんが、いまここにないもの、いまここにない世界を創り出そうと果敢にチャレンジをしようとする際に、私たちはその土台になることができればと思っています。そのために、私たちは、皆さんの前を立ちはだかる大きな壁になることもあるでしょう。ただ、皆さんが私たちの元から巣立つ時に、「乗り越えられた」と実感できるように、皆さん一人ひとりと丁寧に向き合っていきたいと思っています。
私たちの日常生活を一変させてしまうような事態が生じていますが、このような状況だからこそ、人々の健康と幸福、そして世界の平和に資するスポーツ健康科学の新しい未来を皆さんに切り拓いてほしいと思います。立命館の扉を開き、スポーツ健康科学の新しい未来をイマジン(想像)して、クリエート(創造)する、そしてそれを皆さんの手でリアライズ(実現)して下さい。
2020年11月
スポーツ健康科学研究科 研究科長・
スポーツ健康科学部 学部長 長積 仁
スポーツ健康科学部の新たなVision
CREA
10年の時を刻んだスポーツ健康科学部がこれまでも、そしてこれからも変わらずに大切にしていることは、人々や社会の健康と幸福、そして平和に貢献しうる「人財」を社会へと送り出すことです。その人財像とは、志高く未来を切り拓くことができる人、つまり、我々は、「未来を生み出す人」を育成したいと考えています。このミッションを実現するために、我々は、新たに“CREA”(クレア)というビジョンを掲げました。この“CREA”という言葉は、イタリア語で「創造」を意味します。
Collaboration
[ 異分野を紡ぐ ]
ひと、日々の出来事、経験、可能性などに対して働きかけ、その「可能性の束」によりをかけてキャリア、幸福、新しい創造物を生み出そうとする行為者を育成したいという想いが込められています。
Resiliency
[ 主体的に挑む ]
常に前向きに挑戦し、失敗してもまた立ち上がって挑戦する行為者を育成したい、またしなやかに、逞しく生き抜く力と勢いを身につけてほしいという期待を込めています。
Edge
[ 智を極む ]
深く論理的に考える力を身につけるための深い教養を習得することで、スポーツ健康科学分野で尖った研究・教育を可能にする行為者を育成したいという想いが込められています。
Attraction
[ ひとと組織が輝く ]
「個」が輝いて始めて、「組織」が輝くということが根底にあり、そのため、一人ひとりに違いがあること、またその違いを認め合いながら、その全てが同等であることを理解し、一人ひとりが自らの輪郭をつくり上げ、魅力的になることがスポーツ健康科学部の輝きにつながり、学部がより魅力的な「場」となるという考えに基づいたものです。
MISSION
「未来を生み出す人」の育成
History
スポーツ健康科学部・研究科の10年
2009 - 2012
2009
インテグレーションコア竣工式
2010
1期生入学
開設記念国際シンポジウム
第1回ゼミナール大会
2011
研究科1期生修了
初代AA・オリター誕生
災害復興教育支援事業の推進
サマースクールスタート
2012
スポーツ健康科学研究センター開設
専門演習(ゼミ)スタート
山崎直子立命館大客員教授講演会
ひらめき☆ときめきサイエンス『スポーツ健康科学』スタート
2013 - 2016
2013
学部1期生卒業
日本体育学会開催
伊坂教授 文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム
(COI STREAM)拠点」採択
2014
研究科1期生学位取得
第1回LTE大運動会
2015
順天堂大学と学術交流協定締結
タバタトレーニング特別サイトopen
2016
スポーツ健康コモンズ竣工
JISSとの教育研究協力協定
スポ健研究センター国際シンポジウム
「Integrative Physiology of Sport and Health Science」開催
『スポーツ健康科学日本-デンマーク国際シンポジウム』開催
2017 - 2020
2017
東京大学スポーツ先端科学研究拠点との連携協定締結
(スポ健研究センター)
学部1期生早期修了で学位取得
学部1期生下崎陽平さんが本学部卒業生初のBOC-ATCに
2018
スポーツ健康科学系学部で日本初!3T MR 装置 導入
中村祐輔教授特別講演
2019
学部1期生同窓会開催
10周年記念ワークショップ「今日ここから始まる宇宙世代」開催(JAXA、スポ健センター)
GAT programから鈴木拓也さんが第一期生として、米国でBOCに合格(ATCを取得)
2020
学部・研究科創設10周年
スポーツ健康科学部・研究科出身者(学部1期生を含む)が
スポーツ健康科学部の教員として就任
(塚本敏人助教・藤江隼平助教)
History
Special Contents
アンケートで見るスポーツ健康科学部
現時点で、一番興味のあるコースはどれですか?
学部創設時の2010年度と現在の2020年度で学生たちに起こった変化を比較しました。
詳細を見るAlumni
スポーツ健康科学部卒業生たちの
「いま」と「これから」
いまを輝く卒業生
スポーツ健康学部での学びを経て社会に飛び立っていった卒業生たち。
そんな卒業生の「いま」と「これから」を紹介します。
準医療従事者として
選手をサポートする
鈴木 拓也 さん
2018年スポーツ健康科学部卒業
ケガでスポーツを諦める人をなくしたい
予防が未来の健康を支える
沼 綾美 さん
2018年スポーツ健康科学部卒業
製品コンセプトやストーリー
それを形にする仕事
篠田 茉那 さん
2019年スポーツ健康科学部卒業
※学部パンフレット(2017-2020)掲載時の情報です。
⽴命館⼤学スポーツ健康科学部・研究科
10周年記念
募金のご案内
スポーツ健康科学部および同研究科は 2010 年 4 ⽉に設⽴され、2020 年に 10
周年を迎えます。学部・研究科が進化・深化し続ける「誇るべき存在」となるために、学⽣・保護者・校友・教職員に対して、学部・研究科の未来をともに創り上げる「co-producer」であるという意識を抱いてもらえるよう、「あいコア・ファンディング」を創設します。「あいコア・ファンディング」は、在学⽣(後輩)のための⽀援に留まることなく、学部・研究科と全てのステークホルダーとのつながりや絆を深めるとともに、学⽣・⼤学院⽣の学びと研究環境の充実、グローバルな教育・研究・就業体験機会の提供、施設の充実等に有効に活⽤させていただきます。
「あいコア・ファンディング」へのご⽀援をお考えの⽅は、以下リンクにアクセスの上、「プロジェクト⼀覧」から「スポーツ健康科学部・研究科 あいコア・ファンディング」へお進み頂けますようお願いいたします。