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三井不動産株式会社ソリューションパートナー本部産学連携推進部の丸山裕貴氏をお招きし、「総合デベロッパーの仕事、東京・日本橋にて推進している産業基点の街づくり」について特別講義をしていただきました。

202361日(木)、スポーツ健康科学セミナーの授業にて、三井不動産株式会社ソリューションパートナー本部産学連携推進部の丸山裕貴氏をお招きし、「総合デベロッパーの仕事東京・日本橋にて推進している産業基点の街づくり」について特別講義をしていただきました。


まず、総合デベロッパーの仕事についてお話しいただきました。総合デベロッパーは、「企画(用地取得)」「事業(商品企画・事業推進)」「営業(テナントリーシング)」「運営(施設運営・管理)」を中心に、街を構成するさまざまな不動産を幅広く手がけています。オフィスビルだけでなく、ホテル・リゾート物流施設スタジアムなどの商業施設住宅、これらの複数の用途を組み合わせた複合施設を手がけ、総合的な街づくりを行っています。特にプロスポーツチームをもつ地域では、球団企業と連携し、住民がスポーツと上手く関われるようにマネジメントする必要があります。このような点から「総合デベロッパー」はスポーツと深く関わっています。


 次に「総合デベロッパー」として働く上で大切にしていることをお話しいただきました。丸山氏は、仕事をしていく上で同僚、特に同期を大切にしているとおっしゃっていました。どんなに大変な仕事があったとしても同期が支えてくれる、そして同期が困ったときは支えるといった関係性を大事にし、今でも週末は集まりコミュニケーションを取るようにしているそうです。「自分のために努力すること」はもちろん大切ですが「他人のために努力すること」ができなければ社会で活躍することはできないと感じ、社会人として重要なことを知る良いきっかけになりました。

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 最後にスポーツ健康科学部の受講生に対して大学時代にやっておいた方が良いこと・経験しておいた方が良いことをお話しいただきました。丸山氏は大学時代フットサルサークルに所属しており、その中でチームを統括した経験が社会人としても活きているとおっしゃっていました。また、受講生に対して、「大学時代は、自分がやりたいことを全力でできる最後の期間。部活動やサークル活動、研究、授業、ボランティアなど自分がやりたいことにぜひ邁進してもらいたい。」とメッセージをいただき、大学生活を有意義に送るヒントをいただきました。ご講演ありがとうございました。

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