スポーツ健康科学セミナーの授業に株式会社オリエンタルランドの馬場俊亮氏をお招きし、特別講義を行いました。
2024年5月17日(金)、スポーツ健康科学セミナーの授業にて、株式会社オリエンタルランド フード本部 フード統括部 フード戦略グループの馬場俊亮氏をお招きし、特別講義を行いました。
まず、大学時代のご経験についてお話しいただきました。馬場氏は中学から大学まで、主に学園祭実行委員会の活動に力を入れていました。大学の学園祭では、来場者だけに留まらず、実行委員含めた「学園祭に関わるすべての人の感動を最大化すること」を軸に、集客の向上や組織の改革に取り組まれました。このエピソードを通じて、学生時代の取り組みを最大限の力で「やり切ること」が、大学生活の充実やその後の自信につながると、受講生に伝えていただきました。
次に、就職活動・就職後のお話をしていただきました。馬場氏は「誰かを前向きにし続ける」という人生の目標を軸に就職活動を行い、株式会社オリエンタルランドに就職されました。業務の経験を通じて、大学時代の学びで「将来どのように役立つか想像しづらかった学問」が「ビジネススキルの土台となり、今の自分を支えている」と馬場氏は言及します。このお話を聞いて、意味があると分かることだけに取り組むのではなく「取り組むからこそ意味を持つ」という、事象に対する意味付けの重要性を認識することができました。
最後に、社会人になって活躍するためのお話をしていただきました。馬場氏は、社会人になる上で「will」「can」「must」の捉え方が重要であるとおっしゃっていました。「will」とは、「なりたい人物像」、「can」は「今までの経験からできること」、そして「must」は「willに近づくためにどうすべきか」ということです。学生時代の早い段階から自分自身について深く考えることで、社会人になっても自分の芯を見失うことなく、幸せに生きていくことができると感じました。
今回の講義を通じて、学生だからこそ積極的に多くの経験を掴みに行くことが重要であると再認識しました。数年後には、就職活動が本格的に始まります。今しかできない選択の積み重ねが今後の人生を左右することを忘れず、未来を信じて「前向き」に生きていくことが肝要であると感じました。
馬場氏、ご講演ありがとうございました。