スポーツ健康科学セミナーの授業に三菱UFJアセットマネジメント株式会社 常務執行役員の中川健氏をお招きし、金融の仕事と資産形成について特別講義をしていただきました。
2024年5月31日(金)、スポーツ健康科学セミナーの授業にて、三菱UFJアセットマネジメント株式会社 常務執行役員 マーケティング部門副部門長 兼 個人投資家ビジネスライン長の中川健氏をお招きし、金融の仕事と資産形成について特別講義をしていただきました。
まず、金融の歴史や日米の金融資産の違いについてお話しいただきました。日本では金融資産における現金や預金の割合が高いですが、米国では株式や投資信託の割合が高く、これによって家計の金融資産額の推移が日本と米国で大きく異なることを学びました。
次に、個人の幸福度とお金についてお話しいただき、financial well-beingについて考えました。大学生にとって資産運用はあまりなじみがない場合が多いですが、早くから正しい金融知識を学んだり将来に向けたライフプランを描いたりすることは、個人にとっての幸福度、つまり「well-being」につながることであると感じました。
最後に、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)や会社が求める人材像についてお話しいただきました。MUFGは「世界が進むチカラになる」をpurposeに掲げ、世界に選ばれる信頼のグローバル金融グループを目指しています。中でも三菱UFJアセットマネジメントは、経営ビジョンとして「あなた」と「社会の」豊かな未来に貢献することを掲げています。その中で求める人材像として、ゼロからイチを発想できることや、他者に興味を持ち協働できることの重要性を教えていただきました。これらは、スポーツ健康科学部での学びや部活動等、意識的に学生生活を送ることで身に付けることができるのではないかと感じました。
資産形成についても、学生のうちから考え実践することができると知ることができました。ご講演ありがとうございました。