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【PBL活動報告】「腰痛改善×運動の楽しさ:地域と共に開発したトレーニング」

PBLのプロジェクト活動を学生が報告します。

PBLとはProject/Problem Based Learningの略語であり、スポーツ健康科学部で学んだ知識とスキルを実践の現場で活用する授業です。各自の関心のあるテーマを突き詰め、社会的・学術的に意義のあるプロジェクトを生み出すことを目標としています。)

 

私たちのグループは、「健康促進のための腰部トレーニング開発」をテーマに活動を行いました。このプロジェクトでは、地域の中高齢者の方々と一緒に、私たちが開発したトレーニングを実践しながら、運動の楽しさを体感していただくことを目指しました。そして最終的には、腰痛の改善をサポートすることを目標に掲げ、活動に取り組みました。


活動の第一歩として、協力してくださる方々にアンケートを実施しました。これは、参加者の皆さんの身体の痛みやニーズをしっかり把握し、より効果的で実用的なトレーニングを開発するためです。アンケートで得たデータを基に、論文やインターネットの情報を調査し、トレーニングプログラムの設計に取り組みました。

今回完成したトレーニングは、腸腰筋、腹筋群、臀筋群にアプローチするものです。これらは腰痛改善に大きく関わる筋肉群であり、トレーニングの開発にあたっては「手軽にできること」と「効果が実感できること」を重視しました。


地域のまちづくりセンターを訪問し、実際に中高齢者の方々と一緒にトレーニングを行いました。参加者の皆さまからは「楽しく取り組めた」「少し時間ができたときに気軽に取り組めた」といったお声をいただきました。これらのご意見は、私たちにとって大きな励みとなりました。また、トレーニング前後に実施した椅子の立ち上がりテストでは、半分以上の参加者の数値に改善が見られました。このような結果を受け、さらに良いトレーニングの開発に取り組みたいと考えています。


運動を通じて健康をサポートし、地域の方々への暮らしに少しでも貢献できるような取り組みを今後も取り組んでいきたいなと思います。

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