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【PBL活動報告】育成年代のアスリートを対象としたスポーツ傷害予防トレーニングの開発 ~陸上競技・ハムストリング肉離れ~

PBLのプロジェクト活動を学生が報告します。

PBLとはProject/Problem Based Learningの略語であり、スポーツ健康科学部で学んだ知識とスキルを実践の現場で活用する授業です。各自の関心のあるテーマを突き詰め、社会的・学術的に意義のあるプロジェクトを生み出すことを目標としています。)
 

私たちAクラス一班は育成年代の陸上競技を行うアスリートを対象として、ハムストリングスの肉離れを予防するためのトレーニングプログラムの開発を行ないました。ハムストリングスの肉離れは、スプリント動作において特に発症しやすい怪我であり、適切なリハビリテーションを行わなければ再発の可能性が高いため、怪我の発生を未然に防ぐプログラムが非常に有意義です。

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本プロジェクトでは、初芝橋本高等学校そして、近畿大学附属和歌山高等学校の二校がプロジェクト進行のためのアンケート、現地訪問に協力してくださいました。具体的には、当怪我に対する認識、発症歴の有無、行っている対策方法などを両校に対してアンケート形式で尋ね、その後訪問を行ないました。

実際に初芝橋本高等学校への訪問をした際は、指導者の先生へのインタビュー及び、トレーニング器具の確認によって、トレーニングプログラムの作成に必要な情報を提供していただきました。また、近畿大学附属和歌山高等学校には、zoomを通して訪問を行い、同じく情報を提供していただきました。

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訪問後、我々はアンケートとインタビューの結果を基に、トレーニングプログラムの作成に励みました。動画は班員で案を出し合い、撮影、編集を行いました。学生が動画を見ながらトレーニングができるよう、やり方、ポイント、バリエーションの増やし方について解説しています。1月20日時点では動画作成までが完了し、次はこれを協力いただいた2校に提供させていただく予定です。この動画を通して、選手の怪我予防と予防意識の向上を目指していきます。

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