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【PBL活動報告】e-sportにおけるウォーミングアップの重要性

PBLのプロジェクト活動を学生が報告します。

PBLとはProject/Problem Based Learningの略語であり、スポーツ健康科学部で学んだ知識とスキルを実践の現場で活用する授業です。各自の関心のあるテーマを突き詰め、社会的・学術的に意義のあるプロジェクトを生み出すことを目標としています。)


 e-sportsにおけるウォーミングアップ(ゲーム前の軽運動)の効果について、先行研究が限られています。

そこで、本研究では、e-sports前に実施するウォーミングアップがe-sportsのパフォーマスを高めるとの仮説を検証することを目的として実験を実施しました。


 e-sportsにはテトリスを用い、被験者がゲーム前にウォーミングアップ(写真1参照)を実施する条件と安静条件の2条件を異なる日に実施する形で実験を行いました。ウォーミングアップの内容としては、ラジオ体操や祈りのポーズ、腕の屈筋伸展ストレッチなどパフォーマンス向上が見込まれるものを10分程度実施しました。テトリスのスコア(写真2参照)や心理検査や心情測定を判断基準として設定しました。


 結果として、テトリスのスコアに統計的な有意差は得られませんでしたが、被験者数の増加や実験環境の改善により、今後新たな知見が得られる可能性があると考察しました。

写真1 ウォーミングアップ実施中
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写真2 テトリス実施中

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