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キャリア形成科目「スポーツ健康科学セミナー」:特別講演 「夢ややりたいこと、カタチにすることを見つけよう!


 2025年4月28日のスポーツ健康科学セミナーで、株式会社こどもCandy代表取締役の手塚麻里氏をお招きし、「夢ややりたいこと、カタチにすることを見つけよう!」というタイトルで特別講義をしていただきました。
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 手塚氏は、自己紹介を兼ね、ご自身がこれまで従事した職業について、クイズ形式で話をされました。看護師、ダンサー、SP、保育士、モデル、美容整形の施術師など、11種類の職業に従事した経験を明かされた際には、受講学生は一斉に驚いていました。その後、ご自身の生い立ちについて話をされ、高等学校に大好きだった勉強や友だちとの関係が絶たれそうな窮地に陥った際に、高等学校の理事長から手を差し伸べてもらったらしく、その際に、「将来、自分サイズでいいから、子どもたちにできることをしてあげてください」といわれ、様々な経験とキャリアを積み重ねた後に、「子どもたちの夢を応援する」ことを仕事にするため、「株式会社こどもCandy」という会社を立ち上げたとのことでした。

 株式会社こどもCandyの主力事業は、「こども万博」の企画と開催であり、そのミッションは、「子どもたちが未来の自分にワクワクできる社会の実現」で、「子どもの夢を応援する1日」をテーマにし、「夢スピーチ」「おしごと体験」「起業体験」を軸にした子どもたちが主役の社会課題解決プロジェクトを、地方自治体や企業と共同しながら、実施されています。

 授業中では、学生たちに「将来、やってみたいことを100個書いてみる!」というワークや、「なりたい自分を考える」ために、マンダラチャートを用いながら、目標達成に必要なこと、またやりたいことを阻害する要因などを可視化するといったワークを経ながら、可能性が無限に広がっている受講生に対して、「やりたいことは、全部やってみる!」ということの大切さを伝えられました。

 講義の中では、手塚氏が子どもたちと実現した突拍子もない?ビックリするような実例をたくさん紹介されたのですが、手塚氏の話を聞き、打算や妥協ばかりではなく、無理だとかダメだとか、やっちゃいけない…ということにこそ、子どもたちの「ワクワク」が潜んでおり、夢や未来を形づくるヒントやチャンスがあるということに、改めて気づかされる機会になりました。「子どもたちの夢を応援する」という視点は、未来志向であり、とても心が温かくなりました。
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