OIC H棟・
情報可視化

08SP LAB

−未来の「賢い空間」を体験するラボ−

机の明かりが点き、
ロボットが来客に椅子を持ってくる。
人の行動を理解・サポートしてくれる、
未来の「賢い空間」を体験!

代表研究者:李 周浩

  • これ、先生と私の動きがモニターにリアルタイムで表示されているんですよね?

  • そうです。天井にたくさんあるカメラが、私たちを人間だと認識して、動きをモニターしています。ちょっとそこの椅子に座ってみてください。しばらくすると…

  • あ、机の上にあるスタンドの明かりが点きました!

  • 人間がその椅子に座り、3秒たったら明かりが点くよう設定しているんです。この部屋は、人の行動を理解して、サポートしてくれる「賢い空間」なんですよ。部屋に入ったらすぐエアコンをつける、来客があったらロボットが椅子を持ってきてくれる、あくびを2回したら換気が始まる…こんな感じで自由に機能を設定できるんです。

  • 本当ですね。すごいなあ。

  • 私は今、それをさらに一歩進めて、一人ひとりが好きな機能を設定できるようにする研究を行っています。すべての人が同じ機能を求めるわけではないですからね。

  • どうしてそのようなことができるんですか?

  • 「賢い空間」が、一人ひとりの身体の特徴を学習し、これは誰か、何を求めている人かを認識しているからです。会話をしている、ハグをしている、電話をしているなど、その人が今何をしているかも理解しているんです。研究をさらに進めるには、この空間をたくさんの人に体験してもらい、データを集める必要があります。やってもらえますか?

  • ぜひやってみたいです!

「未来の『賢い空間』を体験するラボ」とは?

家に帰れば、何もしなくても明かりが点いて、BGMが流れ始める。電話がかかってきたら音量が自動的に下がり、ごみが落ちていたら勝手にロボットが掃除してくれる。ひと昔のSF映画で見たような「未来の世界」が、現実に近づきつつあります。

情報理工学部の李周浩先生が研究する「賢い空間」とは、空間自身が、カメラを通して人を人と認識し、その動きから何をしているかを理解して、必要なサポートを行ってくれるもの。このラボは、空間全体が知能化された「賢い空間」になっています。

ロボットとも連動していて「お客さんが来て5分以上話したら、ロボットが椅子を持ってきてくれる」などの機能を設定できます。未来の生活の形の一つに、ロボットが人間に必要なサポートをすることも想定されていますが、「賢い空間」では、ロボットは空間の指示を受けて動き、必要な仕事をする手足のような存在です。ですから、ロボット自身にカメラを搭載したり、プログラムで動かしたりする必要はありません。空間の中のどこに何があり、どこに誰がいて、どこにどのロボットがいるか、「賢い空間」がすべて把握しているからです。

李先生が今、注力しているのは、簡単な操作で自分用にカスタマイズした機能設定ができるようにすることです。「空間が『この人はAさんだ』と認識すれば、Aさんの動きに対応して、Aさんの求めるサポートが提供されるようになるということです。さらには、わざわざ人間が設定しなくても、一人ひとりの『いつもの行動』を空間が学習し、求められているサポートを提供できるようにすることも目指しています。

いばらき×立命館DAYでの様子

先生からひとこと

このラボでは、誰もが「賢い空間」を体験できます。私たちの研究に必要なのは、多くの人にこの空間に来て、体験してもらうことです。事前に設定した機能がどの程度成功するか、どんな時に失敗するか、さまざまな年齢・身長・体重の人、さまざまな服装の人に試してもらいたいと思います。さらに、このような空間をどんな風に使ってみたいか、どんな機能があると便利かといった意見もたくさん聞かせてもらえると嬉しいです。AIやロボットに興味のある人、未来の生活に関心のある人は、ラボにある最新の設備を見て、簡単な説明も聞いていってくださいね。

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