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Ryoji NAKAGAWA's World 中川涼司の世界

コンピュータと中国語のページ

目次―星をクリックするとジャンプしますー

基本参考文献 インターネットで中国語を見る方法  中国語で電子メールを授受する方法  中国語ソフト

インターネットからニフティサーブへの接続方法  もっとプロフェッショナルな方々のページ 

 

基本参考文献

 インターネット上で中国語を扱う方法については漢字文献情報処理研究会編『電脳中国学』好文出版、1998年、2,850円が詳しい。詳しくはこれを参考してもらいたい。 

 二階堂弘他『コンピュータで中国語Win&Mac』大修館書店,1999年,2,000円もある。

 

インターネットで中国語を見る方法

1.Internet Explorer 5.0以降(およびそれ相当のブラウザ)をお使いの場合

Internet Explorer 5.0以降では中国語フォントが標準でついている。もし自動で表示できなかったら、表示→フォントで簡単字中国語(GB2312)か繁体字中国語(Big5)を選択して下され。あーーすごく簡単になった!!!

 

2. Internet Explorer 4.0以前をお使いの方

それ以下のバージョンの人は少し面倒。インターネットで中国語のサイトにアクセスすると文字が化けてしまう。これは、文字コードが中華人民共和国はGBコード、香港・台湾はBig5コードになっていることによる。これを解決するには、いくつかの方法がある。

@ウィンドウズならマイクロソフト等のサイトからフォントを調達する。IE5以降ならそのまま閲覧可。マッキントッシュならChinese Language Kit(\30,000)を購入する。マックの中国語の扱いは小生はあまり知らないので、児玉先生内田先生(『マックで中国語』の著者)のページを見てもらいたい。

AGBコード、Big5コード準拠のワープロ(GBでは日中の星など、Big5は?)を入手、ブラウザとともに立ち上げておく。

Bマルチ言語閲覧のソフト(Asia Surfなど)を入手し、ブラウザとともに立ち上げる。

ダイナクラブ・ジャパンの出しているAsia SurfはWindowsでかつNetscape 2.0以上という制約つきだが、ボタン一つで、Big5(香港・台湾)、GB(人民共和国)、KSC(韓国)、JIS(日本)の切り替えができ、手軽。価格も定価で5800円と手頃。

NJWIN(南極星)というソフトもある。

 どれがよいか。以前はBのマルチ言語閲覧ソフトを推奨していたが、Windowsの多言語環境がようやく少しづつ整いつつあるので、@を推奨する。

 

中国語で電子メールを授受する方法

 1.比較的古いWindows95等をお使いの場合。 

 日本語の電子メールソフトに中国語を載せると十中八九文字化けする。その理由は日本語(JIS,S-JIS,EUC)→ASCIIコード化された日本語→日本語という日本語電子メールの転換を中国語については行えないからである。メールソフトが中国語を日本語と見なして返還し、また復元するので、うまくいかない訳である。この辺の技術的なことについては児玉先生が詳しい。

 ではどうするか?方法はいくつかある。

@もっともプレーンなASCIIコードまで戻す方法

 やりかたについてはやはり児玉先生のページが詳しいので、そちらに譲る。これは、相手がどのような中国語ワープロをもっているかや、MIMEによる添付ができるかどうかについてわからないような場合とる究極の手段。ただし、相手がWincodeなどのコーダーを持っていて、なおかつ、デコードするとちゃんとした文字に戻るということがわかっていないといけない。

A何らかの中国語ワープロで作成した文書をGB(ないしBig5)コードの文書に転換し、かつ、添付ファイルとして送る方法(GB準拠のワープロで作成すれば、GBへの転換の必要はない)。

 以前よくやられていた方法と思われる。受け取ったメールを見るときは、ただ見るだけで加工しないのなら、再度GBから当該ワープロソフト形式の文書に戻す必要はなく、Asia Surfないし日中の星を立ち上げるだけで見ることができる。

B相手と同じ中国語ワープロソフトを共有し、GB文書に転換しないまま添付ファイルとしてやりとりする方法

 

2.比較的新しいWindows95ないしWindows98をお使いの場合。

(1)  受信

Outlook(Outlook Express)の比較的新しいものでは中国語フォントが入っており、自動表示がされるようになってている。自動表示されない場合は表示→エンコード→その他→簡体字中国語(GB2312)ないし簡体字中国語(HZ)ないし繁体字中国語(BIG5)を選択してやれば正しく表示されるはず。少し古いOutlook(Outlook Express)だとフォントがなく、マイクロソフトのダウンロードサイトからフォントをダウンロードする必要があるかもしれない。

Beckey! も1.24以上ではマルチリンガル機能がついており、地球儀をクリックすればフォントが簡単に変更できる。

 

(2)  送信

受信が比較的簡単に解決できたのに対して送信はずっと難しいままだった。これはWindowsが各国版別になっており、

日本語Windows上でさらに中国語を作成、発信することから発生していた。しかし、これも最近解決した。

マイクロソフトの用意しているマルチランゲージサポートおよびGlobal IME(ともに上記『電脳中国学』のCDに所収されている)を使うことで、直接本文に中国語入力をすることができるようになった。ただし、通信ソフト(メーラー)はOutlookを使わないと、グローバルIMEは使えないようになっている(OFFICE2000からはWord2000などでも入力OK)。これは基本的に中国語ソフトを買わないですむので安価に済ませられるが、少し使いにくいのがネック。

Global IMEの代わりにChinese Writer V4以上の(GB)(Big5)の辞書でもOK。この方が使い勝手はよい。ただし注意したいのは、このGlobal IME(GB)とChinese Writer V4(GB)、Global IME(Big5)とChinese Writer V4(Big5)がそれぞれバッティングすること。どちらか一方だけを使用するようにしたい。

Beckey!も発信もChinese Writer V4(GB)、加盟などのIMEなどを用いれば本文に書きこめる。

中国語ソフト

 中国語ワープロは小生はChinese Writer Plus V4ないしV5を使用。通常使っている一太郎ないしワードがメニューバーの辞書の切り替えとフォントの切り替えで使え、日本語・中国語混じりの文章づくりが多い日本人にとってはありがたい。GBコードへの変換機能も付いている。V4からは従来のChinese WriterのIMEに加え、GB2312、Big5のIMEが別立てになった。

 それ以外については、中国論壇(China Forum)のページを見てもらいたい。

 

インターネットからニフティサーブへの接続方法

1.       telnet

telnet(遠隔端末操作)のできるソフトを立ち上げ、telnet_r2.niftyserve.or.jpと入力。あと、SVC、自分のID、パスワードと入れていくのは、通常と同じ。

2.www

上記のニフティのホームページから

 

もっとプロフェッショナルな方々のページ

ことふれ通信(京大人文研、齋藤希史氏監修)

何徳倫さんのHP

三枝裕美氏(名古屋外国語大学、中国語)のHP

児玉憲明氏(新潟大学人文学部、中国思想史)のHP

内田慶市氏(関西大学文学部、中国語学)のHP

internet 世界雑誌 中国国内のインターネットの技術交流フォーラム

 

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担当科目:中川の目指す双方向型授業   

研究内容:中川の4つの研究フィールド

自己紹介:中川涼司の人物像  

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nakagawa@msf.biglobe.ne.jp
1997.1.20作成 1998.3.30微修正 1999.5.4修正、2000.4.14移転修正 2000.5.16若干修正