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応用人間科学研究科の教員紹介

障害・行動分析クラスター

藤 信子教授

Nobuko Fuji

 

臨床心理学、コミュニティ心理学

 
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研究テーマ

・コミュニティにおける集団精神療法の応用とその技法 -具体的には「災害支援者のための集団精神療法」「高齢者デイサービスセンターでのグループ」-

・難病患者の心理的支援

・精神科チームあるいはネットワークにおける心理アセスメントの利用

・記憶障害と言語

コメント

対人援助について考える時、一人一人への支援の技法を考えながら、その人の生活する環境、状況への変革の視点を持つことが、大事なことだと思っています。援助者には、情熱や心意気が必要なことは多いけれど、客観的な視点をどのように持つか、ということはいつも考えている必要があるのではないでしょうか。

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推薦図書

・中村桂子・鶴見俊輔(2008)私の中の38億光年―生命誌の視野から, 
シリーズ鶴見俊輔と考える(3) 編集グループSURE

少し例をあげると、生命誌研究館の1つのグループは「上陸大作戦」を研究しているそうだ。もともとは海の中にいたものが、5億年くらい前に陸にあがってきたのだそうだ。海の中のほうが暮らしやすいのに、生き物の中の何がそういう決心をして上がってきたのかを知りたいという話は、とてもワクワクする。「動詞」で表現することで、具体的に考えられるというあり方に目が開かれる思いも抱く。
対人援助という自分と等身大の人を相手の研究をする場合には、たまには違った分野の研究のモデルに触れることで、研究の楽しさや科学について考えることも必要だと思う。


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