EIZOVOICE

エコプロ2019参加レポート-映像で伝える立命館のSDGs-

2019.12.18

 12月5日(木)~7日(土)にかけて、東京ビッグサイトにて開催された「エコプロ2019-持続可能な社会の実現に向けてー」に立命館が初めてブース出展を行いました。

20191217_01

 立命館は、学生や教職員らが自主的・主体的に展開するチャレンジを、SDGsの枠組みで捉えなおし、学園として支援することを宣言しています。
スローガンは、
「世界に共通する課題に向き合い、世界とつながりチャレンジする学園に。」

 このチャレンジの一環として、「エコプロ2019」への出展が決定しましたが、なんと来場者は約16万人!!550もの企業・団体が出展するビッグプロジェクトです。

20191217_02

 そして!!
 このプロジェクトには、映像学部生10名が参加し、立命館のPR映像制作や小・中学生を対象としたワークショップ、会期中の記録映像を担当しました。
 世界の諸課題について、映像を通じて来場者へ問いかけを行い、共に考えることをコンセプトに3日間に亘って様々なシーンを撮影し、その場で編集、公開する映像学部生の姿はとても逞しいものでした。

20191217_03_1
【仲谷善雄総長も会場にお越しいただきました】

20191217_03_2
【小中学生を対象としたワークショップ】

20191217_04
【ブースのメインスクリーンには映像学部生が制作したPRムービーを放映】

20191217_05

20191217_06_1

20191217_06_2

20191217_06_3
【展示ブースには、映像編集エリアも創ってもらいました!】

20191217_06_4
【松原洋子副総長にもインタビュー】

20191217_07_1



【立命館のSDGsの取り組みを紹介するPRムービーはこちら!!↑↑↑】

 立命館のブースは、4つの企画を柱に運営。
①小・中学生を対象としたワークショップ「大学研究者と未来を探求してみよう」
②研究紹介展示「100を超える展示をのぞいてみよう」
③特別展示「研究にもっと触れてみよう、体験してみよう」
④立命館とエコプロ来場者とで未来を描こう「20年後も残したいもの」「20年後に無くなってほしいもの」

20191217_08

 特別展示では、望月茂徳先生が開発された「車いすDJ」も出展。
望月先生は、介護や看護による精神的な「しんどさ」を少しでも和らげるためにインタラクティブアートにできることはないか、ということから、介護施設等でフィールドワークを重ね、これまでもユニークなデバイスを生み出してきています。
 この「車椅子DJ」はまさに、「格好いい」「おしゃれ」といった従来の介護・福祉の世界にはなかった価値を追求したものです。
 エコプロ2019の会期にあわせて、バージョンアップされた「車椅子DJ」。
 来場者は子どもから大人まで、楽しく体験をしていました。

20191217_09

20191217_10

 今回の取り組みは、映像学部だけではなく、理工学部やスポーツ健康科学部、食マネジメント学部、テクノロジー・マネジメント研究科(MOT)など、学部・研究科の壁をこえ、さらに、附属校生も参加し、立命館学園全体として企画・演出・運営を行いました。

 実は、この出展ブースの設計は、理工学部建築都市デザイン学科の学生が担当。立命館と来場者のコミュニケーションが自然に生まれ、一緒に学び合うことができる新しい空間を作りだしていました。出展ブースの形態そのものも、立命館の研究成果のひとつとして展示していました。

20191217_11_1

20191217_11_2
【2002年度経営学部卒業 メディアプランナー井無田博さん(中央)】

 同じ立命館といっても、普段接することが少ない他学部の学生や教職員、附属校生との交流は、映像学部生にとっても新しい学びの発見があったことでしょう!!

20191217_12

たくさんのご来場、ありがとうございました!!
そして、みなさん、おつかれさまでした!!


【参加者(映像学部生)】
【3回生】小川玲香、秋鹿祐貴、谷口和輝、西村拓也
【2回生】石崎 潤、王一川、鈴木陽斗、田代蒼馬、山崎真子
【1回生】多田圭吾

一覧へ