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第140回中国理解講座「中医学の第一経典『黄帝内経』及び天人関係」

金 光亮 氏(兵庫医科大学中医薬孔子学院副学院長、北京中医薬大学中医学院内経教研室教授)

時間:10:00~11:30 (9:30~受付開始)

場所:立命館孔子学院講義室

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講座概要

中医学は2000年以前から理論体系が完成し、発展しているうえ、日本、韓国をはじめ、世界中に広がり、西洋医学と異なる形で人類の健康に大きく貢献している。『黄帝内経』は現存している一番古い、系統的に中医学の理論を論じる経典である。もし『黄帝内経』がなければ、今の中医学の存在すら危ぶまれる。『黄帝内経』は豊富な古人の医療経験を元にし、生理学、病因病理学、診断学、治療学などの中医学の基本理論を全面的に述べ、中医学の理論体系を構築するだけではなく、中医学を成り立つ宇宙観、自然観、人生観及び人と自然界との関係も詳しく論述している。今回、『黄帝内経』という書物に関する歴史沿革、主な内容などを中心に、この本に書かれた理論、思想、特にその天人関係の思想と現代社会での意義などを討論したい。


講師紹介

金 光亮 氏(兵庫医科大学中医薬孔子学院副学院長、北京中医薬大学中医学院内経教研室教授)

中国河南省出身。漢民族。中医学黄帝内経専攻。中華人民共和国の高等教育教師免許(中医学及び中薬学)と医師免許(中医)を持つ。
1995年、北京中医薬大学を卒業。中医学博士号取得、同校基礎医学院(現中医学院)の内経教室に教師として勤務。1997年に副教授、2003年以来教授職に就いている。
授業の傍ら、研究及び臨床診療も行い、現在に至る。
2014年、「黄帝内経」を研究する自著「黄帝医道~中医学基本理論解読」を出版。


定員

30名(要事前申込)


参加費用

無料


お申し込み方法

ホームページ「文化イベント講座受講申込フォーム」からお申込みください。

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