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2019年10月中国古典文化講座「日本に伝わった中国古典小説―『牡丹灯記』を例に―」

上原 徳子 氏(立命館大学産業社会学部教授)

時間:10:00~11:30 (9:30~受付開始)

場所:立命館孔子学院講義室

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講座概要

『剪灯新話(せんとうしんわ)』とは、元末明初の人瞿佑(くゆう)によって書かれた文言(いわゆる漢文)で書かれた短篇小説集です。この本は、後に朝鮮半島、ベトナム、そして日本といった漢字文化圏に伝わり、現地の文学に影響を与えました。日本では、中でも「牡丹灯記」が有名で、後に三遊亭円朝により落語「怪談牡丹灯籠」として演じられ、後には芝居にもなり、多くの人に親しまれました。実は、「牡丹灯記」は、日本以外の中国周辺の地域でも広く人気を博した話です。それでは、その魅力はいったいどこにあるのでしょうか。今回の講座では、まず元々の中国のお話からみなさんと確認し、日本でどのような形で受け入れられてきたのかをみていきたいと思います。そして、日本で受け入れられた理由について検討してみたいと思います。


講師紹介

上原 徳子 氏(立命館大学産業社会学部教授)

2004年3月 奈良女子大学大学院博士後期課程比較文化学専攻 修了(博士[文学])
2006年4月~2007年3月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
2007年4月~2011年3月 宮崎大学 教育文化学部 講師
2011年4月~2016年3月 宮崎大学 教育文化学部 准教授
2016年4月~2019年3月 宮崎大学 語学教育センター 准教授
2019年4月~           立命館大学 産業社会学部 教授(現職)



定員

30名(要事前申込)


参加費用

無料


お申し込み方法

ホームページ「文化イベント講座受講申込フォーム」からお申込みください。
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)


※画像をクリックすると詳細(PDF)が表示されます。
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