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第164回中国理解講座 シリーズ諸子百家 其の二「『老子』・『荘子』と不老不死の仙人」
大形徹氏(立命館大学衣笠総合研究機構 特別招聘研究教授)
時間:10:00~11:30(9:30~受付開始)
場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム
講座概要
老荘思想は哲学的思想とされ、不老不死を理想とする道教とは異なるとされている。しかし、『老子』や『荘子』の中には後世の仙人の話とつながるような話がいくつかみえる。『老子』の作者、老子(老耼(ろうたん))は、のちに太上老君と呼ばれ、数多の仙人を従える道教の最高神となった。「天地に先立ちて生まれ(『魏書』釈老志)」と、天地創造の神のような存在となる。
『荘子』内篇には、神人・至人・眞人等の語がみえる。「藐姑射の山に神人がいる。肌は冰や雪のようで、五穀を食べず、風を吸って露を飲み、雲気に乗って、飛龍をあやつり、四海の外に遊ぶ」とあり、仙人の話とみてもよい。また外篇には、「千歲世を厭えば、去りて上僊し、彼の白雲に乗り,帝鄉に至らん」と「僊(仙)」の語がみえるのである。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、参加の際、以下の事項についてご理解ご協力をお願いします。
1.ご自宅または職場を出られる前に検温を実施してください。発熱や風邪の症状等体調不良がある場合は、参加をお控えください。
2.施設内(教室内)は必ずマスクを着用してください。また、間隔を空けての着席にご協力ください。
3.教室への入室前に、トイレで石鹸での手洗いをおこない、アルコール消毒をお願いします(消毒液は教室に用意)。
4.施設・教室内での大声での会話、至近距離での会話はお控えください。
5.施設・教室内での食事はお控えください。空き缶、ペットボトルなどのゴミは施設内のごみ箱に捨てずに必ず各自でお持ち帰りください。
6.教室の換気のため、適時休憩を取ることがございます。ご理解をお願いします。
講師紹介
大形 徹 氏(立命館大学衣笠総合研究機構 特別招聘研究教授)1982年 大阪大学大学院文学研究科博士課程哲学哲学史(中国哲学)専攻単位取得退学
1982年 大阪府立大学総合科学部助手
講師・助教授・教授をへて
2020年 大阪府立大学名誉教授
2016年 立命館大学 衣笠総合研究機構 招聘研究教授(客員教授)
2020年 同 上 特別招聘研究教授
定員
40名(要事前申込)参加費用
無料お申し込み方法
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)