これからの講座・イベント

2016年9月中国古典文化講座「三国志 天下三分」

平塚 順良 氏(立命館大学非常勤講師)

時間:10:00~11:30 (9:30~受付開始)

場所:立命館大学国際平和ミュージアム 会議室(2階)

中国古典文化講座は、国内の著名な中国研究の専門家を講師に招き、現代を生きる私たちにも大きな示唆を与える中国の、古代から近世の古典や、その現代生活との関係について分かりやすく解説します。
今回は、三国志特集の第2回目となります。

※本講座は、定員に達したため、募集を締め切りました。


講座概要・講師紹介

■概要

袁紹との戦いに勝利し北方の覇者となった曹操は、今度は南方への進出を企てる。戦いは曹操に有利かと思われたが、ここで曹操はまさかの大敗を喫する。この赤壁の戦いを契機として、曹操の優勢は崩れ、孫権・劉備との天下三分へと形勢は傾きはじめるのである。この戦いの後、劉備は荊州から益州へと進出し、魏・呉・蜀の三国鼎立の時代が到来する。三国の思惑が複雑に絡み合いながら、幾度も戦いが繰り広げられるが、均衡はなかなか崩れない。この間の経緯について、主要な登場人物のエピソードを紹介しつつ、地図を見ながら順に確認することにしたい。 また『三国志』に基づいて話を進めるが、ところどころで『三国志演義』ではどのように物語が脚色されているのかにも触れることにしたい。

■講師紹介

2009年3月 立命館大学文学研究科人文学専攻中国文学・思想専修博士課程後期課程 修了、博士(文学)
2009年9月~2011年7月 北京大学中国語言文学系高級進修生
2012年4月~2015年3月 立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー
2012年4月~ 立命館大学非常勤講師





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