イベントレポート2020

中国理解講座

■ 2021年3月27日(土)第161回中国理解講座「誰でも出来るツボ入門@BKC」

年に一度、BKC(びわこ・くさつキャンパス)学堂で開催しております。早川敏弘氏(神戸東洋医療学院専任講師)をお招きし、2020年10月に衣笠キャンパスで好評をいただきました東洋医学のツボをテーマにした講座をBKC学堂で再度、ご講演いただきました。受講者の方からは、「体調や健康に関する内容で大変興味深く受講できました。先生のお話もわかりやすく面白かったです。」「ツボだけでなく、食べ物のことについても知ることが出来ておもしろかったです。」「実際の実践で感覚を身につけられたのもよかったです。」等、大変ご満足いただけた講義となりました。
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■ 2021年2月20日(土)第160回中国理解講座「中国茶入門~味わって辿る中国茶の歴史~」

午前10時から柯一薫氏(京都中文学院中国茶教室講師)をお招きし、中国茶の歴史についてや、日本茶文化との関係を聞いたり、実際に唐・宋・明の中国茶史の中で代表的な3つの時代の淹れ方で当時の茶文化を味わいました。受講者の方からは、「お茶の歴史や文化、知識を得つつ、実際に飲んで香りを楽しみという方法がとても良かった」「短い時間ながら茶文化の背景までもご説明いただき、中国の歴史の中での茶の位置がより深く理解できました 。」「塩入りの古作法を初めて知り、とても勉強になりました。」「高山茶の香りが深くてのどごしが良かった。」等、受講者の方には、大変ご好評を頂きました。
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■ 2021年1月16日(土)第159回中国理解講座「中国切り絵体験~吉祥物を切ろう」

午後2時から谷田有似氏(中国剪紙作家)をお招きし、中国切り絵についてのお話を聞いたり、実際に切る体験をしました。直線やくりぬきのハサミ遣いの練習をした後、本番は吉祥物である鳳凰を切りました。「難しい…!」という声が上がりながらも、受講者の方からは、「剪紙というもの自体知らなかったのですが、講座をきっかけに中国文化に触れられて良かったです。」「楽しかったです。もっといろいろなモチーフを作ってみたいと思いました。」等、楽しんで取り組めた内容となりました。
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■ 2020年10月10日(土)第157回中国理解講座「誰でも出来るツボ入門」

午前10時から早川敏弘氏(神戸東洋医療学院専任講師)をお招きし、東洋医学のツボをテーマに、解説や実際にツボを押すなどの指導を行っていただきました。受講者の方のお声として、「自分で実際にツボを押し、先生にも確認してもらうというのが面白かったです。」「『さわってさがす』ことの大切さを伺えてとても嬉しいです。」「大変楽しみながら勉強になる講座でした。何時間でも講座を受けたい気持ちです。」等、大変ご満足いただけた内容となりました。
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■ 2020年10月3日(土)第156回中国理解講座「徐式太極拳」

午前10時から徐言偉氏(徐其成中国武術研究会会長)をお招きし、オンライン上で「徐式太極拳」というテーマにて、解説・指導を行っていただきました。徐先生自らが考案された「徐式太極拳」は今回日本で初めての講座となり、太極拳初心者の方をはじめ、お子様にも楽しんでいただきました。受講者の方のお声として、「土曜の午前に体を動かし、気持ちよい週末を過ごすことができそうです。一連の動きを覚えられれば、体にも脳にもよいだろうと思いました。」「体を伸ばすというオリジナルのコンセプトは、さまざまな太極拳を会得されている徐先生ならではだと思いました。」「コロナで本当に体がなまっていたので久しぶりに体を動かすことが出来てとても楽しかったです!」等、充実したお家時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。
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■ 2020年9月12日(土)第155回中国理解講座「中国音楽コンサート」

午後1時から孔子学院講義室において、葉衛陽氏(長城楽団代表中国琵琶奏者)・張連生氏(長城楽団二胡奏者) をお招きし、中国琵琶と二胡の音楽コンサートを開催しました。日中の名曲の演奏や、各楽器の歴史や構造等についてもお話いただきました。受講者の方からは、「こんなに間近でこれらの楽器が演奏されているのを見たことがなかったのでとても貴重な機会でした。」「二胡の音色に癒され、琵琶の音色にエネルギーをもらいました。」「柔らかい音に、強い精神の力が伝わりました。中国伝統音楽の魅力だと思いました。」等、非常に満足度の高い演奏会となりました
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中国古典文化講座

■ 2021年2月27日(土)中国古典文化講座「中国古典文学に立ちのぼる香り・匂い」

午前10時から立命館孔子学院講義室において、狩野雄先生(武庫川女子大学文学部教授)に、中国古典(楚辞~三国時代の詩等)に表現された香り・匂いの文化についてお話をしていただきました。受講者の方からは、「人間性とか身分といったことが、香りと結びつくことが面白くもあり、不思議なことだと思いました。」「中国古典が持つ、香り表現の深みを幾分か知り得た。」「歴史を「香り」の面から見るのが面白かった。」等、充実した講義内容に対し、ご好評をいただきました。
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■ 2020年12月19日(土)中国古典文化講座「纏足を描いた小説」

午前10時から立命館孔子学院講義室において、加部勇一郎先生(立命館大学食マネジメント学部准教授)に、中国の纏足文化と纏足を描いた小説を通して見えることについてお話をしていただきました。受講者の方からは、「足が小さいことが性的な魅力を感じる要素であったということ、また、時代や地域によっては禁令が発令されていたということ、が印象に残った。」「身体に手を加える習慣は世界には多くある、それは世の中の人の求めることからで興味深い」等、知的好奇心を刺激する講座となりました。
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■ 2020年11月7日(土)中国古典文化講座「元代の芝居と関羽と張飛」

午前10時から立命館孔子学院講義室において、後藤裕也先生(関西大学非常勤講師)に、元代の芝居(雑劇)と三国志演義の関係等について講義を行っていただきました。受講者の方からは、「大変わかりやすく、元曲のお話をまとめてくださいました。とても感動致しました。」「演義の小説をまだ読んだことがないですが、演劇になると大きく内容も変化するのが楽しかったです。」「脚本に書かれた中国語が、現在使われている中国語に大変近いことが興味深かった。三国志に限らず、媒体によって描かれ方が違う文学作品が他にもありそうだと思った。」等、大変ご好評を頂きました。
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■ 2020年10月24日(土)中国古典文化講座「怪を志す―六朝志怪における幽鬼」

午前10時から立命館孔子学院講義室において、佐野誠子先生(名古屋大学大学院人文学研究科准教授)に、六朝時代の書の中に書かれた幽鬼について講義を行っていただきました。受講者の方からは、「古典文学は堅苦しい・難しいイメージがあったのですが、今回面白い話で興味をもつことができました」「日本の幽霊や鬼と捉え方が異なることが印象に残った。非常にわかりやすい講義だった」「六朝前後の志怪文学の状況が少し分かりました。鬼の話が中心ですが、他の妖怪や神仙の話にも興味を持つようになりました」等、受講者の興味を刺激する内容となりました。
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特別講演・公演

■ 2021年2月13日(土)2021年春節企画「春節を楽しく祝おう!」

午後2時から立命館孔子学院講義室において、春節にちなんだイベントを開催しました。中国人留学生杜天邑さんによるミニレクチャー「現在、中国の若者の間で流行っていること」、祖人植先生(北京大学対外漢語教育学院副教授)による「山東省の春節」の紹介、中国への長期留学経験者の大島さん・大村さんによる「春節プレゼンテーション」をそれぞれ発表いただきました。最後には中国語ビンゴをし、盛況のうちに終了しました。参加者からは、「コロナ禍で旅行や留学が出来ない中でも、中国文化のリアルな体験談を聞いて、また海外に行ける日がより楽しみになりました。」「中国へホームステイされた体験談が面白かった」等、来てよかったという声を多くいただき、充実したイベントとなりました。
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■ 2020年12月12日(土)2020年度中国通チャレンジバトル

午後2時から衣笠キャンパス創思館カンファレンスルームにて、関西の立命館附属高校生徒、及び立命館大学生にによる2020年度中国通チャレンジバトルを開催しました。スピーチ・朗読・漫才・カラオケ等、様々な形で各々中国語学習の成果を披露しました。後半では読まれた中国語で該当する絵を消していく中国語ビンゴも行い、盛況のうちに終了いたしました。参加者からは、「自分の発表だけでなく、他の人の発表を聞けて新しい発見やこれからの中国語学習への刺激となりました」「中国語を発表するのは初めてで緊張したが、貴重な経験となってよかったです」「さまざまな形の中国語を1度に聞くことができて楽しかった」等、楽しめたという声を多くいただき、充実したイベントとなりました。
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(写真撮影の直前にマスクを外していただいています)

■ 2020年11月21日(土)第158回中国理解講座特別講演 中国語と日本語「中国語【論説体】とは何か、学習の重要性と直面する諸問題」

午後1時から衣笠キャンパス創思館カンファレンスルームにて、三潴正道先生(麗澤大学名誉教授)に、中国語論説体の特徴や翻訳時の落とし穴、日本での教育の現状等についてお話いただきました。受講者の方からは、「論説体とは何か、という問題にとどまらず、日本の中国語教育全体の問題を認識することができた。」「なんとなくもう新聞はわかると思っていましたが、そうではないと気付きました。」「大変興味深い内容でした。今後日本における中国語論説体の研究がまだまだ必要であると感じました。」等、声を頂戴しました。三潴先生の著書を読まれた方だけでなく、論説体という言葉を初めて聞いた方からも、多くの好評を頂きました。
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■9月27日(日)第15回全国ジュニア中国語スピーチコンテスト

9月27日(日)オンライン上にて、第15回全国ジュニア中国語スピーチコンテストを行いました。立命館孔子学院設立年と同時に始まった本コンテストは、今年で15回目を迎え、熱心に中国語を学ばれている小学生から高校生まで多くの応募があり、1次審査を突破した12名がコンテスト当日に臨みました。コンテストは各々が熱い想いをプレゼンテーションし、また、質疑応答では、臨機応変に考えを表現し、オンラインの壁を感じさせないほどのレベルの高い、充実した内容の大会となりました。

第15回全国ジュニア中国語スピーチコンテスト受賞者一覧

受賞名 受賞者名 学校名
最優秀賞 バーニアー 翔
アメリカンスクール・インジャパン
優秀賞 坂口 義海
三重県立伊勢まなび高等学校
平野 由梨
神戸中華同文学校
学院長特別賞 中西 凰華
神戸中華同文学校
大窪 綾香
福井県立足羽高等学校
奨励賞 中村 結月
福井県敦賀気比高等学校
大久保 都羽
長崎県立壱岐高等学校
吉野 夏乃葉
大阪市立水都国際高等学校
森 蒼生
福井県敦賀気比高等学校
倉谷 咲音
福井県立足羽高等学校
西口 明里
長崎県立壱岐高等学校
中山 萌香
福井県敦賀気比高等学校
(※各賞とも出場順)
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