留学生の声

2019年度、孔子学院の奨学金制度を利用して中国の大学に留学されたみなさんから届いたレポートの一部をご紹介します。

2019年9月

● 私のいる成都では大学から一歩出ると普通語ではなく四川語を話します。なので何を話しているか理解できないことが多々あります。しかし普通語と四川語の違いがとても面白くて1度に2言語学べると考えとても嬉しくなりました。私がいる初級では取れないのですが、中級に行くと選択授業で四川語を学ぶことができます。
初めて着いた日は『火锅』を食べました。四川は辛いもので有名なのは知っていましたが、本場に来たことは一度もなかったため初体験でした。食べてみると自分が想像していた以上に辛くて泣きそうでした。また、別の日には『自贡跳水蛙』という火鍋のようなものに蛙が入っている食べ物や『串串』というこれまた火鍋に具材を刺した串を入れて煮る食べ物も食べました。全てとても美味しいのですが、日本の辛さと比にならないぐらい辛いです。学食に出てくる様々な料理に関しても、基本『花椒』が使われているためいつも食べ終わった後は口の中が痺れています。(四川大学)
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● 一か月過ごしてから気づいた事は、留学生の国籍の幅広さだ。全員と直接話したわけではないが、全体的にアフリカ系やドイツからの留学生が多い印象だ。クラスメートの国籍も多様であるため、授業の休憩時間になるとクラス全員で外に出て、基本的には英語で話している時間が多い。最近はクラスメートとの距離感も近づいてきた為、全員で出かけることが多くなった。中でも一番驚いたのが、他の国籍のクラスメートの日本に対しての知識の量が想像以上であったことだ。私が京都出身と話すだけで、京都議定書や、平安京について聞かれた。日本全体の話として天皇制についての話や、その皇室の家族構成について、更には10月からの増税についてといったホットな話題まで、日本人でも多くを語れないような話題について熟知していたので、まず自国について基本的な事や歴史的なことまで知っておくべきだと改めて感じた。それぞれのバックグラウンドが異なる為、中国語の勉強方法のみならず、各国の言語や文化について理解できる良い機会で、そのような面で個人的に過ごしやすく、将来自分が成し遂げたいことに繋がるので、この機会を大切にしようと感じた。(同済大学)
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● 大学が始まってやっと1ヶ月が経ちます。来たばかりの時は学校の手続きでバタバタしてとても大変な思いをしました。また、健康診断は学校側が日にちを設けてくれており、日本でする必要はないです。また日本の1/2の価格で受けられます。
学校が始まる前にはクラス分けテストがあると思っていたのですが、それはなく授業始まって1週間はお試し期間が設けられており、自分のレベルにあったクラスを探すという形でした。授業は朝の8時から11時35分までで午後は自由な時間になっています。 中秋節の日は中国では祝日になっていて、その日月餅を買おうと思っていた時に、寮の部屋に管理人さんが月餅を2つ届けに来てくれました。管理人の優しさに感無量になった中秋節で、素敵な思い出です。(同済大学)

● 私は、今南京大学に留学しています。皆さんは、南京と聞いて少し「うっ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。南京と日本とは歴史的に関わりの多い土地です。私は、南京に入ってからさまざまな現地の方々に「あなたは、日本をどう思うか」ということを聞いて回っています。ある時は、大学内で知り合った人物に。ある時は、飲み屋で知り合った人物に。また、ある時は、バスケットコートで出会った人物に。あくまで、私の印象ですが若い南京の人々は歴史のことはあるにせよ日本に対して好印象を抱いていると感じました。南京の若者は、日本のアニメ、日本食、日本製品、日本のビールにとても興味があるようです。日本の若者が抱く中国に対する印象とは、かなり異なる気がします。まだ、現地入りして1ヶ月なので、まだまだ、断言はできませんが、かなりの好印象を抱いています。(南京大学)

● 「留学は最初の一ヶ月がしんどい」とよく聞くと思いますが本当でした。ホームシックとかでは全くなく、言葉が通じないことの苦しさが7割を占めていました。また同じ留学生でも日本以外から来た人たちとはどうしても考え方が違ってきます。特に英語圏の人たちは授業中に積極的に発言します。日本にはこういう人たちが少なく感じます。このように日本と中国以外の国とで違う点がたくさんあって、日々様々な異文化に触れた一ヶ月だったので知らないうちに正直非常に心が疲れました。しかし様々な文異化に触れ、学べる機会が豊富なので人として一ヶ月前の私よりは成長できた気がします。(北京大学)
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● (寮の)浴室は風呂桶はなく、シャワー(首が動かせない、水圧が弱い)のみ。また浴室と隣接しているトイレはトイレットペーパーはついていない。見た目はそれほど汚れてはいなかった。その他、洗面所と洗濯機が一台。乾燥機は5、7階にある。ただ、洗濯機と乾燥機は別途料金が発生するので要注意。家具等は少し行ったところにIKEAやカルフールがあるのでそこで購入したり、SIMカードが購入できたら(オリエンテーション期に寮の中央広場で一年200元で売っている)京東や淘宝で購入していた。
授業のコースは、面接もありながらも主に自己判断に委ねられる。私はリーディング、スピーキング共に上から2番目の高級2のコースに入った。宿題はそれほど多くないが、毎回単語テストが行われ、本文の説明をそれぞれしなければいけないため予習なしでは少しきつい印象を受けた。クラスメートは西欧人が1名、エジプト系が2名、あとはほぼ華僑、またはハーフの人が多く日本人は私を入れ2人。またその他に選択科目があり、総単位数20が高級では上限。(北京大学)

● 北京にきて約1ヶ月が経ちます。着いてからの2週間は入学手続きや銀行開設などやらなければいけないことが多く毎日忙しかったです。人民大学に着いた初日は寮の入居手続きをしました。手続きにはには時間が決まっているためお昼ご飯を食べた後並びに行きました。入居手続きでは600元のデポジットがいります。寮の鍵をもらう際に証明写真が1枚いります。次の日に入学手続きをしました。2時間ぐらい並びました。この手続きでは奨学金生の確認・授業が始まるまでの行程表がもらえました。ここでも証明写真が2枚いりました。証明写真は大学内でも撮ることができます。身体検査は別の日に行きました。大学からバスに乗り20分ぐらいで着きました。検査自体には時間はかかりませんが検査をするまでの手続に時間がかかりました。全て終わるのに2時間ぐらいかかりました。すべての説明が中国語か英語なので私は大変でした。(中国人民大学)