震災発生直後からボランティア活動を続けてきた立命館大学が、岩手県大船渡市と復興支援に関する協定を結んだのが2012年4月のこと。教育・スポーツ・文化をはじめ幅広い分野の支援が動き出すなか、サービスラーニングセンターを中心に、同年夏からスタートしたプログラムが「大船渡・盛町灯ろう七夕まつり サポートプロジェクト」です。大船渡市では、折からの少子高齢化に被災が重なりお祭りの存続が危ぶまれるなか、「若い人たちにお祭りに参加してもらい、一緒に踊ってお祭りを盛り上げてほしいというのが当初の依頼でした」とサービスラーニングセンター長の坂田謙司教授はプログラム立ち上げの経緯を話します。今回は、その活動の軌跡を坂田先生、4年連続で活動に参加した藤本翔貴さん(国際関係学部4回生)、本郷未紗さん(文学部4回生)に振り返っていただきました

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立命館と岩手県の関わり


大船渡市と立命館大学は、2012年4月24日に「災害復興に向けた連携協力に関する協定」を締結し、大船渡市立第一中学校において、スポーツ運動支援としての体力測定データフィードバック説明会開催や白川静東洋文字文化研究所が開催する大船渡漢字探検隊の開催、盛町七夕まつり・碁石海岸観光まつりへの学生派遣、「サンタがまちにやってくる」等市内イベントにおける学生派遣等、様々な復興支援活動を実施してきました。

2016年3月31日に災害復興連携協定が期間満了を迎えるに伴い、まちづくりや新たな産業創出を担う人材育成など、復興に向けた次なるステージを迎えた現地の状況を受け、2016年4月に「包括連携協定」を結ぶことになりました。