2019年3月 博士課程前期課程修了
博士課程後期課程1回生

SUN Yi(ソン イ)さん

在学生

MESSAGE

企業の社会貢献活動について日本と中国を比較研究
研究を通して、日中友好に力を尽くしたい

企業の社会的責任を考えるため
日本企業の社会貢献活動を研究

私は、立命館大学経営学部から経営学研究科に進学しました。学部時代は取り組みたいテーマがまだ見えていなかったので、会計を中心に学び、簿記2級の資格も取得しましたが、今の指導教授の授業で企業の社会的責任(CSR)の大切さを知り、より深く研究したいと思うようになったのが進学の理由です。
今は中国国営企業の社会的貢献について研究しています。日本や欧米は企業倫理を倫理学の視点から見ていますが、中国では法学の視点から見ています。法律にしばられ、義務として行うという考え方です。私は、その考え方は変えなければならないと思います。自発的な貢献でなければ社会の問題を解決できないと考えるからです。
今は京セラの社会的貢献について研究中です。中国で最も有名な日本人経営者である稲森和夫氏の経営哲学には中国の文化も影響しています。そのような多国籍企業が中国においてどのように社会問題と対峙し、社会的に良いイメージを獲得しているかを探りたいのです。博士課程後期課程では、対象を民営企業にまで広げて研究を続けたいと考えています。

立命館の手厚い制度があるから
留学生も安心して学習・生活できる

立命館大学にはTISA (Tutors for International Students Assembly)という、留学生の学習や生活を支援する団体があります。おかげで友人も作ることができたし、楽しい学生生活を送ることができました。職員の方にも電話やメールで相談に乗ってもらいました。国際教育センターには色々な国籍の先生がいらっしゃるので、さまざまな手続きについても中国語で教えてもらうことができます。学習面でも、生活面でも、立命館なら心配はいりません。様々な補助金制度もあるのも心強いです。
毎年、大学を通して近隣の神社が留学生を招待してくれるので、お茶を点てるなどの日本文化体験プログラムに参加することもできます。茨木市内の家庭にお邪魔して、一緒に食事をしたりしながら日本の一般家庭の様子を学ぶ機会も設けられています。

後期課程修了後は
中国で大学教員になりたい

博士課程後期課程では、文化の違い、政治と国民の関係性の違いなどの実態も調べながら、日本や欧米企業の社会貢献活動事例を研究して、中国企業でどのように活かせるかを考え、中国企業に社会的貢献活動を行う必要性を説明できるようにしたいと思います。
博士課程後期課程修了後は、中国に戻り、大学の教員になりたいと考えています。今、私は、日本で日本人に中国語を教え、ネットを通じて中国人に日本語を教えています。中国人も日本人も、互いに相手のことを誤解しているのではないかと感じます。偉そうに聞こえるかもしれませんが、私の最終的な目標は、日中企業の比較研究を通じて日中友好に力を尽くすことです。