博士課程前期課程2回生

河﨑 有希さん

在学生

MESSAGE

家族が経営する会社で実務に関わりながら
大学院での学びを相互に関連づけています

従業員満足度を高めて顧客満足度を高める
インターナルマーケティングへの興味から進学

立命館大学経営学部のゼミで製品開発コンテストに出場した時、グループリーダーとしてメンバーのモチベーション向上に注力してグループの生産性を上げることができました。この時の経験から、従業員の満足度を高めるマーケティングであるインターナルマーケティングというテーマに興味を持ったことが、大学院に進学するきっかけになりました。
私は家族が経営する企業で経営にも関わっています。将来、事業を継承することになるなら、研究に打ち込むのは今しかないという思いもありました。
大学院では経営学に関する科目、自分のテーマであるマーケティングや組織行動に関する科目だけを学べばいいので、一つのことに集中したいタイプの私に適した環境でした。学生全員の意識が高いので、仕事をしながら学ぶ私もモチベーションを維持することができます。

学んだことを経営に取り入れ
経営上の課題は先生に相談

研究テーマは「顧客満足度に影響を与えるインターナルマーケティングの特定」です。どのようにして従業員満足度を上げれば、最終的な顧客満足度への影響が大きくなるのかについて、先行研究よりも多くの項目を設定し、特定する試みです。私は、経営理念の重要性が最も影響力が大きいのではないかという仮説を立てています。今は先行研究に関する文献をひたすら読んで、知識を深めたり、他の重要な文献を探したりしているところです。今後、アンケートなどから情報を集め、統計的な分析を行っていきたいと考えています。
先生は熱量を持って指導してくださいます。内容によっては他の先生を紹介していただくこともあります。学部時代にはなかった交流があることも大学院で学ぶ魅力です。経営上の課題についても気軽に相談させていただいており、市場調査の方法にアドバイスをいただいたこともありました。逆に、大学で学んだことを経営に取り入れることもあります。実務と学びを相互に関連づけることを意識しながらの毎日は、ハードですが、とても楽しいです。

「なぜ大学院?」に確たる答えがあれば
就職にも大きな強みになる

経営学の分野で大学院に進学する人が少ないのは、就職が不安だからと聞きました。しかし、仕事で採用に関わる立場で言うと、「なぜ大学院?」という質問に確たる答えがあれば、大勢に流されない自分の考えを持つ人物だと見られます。経営学には実務で使える知識がとても多いということも強みだと思います。企業側でも大学院生への期待が高まっていることを知ってほしいと思います。
私は大学院の1年間で、一つのことに対して深く、真剣に向き合う時間の大切さを学ぶことができました。これを読んでくださった方と一緒に勉強できる日が来ることを願っています。