人間が、人間それ自身を
研究するということ。

人というものを、どのように測るのか。
一人の“個”と、どのように向き合うのか。
これまでの枠組みでは捉えきれない社会の問題を、
どのように扱うのか。

科学的な手法の活かし方、研究主題の立て方、
臨床や実践の場でのプロフェッショナルとしての在り方。

人間科学の研究と実践をこころざす者は常に、
人間としての力を問われています。

だからこそ私たちは、
ひとつの専門領域を深めるだけでなく、
隣り合うさまざまな領域を交差させ、
社会へ、人間そのものへ向けてひらかれた
あたらしい人間科学を創造していきます。

立命館大学 人間科学研究科

ここは、心理学が築き上げてきた基盤のうえに、
多様な交差によってお互いの視野を広げ、
視座を高め合い、
いくつもの可能性を
探究していく場所。

人と社会を広く、深く、見つめた先に、
学術の発展のみならず、人と人がよりゆたかに共生できる道を拓き、
社会の一歩へ、
ひとりの一歩へとつなげていくことが、
ここに集う私たちの使命です。