教員紹介

Masayoshi NAGAI

永井 聖剛

永井 聖剛
所属領域
心理学領域(博士前期担当)
職位
教授
専門
認知心理学、生理心理学
主な担当科目
心理学研究法、心理学演習
おすすめの書籍
ソーシャルブレインズ―自己と他者を認知する脳開 一夫、長谷川 寿一 (編著) 東京大学出版会 赤を身につけるとなぜもてるのか? タルマ・ローベル (著) 池村 千秋(訳) 文藝春秋

現在の研究テーマ(または専門分野)について教えてください。

知覚心理学、認知心理学、生理心理学とそれらの応用について取り組んでいます。「ボールの移動先を予測できるのはなぜ?」という疑問が最初の研究テーマとなり、以降、動的シーンの知覚、社会的コミュニケーションと認知、動作および身体と認知、感情と認知等のテーマについて研究を行ってきました。研究を進める上で、心理物理法、Classification image、脳計測、眼球運動計測など様々なテクニックを用いています。この20年ほどで心理学の実験手法はかなり洗練されましたが、今後も益々発展し、以前では扱うことのできなかった高次の人間情報処理過程をより詳細に検討することができるものと期待します。

研究の社会的意義について、教えてください。

認知心理学や生理心理学の研究成果は現実世界の問題を解決したり、使いやすい商品、住みやすい社会を実現するために貢献しています。例えば、私はこれまで2者間の動作インタラクションに着目した自閉性傾向のスクリーニング法(特許取得)、運転の得手不得手を予測する認知課題、学習努力を評価する脳活動モニタリング法などを開発しています。また、知的作業の効率を高める空間設計や脳活動による社会的コミュニケーション評価にも取り組んできました。さらに今後は、身体と認知の相互作用に関連して、スポーツ選手の筋調整能力の向上やリハビリ効果の促進を目指した研究も進めていく予定です。

この研究科でめざしたいこと、院生へメッセージをお願いします。

個人のキャリアの希望やプランに応じて、研究者育成、企業や社会で活躍できる研究者を育成します。研究知識や実験・調査テクニックを身につけるだけでなく、自立して考え、アクティブに行動できる研究者となれるように指導できればと思います。また、当研究科では様々な研究分野をカバーする他教員からも広範な知識と刺激を受けることができ、あなたにしかできない独自性を持った研究が展開できることでしょう。

著書等

  • 心理学研究法1 感覚・知覚 (誠信書房、2011年)

  • 商品開発のための心理学 (勁草書房、2015年)

  • Space and Time in Perception and Action (Cambridge University Press、2010年)

論文

経歴・業績について