法科大学院
FD活動
2014年度 第1回
- 日時 2014年7月8日(火)
- 場所 朱雀キャンパス202教室
- 出席者 18名
テーマ | 再履修クラスの授業を考える |
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報告者 |
実務総合演習再履修クラスの現状と課題 ① 公法 倉田原志教授 ② 民事法 永井ユタカ教授 ③ 刑事法 山口直也教授 再履修制度の今後について(論点整理) 渕野貴生教授(教務担当副研究科長) |
正課の科目によっては、再履修クラスを設けており、現在の教務委員会の議論においても、再履修クラスの設置科目を拡大する検討も行われている。再履修クラスの授業方法や内容について、これまでまとまった議論はなかったので、テーマとして設定した。
今回は、再履修クラスを法科大学院設置当初から設けている実務総合演習の3科目での再履修クラスの現状と課題を担当者から報告いただき、また、演習、総合演習再履修クラスのあり方について包括的な問題提起を教務担当副研究科長からしていただいた。
質疑では、同一科目の再履修であり、基本的な到達目標は同じであるが、再履修者のみのクラスとした場合、授業内容の工夫が必要なのか、必要であるとしてどのような方法が考えられるかが中心となった。特に、同一教材をもう一度使用するのか、別の教材ないしは補助教材のようなものを用いるのかについて議論があった。この点では、科目や、同一科目であってもさらにテーマによる違いもあるのではないかという指摘もあった。カリキュラム体系的な問題では、再履修クラスを異なるセメスターに置く場合の関連科目との整合性の問題等の指摘もあった
再履修クラスの設置は新しい試みであり、その実施の結果をFDフォーラムの場にフィードバックすることを確認して終了した。