13年度東アジア現地体験プログラム(中国)その2

参加: 東洋研究学域 1回生・2回生 23名   日程: 2014年3月10日-19日

訪問都市: 広州・深圳・香港      交流: 広東外語外貿大学・深圳大学・深圳日本商工会

スケジュール:

10日 関西国際空港 ~ 香港 ~ 広州

11日 広東外語外貿大学にて中国語授業&広州市内フィールドワーク(歴史)

12日 広東外大にて中国語授業&広州市内フィールドワーク(文化)

13日 広東外大学の日本語学科との交流授業&在広州日本国総領事館での講演会

14日 広州市内フィールドワーク(個別テーマ)

15日 広州 ~ 深圳 ~ 深圳日本商工会の講演会

16日 深圳大学の日本語学科との交流会

17日 深圳 ~ 香港 ~ 香港市内フィールドワーク(文化)

18日 香港市内フィールドワーク(班別個別テーマ)

19日 香港 ~ 関西国際空港

体験レポ②

深圳→香港での初日 (よしかわさん 13入学 中国文学専攻)

   

私が紹介するのは深センから香港に移動した8日目についてです。

まず深センでお世話になった青年旅舎を10時にチェックアウトしたところからこの1日は始まります。

そこからキャリーケースを引っ張りながら電車で移動しました。もちろん中国から香港に入るのには出国審査と入国審査が必要です。また香港では人民元は使用できないので、香港ドルに換金する必要もありました。諸々の手続きを済ませ、電車を2回ほど乗り換えれば、もう香港に到着です。陸続きであるのに、その境を行き来するのにパスポートが必要になるのは、海に面している日本ではできない体験ですね。

 香港に到着したら駅から歩いて、ホテルにチェックインにしました。駅からは直接歩ける距離のホテルは少し、市街地からは外れますが、いたるところにパンダのモチーフがある星付きホテルです。

 ホテルに荷物を預けると、ホテルの階下に隣接されているイオンなどで各自昼食を摂り、先生の香港在住の教え子の方に案内してもらいながら、スターフェリーに乗船し、短い船旅。海風が良い感じでした。そのあとは日本にはない2階建てのバスに乗ってヴィクトリア・ピークに向かいました。

 ヴィクトリア・ピークでは香港の街を一望することができます。私たちが行ったときは、天気自体はそんなに悪くはなかったのですが、残念ながら曇っていて街全体が見えることはありませんでした(けれど、記念の写真撮影などはたくさんしました)。

この後は、尖沙咀にバスで戻って自由時間になりました。自由に食事できるところを探して、8時から毎日やっている香港の名物、シンフォニー・オブ・ライツ(上中央の写真)が始まるのを待ちます。私たちは直前までショッピングしたりして遊んでいたので場所取りには出遅れてしまいました。けれど、大音量で流れる音楽とそれに合わせて繰り広げられる光のショーはダイナミックで刺激的で…忘れられない光景です。13分しかなかったのに驚く程度には魅了されました。

その後、ホテルに戻り、一日は終わりです。


■香港にて (とよしまくん 13入学 現代東アジア言語・文化専攻)

 中国はいくつかの顔があるように思える。香港は中国本土とはかなり異なる。広東語と英語、中華風の建物とイギリス統治時代の建物など、異文化が混ざり合い、独特の雰囲気を醸している。1日前の深圳とは全くの別世界のように感じた。 

 行き交う人々も本土の人々と異なる。しかし香港の人々は外国人に対して、相手が外国人だろうが、自分の知らない言葉を話していようが関係なく接してくれる。わからない事も外国人(日本人)と分かればすぐに英語(時々日本語)に切り替えて説明してくれる。さらに、高層ビルやブランドショップなど建物が立ち並ぶ新しさと、イギリス統治時代に作られた建物など文化財の古さが共存している。

 まず私たちが訪れたのは尖沙咀1881haritageである。ここはイギリス統治時代の建物をそのまま利用した複合施設だった。

 その後フェリーで香港島へ渡りビクトリアピークの頂上から香港の街を見た。

 さらにシンフォニーオブライツを見た。100万ドルの夜景はとてもきれいで、誰しもが感動した。

 


   

■香港フィールドワーク(かないくん 13入学 東洋史専攻)

3月18日に香港で1日フィールドワークになり、僕は鈴木君と佐藤君と香港ディズニーランドに行ってみることにしました。

まずは17日にホテルで行き方を聞くことにしました。言葉が通じるか不安でしたが、つたない英語で話してなんとか解決。

そして18日朝から夕方までディズニーで過ごしました。

そのあと昂坪市集というところに行き、ロープウェイに乗りに行くも休業中、仕方なくバスで行き、大仏を見る。

夕食は今回のプログラム参加者全員で集まって食べる予定があったため、帰りのバスに乗ろうとするも、多すぎる人なのにバスは次来るのが最終便だといい、間に合わないためタクシーに乗ろうとするも、自分たちでタクシーを呼ばなくてはいけない。電話を借り、挑戦するも、通じずに切られてしまい、途方に暮れていた時に、現地の人と思われる人もタクシーを待っていた。そこで協力して中国語や英語を使って声をかけてタクシーを呼んでもらうことに。すると値段を半分づつ出し合いタクシーに相乗りすることに。

そうして無事に帰ることが出来、夕食の時間には遅れてしまったが、なんとか帰ることが出来ました。人の温かみを感じた現地実習でした。