映画『花はどこへいった』上映会開催しました!!

『花はどこへいった』上映会開催しました!!

2008年7月7日(月)、立命館大学衣笠キャンパス以学館2号ホールにて、ドキュメンタリー映画『花はどこへいった』上映会を開催いたしました。
13時~、16時30分~と、2回の上映で、287人もの来場がありました。
15時~16時からは、坂田雅子監督、哲学者鶴見俊輔氏、安斎育郎国際平和ミュージアム名誉館長による鼎談には140名の参加者があり、坂田監督からはこの映画を撮るにいたったきっかけであったり、夫・グレック氏の、反戦と平和への想いについて伝えていただきました。会場には熱心にメモを取る姿も見受けられました。

鼎談終了後には、坂田雅子監督によるサイン会や、2度目の上映前には舞台挨拶もありました。

鼎談の様子 坂田雅子監督と鶴見俊輔氏

   ▲鼎談の様子                        ▲坂田雅子監督と鶴見俊輔氏

 

 

   

 ・・・・・・・・・・ご覧になった方々の感想・・・・・・・・・・new

・率直に“衝撃”でした。戦争は今もなお続いていると確信をもちました。アメリカは何故この事実を認めようとしないのか、本当に憤りを感じました。お互いが“存在する”ことを認識する、こんなにもシンプルなことをできないのは、何故か、深く考えましたが、答えが分かりません。これからも考え続けます。

・責任とは何だろうと思った。ひどくあいまいで、言葉次第でどうとでもなる。2国内だけでなく、今後どうしていくべきなのか、私達も考える必要があると思う。なかったことにできないことを、どう対処していくのか、以前より興味を持ってこの問題を考えることができそうだ。

・今年の春休み、ベトナムスタディツアーに参加し、ベトナム戦争のことをもっと知りたいと思ったので今日の上映会に来ました。障害があっても、懸命に生きている人の強さや、家族の愛に胸をうたれました。米国は罪を真っ向から認め、被害者に対する支援をすべきだと思います。加害者にも被害者にも傷を残す戦争は、決してあってはならないものだと思います。

・見れば見るほど、知れば知るほど、アメリカのやったことや今の態度に怒りがこみあげてくるのに、「誰のせいとも言えない。戦争だったのだから。」という人、米帰還兵を「ようこそ」と迎えたベトナムの人、そのベトナムの人々の反応に感動しました。

・明るく笑う子どもたちを見て、何とも言えない強い感情が湧きました。映画が終わっても自分の中にざわざわとした何かがあります。それは悲痛とかそういうものだけではなく、自分が今後どう生きるかにも関わる使命のようなものもあると思います。

・大学受験での暗記項目としか考えていなかったベトナム戦争でしたが、今回で過去のことではないということがよくわかりました。製作者の方は、個人的な気持ち出始めたのを後悔しているとおっしゃっていましたが、抽象的に戦争反対の映画をみるよりも、戦争の悲惨さ、悲しみが伝わってきました。

・「ベトナム戦争」や「枯れ葉剤」など、言葉や知識だけでしか知らなかったのだと思いました。戦争は形上終わっていても、そのつめあとが今も続いていて、どれほど恐ろしいものなのかも教えていただきました。きっと日本中の多くの人がこの実体を知らないはずなのでもっと多くの人にも見てもらいたいと思いました。

・訴える力のあるドキュメンタリーだった。(とても美しい映像だった)<愛>がいたるところにこもっていた。1960-75 小、中、高、大の学生だった。ベ平連などの運動もした。世界にはアフガン、イラク、パレスチナなどに更に続き。ベトナムのことが日本でも忘れ去さられてきを感がある。(ドクちゃん・べトちゃんの時は、一時取り上げられたが)しかしやはり続いていた。その傷は深い。ベトナムの人たちの温かさが唯一の救いだが――。さて、今後、どう対していくか。自分の課題の1つでもある。日本(日本人)もあの戦争で支援し、国家、企業は利益を得(てい)たのだから――。

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