対談「戦場からの絵葉書によせて」を開催いたしました!

対談「戦場からの絵葉書によせて」

現在ミニ企画展示室で開催中の「戦没画学生『戦場からの絵葉書』展」の関連イベントとして、2010年6月13日(日)14:00から国際平和ミュージアム2階の会議室にて、無言館館主・窪島誠一郎氏をお迎えし、当館館長・高杉巴彦との対談「戦場からの絵葉書によせて」を開催いたしました。対談の中で窪島氏は「塗り絵で例えると、国際平和ミュージアムは戦争を塗りこめた部分、無言館はそれ以外の部分を塗り込んでいる、塗られていない空白の部分の歴史がまだまだある」と立位置を解説し、戦没画学生たちについて、「彼らは絵が好きでたまらない、(戦地などの)究極の場所に立たされても喜々として絵筆を取っていた、描くことを求めていた。悲壮な部分だけではなく、彼らの強さを感じ取って欲しい」と語りました。聴講者37名は熱心に耳を傾けていました。

対談の様子

▲ 対談の様子

無言館館主・窪島誠一郎氏

▲ 無言館館主・窪島誠一郎氏


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