11月23日(月・祝)、韓国ノグンリ平和記念館と立命館大学国際平和ミュージアムとの学術交流協定締結調印式と記念講演会を開催しました!!

11月23日(月・祝)、韓国ノグンリ平和記念館と立命館大学国際平和ミュージアムとの学術交流協定締結調印式と記念講演会を開催しました!!

 11月23 日(月)14時30分より、韓国ノグンリ平和記念館と立命館大学国際平和ミュージアムとの学術交流協定の調印式が執り行われました。韓国ノグンリ平和記念館からは、チョン・クド館長、キム・ヘヨン氏が来館。チョン・クド館長、モンテ・カセム館長からは、今次の協定が両館の今後の平和教育、平和研究に関する学術交流の一層の発展を期するものである旨のご挨拶がありました。今後は歴史の記録・記憶の継承や人権を含む平和創造の面での様々な交流が期待されています。

 引続き16時より「人権と平和のために-ノグンリ虐殺の真相を究明する活動-」と題してチョン・クド館長の講演会が開催されました。講演の中で、チョン館長は、館長自身がノグンリ事件の犠牲者遺族であり、父君チョン・ウニョ氏の50年以上に渡る粘り強い活動の末(その後チョン氏も活動)、韓米両政府が歴史に閉ざされていた事件の調査委員会を設置し、当時のクリントン大統領の遺憾表明を引き出したことは大きな成果とも言えること、しかし一方で戦時下における一般市民への虐殺という悲劇的事件はその後も後を絶たず、「人権」の問題として過去から学び教訓化する重要性も強調されていました。これは被害者自身による歴史的記録・記録(アーカイブ)活動であったこと、戦時下において起こった市民虐殺という歴史的事件の象徴であるということを強調され、最後に対米という意味では日本国内における沖縄と同様の状況があるということをコメントされました。参加した学生からは熱心な意見と謝辞が述べられました。

  協定書にサイン   協定書 握手  
 

▲協定書にサイン

 

▲協定書 握手

 
         
  記念品贈呈 握手   協定書 握手  
 

▲記念品贈呈 握手

 

▲記念講演

 

 


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