12月5日(土)、2015年度後期NGOワークショップを開催しました!!

12月5日(土)、2015年度後期NGOワークショップを開催しました!!

 12月5日(土)、NGOワークショップ「難民問題の解決に向けて~JVCの活動を基に考えよう~」を開催し、17名の参加がありました。
 例年、国際平和ミュージアムでは、学生ミュージアムスタッフが主体的に企画・実施するNGOワークショップを開催しています。企画メンバーとなった学生たちは、2階常設展示室の第2展示室「平和をもとめて」で紹介している12団体の活動の中から、興味・関心のある団体について意見交換を重ね、依頼する団体を決定します。
 今年度後期は、JVC(日本国際ボランティアセンター)より、並木麻衣(なみき まい)氏を講師に迎え、「難民について知る」「NGOによる支援とジレンマを知る」をテーマに、ワークショップを以下の様な手順でおこないました。

1. 導入
「難民について知る」 どういう人を難民と定義するのか、どの地域で発生しているのか、歴史的背景を踏まえつつ、地図やデータを基に解説。
「支援とジレンマ」 難民に支援をする前に、難民が発生しないようにするには?本当に支援を必要としている人に届いているのか?難民に紛れている武装勢力側の人も支援することになっていないか?難民支援を嫌がる政府、市民団体に対しては強く出られない?

2. グループディスカッション
難民について、支援活動について、自分の思うところ、疑問を3~4人のグループに分かれてディスカッション。

3. 発表とまとめ 
各グループの代表が発表しながら、講師が質問に答え、講評。
各グループとも活発にディスカッションし、笑いを交えながらのワークショップになりました。参加した学生から、「今、話題になっている難民のことを学べて良かった」「実際に支援にあたっている方の話を聞くことができて、より新しい視点が得られた」といった感想が寄せられました。企画した学生スタッフは準備から当日の運営に当たる中で多くのことを学んだようです。この経験を、ミュージアム来館者への展示解説活動で、是非いかして欲しいと思います。

 

講演の様子   グループワークの様子
▲講演の様子   ▲グループワークの様子

 


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