「生き方探究・チャレンジ体験」で中学生がミュージアムの仕事を体験しました!

「生き方探究・チャレンジ体験」で中学生がミュージアムの仕事を体験しました!

 2016年5月31(火)~6月3日(金)の4日間、京都市教育委員会の「生き方探究・チャレンジ体験」推進事業で市内の中学生3名を受入れました。期間中は、特別展の準備や夏休み親子企画の絵本の選定とPOP制作、2階展示室の史跡のナビゲーションなどを担当してもらい、ミュージアムの仕事を体験しました。

 職員や学生スタッフと一緒に、小学生が興味を持ってくれるようなPOPの原稿やレイアウトを考たり、史跡説明のプレゼン方法をクイズ形式にしたりするなど、業務を通じて、多くの職員やスタッフが企画をより良くするために、協働していることを経験出来たのではないかと思います。

 また、生徒達も「説明するために、まず自分が深く知らなければいけないと思った」「看板の設置やPOPを作ったりするなど、色々な仕事があると知った」との感想があり、ミュージアムの仕事の主旨である、人に伝える大切さを体感してくれたようです。最終日に平和について、以下のメッセージを寄せてくれたので紹介します。

Fくん:

 平和とは、戦争がない。だけではなく、皆が笑って過ごせるようにというのがある。そして、世界中の人達が幸せに生きれるのが平和だと思う。そして、核兵器や地雷の代わりに皆の笑顔が欲しいと思う。

 

Iさん:

 京都でも知られていないけど、戦争と関わっているところが沢山あるように、世界の中では、戦争に関わっていても、みんなに知られていないことも沢山あるんだろうなと思いました。
 このミュージアムでは、色々なことを展示しているけど、多くの人が来なかったら、それを知ることも出来ないと思いました。だから、出来るだけ多くの人がここに訪れて、みんなが平和への意を高めることが出来たらいいなと思いました。

 

Mさん:
 京都はぜんぜん戦争がない所だと思っていたけれど、京都も戦争と大きく関わっているということが知れたし、平和についてこんなに沢山考えたことはなかったので、今の日本だけではなく、昔の日本も大切にしていくべきではないかなと思いました。


 尚、3名が選出してくれた絵本とPOPをメディア資料室で展示していますので、ぜひご覧ください。7月24日(日)の親子企画イベントで絵本の読みきかせも行います。


夏休み親子企画の絵本の選定とPOPを製作しました。 2階展示室のの史跡を紹介しました。 3人からの平和へのメッセージです。

▲夏休み親子企画の絵本選定とPOPを製作しました。

▲2階展示室の史跡紹介をマスターして発表しました。

▲3人からの平和へのメッセージです。

 


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