侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館の朱成山名誉館長来館

侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館の朱成山名誉館長来館

歓談するカセム館長と朱名誉館長

 12月9日(金)中国の侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館の朱成山名誉館長が来館されました。常設展や特別展「絵葉書にみる日本と中国:1894-1945」を見学された後、国際平和ミュージアムのカセム館長、田中副館長、国際関係学部の君島学部長(日本平和学会会長)と懇談されました。

 同紀念館は、2003年12月国際平和ミュージアムと協力協定を締結しており、2004年に立命館で開催したアジアの平和博物館会議に朱成山館長(当時)が参加。その後安斎名誉館長が中国を訪れ、朱成山館長が主催する南京の国際会議でシンポジストを務めるなど、当館とも深い関わりがあります。

 現在中国では200もの戦争博物館があり、博物館発信による平和学の概念も広まりつつあることを背景に、学術研究交流(シンポジウム等)や博物館資料貸借など、両館の今後の連携・協力や中国国内の博物館と当館が交流をはかっていく可能性について懇談がされました。12月1日、国際平和ミュージアムに平和教育研究センターが設置されましたので、そこを拠点に国内外の博物館や研究機関と連携したグローバルな学術交流の促進について検討がされることになります。

 

  左から君島国際関係学部学部長、田中副館長、朱名誉館長、カセム館長、旅日華僑日中交流促進会の林氏  

 

▲左から君島国際関係学部学部長、田中副館長、朱名誉館長、カセム館長、旅日華僑日中交流促進会の林氏

 

 


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