1月11日(木) NGOワークショップ「チョコレート×フェアトレード~カカオ生産の裏側にある児童労働を考えよう~」を開催しました!!

1月11日(木) NGOワークショップ「チョコレート×フェアトレード~カカオ生産の裏側にある児童労働を考えよう~」を開催しました!!

NGOワークショップ「チョコレート×フェアトレード」の様子


  1月11日(木)、本学教育推進機構の秋吉恵准教授を講師に迎え、学生スタッフ企画によるNGOワークショップ「チョコレート×フェアトレード~カカオ生産の裏側にある児童労働を考えよう~」を開催しました。学部生・大学院生18名の参加がありました。

 ワークショップに先立ち実施した事前学習会では、本学フェアトレード学生団体「beleaf」の協力を得て、「フェアトレードとは何か」を学び、当日はチョコレートの原材料であるカカオ生産の実態について、児童労働問題に焦点を当てたレクチャーを受けました。統計によると世界の子ども(5~17歳)の10.4%が児童労働に従事しており※、中には人身売買的に働かされているケースもあるといいます。これらを変えていくためには、私たちが食べる物、着る物、使う物一つ一つについて「考える消費者になる」ことでしか解決できないのではないかという立場から、①生産者、②加工製造・販売プロセス、③価格構造(①、②の所得配分)について知り、考えることが必要であるとの認識が講師から示されました。レクチャー後のグループディスカッションでは、商品を選ぶ「これまでの基準」「これからの基準」「どんな情報をパッケージに載せるか」をテーマに話し合い、各グループの意見を共有しました。
 最後に企画メンバーからのメッセージとして、ワークショップに参加する前と後で、自分の考え方や行動の仕方がどう変化するのかを感じてもらいたかったこと、また、このワークショップをきっかけにフェアトレードの取り組みや児童労働について考えてもらいたいと締めくくり終了しました。
※2012年国際労働機関ILO報告

 

▲グループディスカッションの様子

 

▲秋吉恵准教授(下段中央)と参加者


 

 

 


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