立命館大学戦後50年平和企画特別展:戦争と教育 感想文

戦争と教育感想文

.高等教育機関での学問思想の弾圧をリアルに知れて頭にすっきり整理できたことに感謝しています。ありがとう。(.一般 .男 70代)

.明治学院大学のように、「立命自らの歴史・反省を公にする姿勢」が全くといっていいほど足りないと思う。 戦前の帝国主義を批判する声さえも、次第に変わっていく状況・環境こそ今、我々が胸中に収めるべきことである。当時、学生・教師だった人々の、昔を振り返った声を聞きたかった。 上記2つのことはおそらく考慮されたと思うが、なぜそれができなかったのか弁明を聞きたい。(本学学生 男 20代)

.教育ってとっても大切なことだなあと思う。一つ間違うと、とんでもない方向に行ったりするので、二度と戦争が起こらないようにしっかりと見守っていきたいと思った。(一般 女 40代)

.昔の日本は今のアメリカのように大学で軍事教育を行い、朝鮮のように国民学校という名を使っていたことを改めて見て、日本は歴史的に見て十分な国際国家であったと思い多少安心しました。(.本学学生 男 20代)

.アジアにに滞在中に日本軍に肉親や友人を殺された方々にお会いする機会が与えられ、戦争の愚かさと自国の歴史をも知らない我々の悲しさを思った。日本人も違った意味で、戦争洗脳教育の被害者なのであろう。(.他大学生 .男 20代)

.私は今(国民精神総動員と翼賛政治)という本を読んでいます。自分が生きてきた時代をこの教育という一面からだけでも読んでいる本と今回の資料から改めて、現在の政治が危険な方向に向かっているかを知りました。(一般 .男. 60代)

.今、日本はオウムのことで持ちきりだが、それに似たものを感じた。教育はマインドコントロールになる。(本学学生 女 10代)

.「つづり方」や日記などに当時の雰囲気を見ることができて大変良かったと思います。戦争について時代を経てから客観的叙述をするのではなくて、戦争とともに生きた人々がいかに戦争をとらえていたかということについての展示であったのが良かったと思います。(.他大学生 男 20代)

.平和を創造していく上で教育が非常に重要な役割を果たすことと考えていたが、具体的な展示品を見ていくうちに今のオウムではないが、教育がマインドコントロールとなって国家全体を支配していく恐怖を感じた。現に自分が今書いているこの感想が文章体においてかたくなってしまっているのにも驚く。何事も事実(主観のない)をはっきりさせることが大切だと思います。(本学学生 男 20代)

.戦時下では、学問の自由であるとか、一人一人の考えを尊重するどころか、否応なしに戦争に連れて行かれたり、働かされたりと、全く自由がないと思う。戦争後、民主主義、平和が進んだのはすごいことだけど、明確な反省がないというところは今でもつながってきてる部分だと思う。教育は、その時々の社会の状況を反映してるし、国側としても一番利用しやすいのかなと思った。やっぱり事実を知ることは大事だと思った。今度の24日からの特別展も楽しみだ。(.本学学生 女 20代)

.昔の教科書はまちがいだらけだと思った。意志をしっかりともった方がいいと思った。(.中学生 .男 10代)

.子どもの作文とかを見て、今とは、全然ちがうと思った。生まれた時からそういう考えの中で育った子にとっては、急に考え方が変わったときにうれしいと思ったのだろうかと思う。でも今の方がずっといいと思った。(中学生 女 10代)

.序文の教育の役割に関して読んだ後、この展示を見たわけですが、この時代の「教育」が本来「人間」をつくるものであるはずにも関わらず、戦争賛美・国家報恩そして死につながる「個」の許されることのない教育であったことに怒りと悲しみを感じます。今日の展示から教育の人間に与える影響をもっと考えてみようと思いました。

(本学学生 男 20代)

.戦争中の教育についてかなり具体的だったと思います。戦争中は子どもたちは言われるままに行動していましたが、戦争が終わってから教科書を墨で塗りつぶしたのは、「物事を批判的に見る力」などにつながっていったのではないかいうのに共感しました。戦争ってこわいですね。こんな教育を受けた人たちが日本を動かしていると思うとゾッとします…。(.他大学生 女 20代)

.拝見していくうち、これらすべて“洗脳”の一言につきると思いました。マルクス主義を唱えていた学生がたった3年の間に軍国主義へと変わったことに、すごい恐ろしさを感じました。自分の子どもたちへの教育、日々の接し方を考えさせられた一日でした。(一般 女 30代)

.今、世の中でオウム真理教のことが話題となり、洗脳の怖さや、マインドコントロールの恐ろしさがいわれているが、戦前の日本は国中が麻原ならぬ天皇によって戦争されていたようだ。教育の大切さを本当に感じた。(教育関係者 女 40代)

「戦後は民主主義の時代」であり「憲法を比較してもその差は明白」だそうである。たしかにそうだ。いわゆる戦後は変わった。それは否定しない。しかし、教育に限らず社会のあらゆる局面における戦前と戦後の非連続性と連続性をきちんと分けて考えることが必要である。日高六郎氏をはじめ多くの方々が指摘されるように、戦前と戦後は8.15を境にがらりと変わったわけではない。果たして戦前は“特別”であり、現在とは連続性をもたないものだろうか。展示を見ながら改めて考えさせられた。

(他大学生 .男 20代)

.ただ今66歳 自分の歩んだ道をたどる思いです。当時の女学校を中退して働きました。終戦後新しい憲法を大事に生きてきたつもりですが。なかなかしんどいときもありますが、まだこの会場へ参加できる健康をもっています。小さな力ですが、平和のため頑張ります。有り難うございました。(一般 女 60代)

.今この平和な時代に暮らしている僕らにとって戦時中の人々の精神状態を考えるのは非常に難しいですが、この展覧会で戦時中の完全な軍事教育を目の当たりにし、天皇崇拝の考え方に傾く様を見、(特に日記)教育というものの恐ろしさを実感しました。今日の教育方針が戦時中の教育を受け継いでいる部分があり、これの改革に努めることも大事だと思いました。(本学学生 男 10代)

.現在教師を目指して教職課程を履修しています。教育とは恐ろしいもので一歩誤れば思想統制につながります。戦前・戦中の教育は正にそのような形で教育というものが手段として行われてきました。特に今回の初等教育の徹底した軍国教育には、何も考えずにそれを受け入れる子どもたちが哀れでなりませんでした。今の日本の教育--政治ですが--やや右傾化しており、暗記詰め込み教育が中心となっており戦前の教育と相通ずるものがあると思うと日本の将来を憂えざるを得ません。

(本学学生 女 10代)

.教育において「価値」がいかに関わるか、それについて非常に興味深いものでした。戦時下における文部省が出してきた軍国的政策への教育理念のすり替え、強引にみえる皇国史観などは考えさせられる資料でした。「教育」(あるいは「学問」)とその精神について以下にあらねばならないか考えさせられましたが、今日においても大変難問であるようにも思われます。(本学学生 男 20代)

.初めは、日本人もまちがっていないと思っていたのが、後になるにつれて、まちがっていたと気づいたのだと思った。俺らもその心を続けていきたい。

(中学生 男 10代)

.丁度自分の気持ちがここによく表された思いです。私の頭の中に、走馬燈のように明確に浮かんで参ります。自分が学校教育者から定年退職した時、このことが児童に、一人一人に正しく教えられたかが心残りで心痛です。後輩にこれからのことを託していきたいと思い、また自分も力のある限り…(一般 男 70代)

.子どもたちに、戦争は正しいと思いこませた国や先生たちも悪いと思う。

(小学生 男 10代)

平和を創造していく上で教育が非常に重要な役割を果たすことと考えていたが、具体的な展示品を見ていくうちに今のオウムではないが、教育がマインドコントロールとなって国家全体を支配していく恐怖を感じた。現に自分が今書いているこの感想が文章体においてかたくなってしまっているのにも驚く。何事も事実(主観のない)をはっきりさせることが大切だと思います。(本学学生 男 20代)

6.教育において「価値」がいかに関わるか、それについて非常に興味深いものでした。戦時下における文部省が出してきた軍国的政策への教育理念のすり替え、強引にみえる皇国史観などは考えさせられる資料でした。「教育」(あるいは「学問」)とその精神について以下にあらねばならないか考えさせられましたが、今日においても大変難問であるようにも思われます。(本学学生 男 20代)

ちょうど自分の気持ちがここによく表された思いです。私の頭の中に、走馬燈のように明確に浮かんで参ります。自分が学校教育者から定年退職した時、このことが児童に、一人一人に正しく教えられたかが心残りで心痛です。後輩にこれからのことを託していきたいと思い、また自分も力のある限り…(一般 男 70代)

子どもたちに、戦争は正しいと思いこませた国や先生たちも悪いと思う。

(小学生 男 10代)

「戦後は民主主義の時代」であり「憲法を比較してもその差は明白」だそうである。たしかにそうだ。いわゆる戦後は変わった。それは否定しない。しかし、教育に限らず社会のあらゆる局面における戦前と戦後の非連続性と連続性をきちんと分けて考えることが必要である。日高六郎氏をはじめ多くの方々が指摘されるように、戦前と戦後は8.15を境にがらりと変わったわけではない。果たして戦前は“特別”であり、現在とは連続性をもたないものだろうか。展示を見ながら改めて考えさせられた。  (他大学生 男 20代)


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