放射能発見100年・核実験 感想文

はじめに

1996年は、フランスのアントアーヌ・アンリ・ベクレルが放射能を発見してから、ちょうど100年目にあたる年でした。
1996年は、また、国連総会で「包括的核実験禁止条約」が決議された年でもあります。 そこで、立命館大学国際平和ミュージアムでは、放射能発見以来の興味深いエピソードを紹介しながら、核兵器開発にともなう全地球規模の放射能被害を振り返りつつ、核兵器と人類の未来について考えてみたいという趣旨のもと、「放射能発見100年・核実験」展を開催いたしました。

会期は11月15日から12月8日、2834名の参観者から、感想文362通、感想ノート94件が寄せられました。また、本展は、びわこくさつキャンパスでもほぼ同時期の11月19日から12月12日まで開催し、滋賀県民を多数含む 733名の参観者の好評を博し、215通もの感想文をいただきました。ここにご紹介するのはその一部ですが、そこには本学学生をはじめとする多くの方々の感動と平和への願いがあります。私たちは、その「感動と平和への願い」を、教職員のみなさまと共有することによって、今後の教育への一助となればと願い、ここにお届けするものです。

1997年1月 立命館大学国際平和ミュージアム

衣笠キャンパス(於 国際平和ミュージアム)

小学生の感想

▼ 人をころしたり、戦争にかつために、げんばくをおとすなんて、考えられないことだと思いました。かくじっけんをやって、亡くなってしまった人がいるなんて、初めて知りました。戦争をしてかてばうれしいけれど、まければ、とてもかなしいです。大切に思っている人たちが亡くなったりするからです。(女・他府県)

▼とてもくわしいのでよくわかりました。(女・市内)

▼核実験の恐ろしさがよく分かりました。(女・市内)

▼戦争のことを、くわしく知れてとてもよかった(女・他府県)

▼昔のことがいろいろ分かった。(男・他府県)

▼その時のじょうきょうがよくわかって、平和をいのりたいです。(男・他府県)

▼戦争の時の写真などを見て戦争時代のことがだいぶ分かった。(女・他府県)

▼戦争の時の知恵などがよくわかった。戦争がどれだけこわいものかよくわかった。
(女・他府県)

▼ 戦争はとてもひさんだということがよくわかった。写真もいっぱいあってよくじょうきょうがわかった。(男・他府県)

▼戦争での悲しさがある。がいこつの写真がすごい。(男・他府県)

▼放射能が発見されたことやかく実験・戦争のことがよく分かった。(女・他府県)

▼かくじっけんは、とてもこわい。なぜそんなことをしなければならないのか?
(女・他府県)

▼核実験は、すごくざんこくなことだ、と思った。(女・他府県)

▼昔のいろいろな写真や戦争時代の物なのがあってきもちわるかった。
(女・他府県)

▼実験を見て人間てあほなことをするな~と思った。(男・他府県)

▼いろいろあって戦争のこわさが分かった。(男・他府県)

▼かわいそう(男・他府県)

▼はじめてしったので、とてもよかったです。(男・市内)

▼ せんそうは、いまにもよみがえりそうな写真があってとってもおそろしかったです。よ
 みがえったら、人がなんにんもしんだりするからです。(女・他府県)

▼手がふくれあがっている男の人の写真をみてかわいそうだなと思った。
(女・市内)

▼おもしろかった。とってもいいべんきょうになりました。(女・他府県)

▼手がふくれあがった人やひがいにあった子どもがかわいそうだと思った。
(女・市内)


【中学生の感想】

▼おどろいた。(女・他府県)

▼STOPすべきだ戦争ごと。(女・他府県)

▼ いろいろなしゃしんがあった。ばくだんは、この世にあるべきものではないと思いました。(女・他府県)

▼放射能を発見したことはいいことかもしれないけど悪用するのはいけないと思う
(女・他府県)

▼放射能のおそろしさが、イヤというほど分かった。(女・他府県)

▼すごかった。(男・他府県)

▼戦争は、こわいし、ひどい。(女・他府県)

▼ びっくりしました。〈ミュージアムに対し〉これからも、がんばって下さい。平和を守るために。(女・他府県)

▼原子ばくだんのことをくわしくしれてよかった。(女・他府県)

▼とてもかなしいことだった。(女・他府県)

▼いろいろな写真などがありよく勉強になりました。(女・他府県)

▼やめろ!! 核実験(男・他府県)

▼戦争のこわさ&平和への大切さが実感できた。(女・他府県)

▼とても分かりやすく勉強になる。これからもがんばってほしい。(男・他府県)

▼とても資料が多くて感激していたところです。(女・他府県)

▼ほうしゃのうのおそろしさがわかりました。(女・他府県)

▼ とてもよかった。このままでいいと思います。もっと、しげきのあるのをてんじしてくれたらうれしいです。(女・他府県)

▼あんなにひどい兵器をなぜ今も残しているのか(男・他府県)

▼平和についてよく分かりました。静かすぎるのがイヤでした。(女・他府県)

▼ 核というすごいこわいものを知りました。原爆の恐ろしさ、私と同じ年の人もこの原爆で死んでいったと思うと、ほんとうにおそろしいです。(女・他府県)

▼核実験は、大変だと思った。戦争は、こわいゼ。(女・他府県)

▼ 核実験のせいで人が死んでかわいそうだった。それに放射能のせいでからだがふじゆうになっているから戦争はあってはいけないとぼくは思う。(男・市内)

▼ 放射能のこわさなどとても勉強になった。このことをこれからもいかしていきたい。(男・市内)

▼ 核実験が世界の人々に大きな被害を与えているのになぜ、各国々がこういうものをつくるのかわからない。一日でも早く、地球上から核実験がなくなるようにねがっています。(男・市内)

▼原爆の被害はすごいなあと思った。(女・市内)

▼核実験で障害ができたりするこわさを知った。(男・市内)

▼ 初期のレントゲン機は苦労してつくったんだなぁと思います。放射能で被害をうけた人もいるんだなぁ。(男・市内)

▼フランスはよくない。(女・市内)

▼ 水爆で亡くなった人やとても体にほうしゃのうをあびた人の手はふくらんでたり、とても戦争のこわさや実験のおそろしさをしりました。(男・市内)

▼展示がくわしくて良かった。これからもがんばって下さい。(女・市内)

▼核実験はたいへんだ。(男・市内)

▼放射能のせいで、たくさん人が苦しんでいるのを知ってショックだった。
(女・市内)

▼こんなことはしてはいけないと思った。(男・市内)

▼原爆はすごいんだなーって思った。(女・市内)

▼げんばくはこわい!(女・市内)

▼ フランスでの核実験は絶対やめたほうがいいと思う。して、いいことなんか1つもないと思う。(女・市内)

▼放射能や核のすごさがよくわかった。(男・市内)

▼とてもきもち悪いものもあるけど、よくこんな資料が集められたなぁと思った。
(男・府下)



【高校生の感想】

▼ すごくこわくなった。こんなおそろしいことを二度とおこしてほしくない。でも、今も続く核実験を私たちはやめなければいけないと思った。(女・市内)

▼こんなにたくさん核実験されてるのにおどろいた。(女・市内)

▼ 原爆の資料を見ていつも一番思うことは何で実験なんてするんだろうということです。ぜったいにやめてほしいです。(女・市内)

▼ びっくりしたの一言だった。みんな知っていたわけじゃなかったので、とてもショックだった。今までに核実験が1000回以上も行われているとは考えられない。絶対に安全なわけでもないのにこんなことをするのは残酷すぎる。(女・市内)

▼放射線実験でも多くの人が被害を受けたことに驚いた。写真もすごかった。
(男・市内)

▼ 人間の愚かしさを再認識した。だが、私はヒトが始めたことならば、それをくいとめることができるのもヒトだ思う。今後もこういう機会があったら見にきたい。(女・市内)

▼核の歴史と激しさがよく分かった。(男・市内)

▼ 核実験は必要ない。核実験によって傷ついた人はいっぱいいる。今持っている核を使わないように、もう作らないように、核兵器をなくしてほしい。そのために何ができるんだろう?なくなってほしいのに何もできない自分がくやしい。(女・市内)

▼ あらためて恐ろしいものだと思いました。研究はすばらしいことだけど、それを使うために実験したり、実際に使ったなんてとてもたえられませんでした。
(女・市内)

▼ 「核」については、既に学んだはずだが、すごく勉強になった。忘れないようにしたい。(男・市内)

▼ 放射能実験による死亡者の多さに驚かされたのと同時に、核の恐ろしさを改めて思い知らされた。(男・市内)

▼測定器などあっておもしろかった。ピッピーの音がうるさかった。(男・市内)

▼核のこわさが分かった。小規模ながらよくまとまっていた。(男・府下)

▼ 昔の人々の放射能に対しての思いと、現在の核に関する状況を知ることができてよかったです。(男・他府県)

▼戦争が怖いことをしみじみかんじました。もう二度と核兵器をつかったのは嫌!
(女・他府県)

▼おそろしさを身近に分かった。自分たちの未来をよりよい未来にしたい。
(女・他府県)

▼ レントゲンをつくった人の助手の手の副作用の写真は、とてもすごく感じた。昔のそういう、いろんな研究や、実験があったから、今ちゃんとした、医療なんかがあるんだなと思った。(女・他府県)

▼ すごく勉強になった。核兵器などについてあまり知識はないが、とても怖いものだと思いました。私たちが、生まれる前にこんなことがあったなんて、信じられません。こんなことは二度とあってはいけないことだと思います。(女・他府県)

▼とてもためになって、世界の平和がよくわかります。大変勉強になりました。
(女・他府県)

▼核兵器は人の命を奪うものです。決して人間には必要なものではないと思う。
(女・他府県)

▼もう二度と戦争を起こさないようにしたい!(女・他府県)

▼生々しいものがあった。すごかった すべてが…。(女・他府県)

▼写真を見て、知らなかったことを知れてよかった。(女・他府県)

▼ 核のこわさを改めて知った。平和な世界をつくるためにも世界の国から核をなくしていきたい。(女・他府県)

▼ 核実験について、まだまだ知らないことを見たり、説明していただいたりして、とてもためになりました。(女・他府県)

▼核実験は、とてもおそろしいものだとこの目で見て思いました。(女・他府県)

▼ こんなに戦争というのが悲惨であったのだということが、初めてわかったこともあったり、あらためて感じれたことができてとてもためになりました。これからの未来へ教えていかなくてはならないと思った。(女・他府県)

▼むずかしい。よく理解して見れなかった。(女・他府県)

▼ はじめて知ることがいっぱいあった。目をそらしたくなるような写真があってびっくりした。(女・他府県)

▼放射能はとてもおそろしく、体をいろんなふうに変形してしまうのがすごかった。
(女・他府県)

▼ 偉大な科学上の発見が、こんな悲劇を生み出すことになってしまったなんて…なにか因縁のようなものを感じます。放射能が発見されたことが本当によかったのか…医療技術として助かった人の数に相当する分の人を殺していたとしたら…。
(女・市内)

▼ ガイガーカウンターには驚きました。身の回りにあるほどたくさん放射能があるとは想像以上でした。核というものの恐ろしさを知ることができました。小学生の頃から戦争や原爆には興味があり、自主的に調べていたのですが、これほどの国が核実験を行なっていたことには改めて驚きました。原爆や水爆の恐ろしさを改めて感じると同時に、必ずなくすべきだと確信しました。(女・他府県)

▼ 放射能は大変役に立つものだ、ということを知り、それを私たちのために生かせるかは私たち自身の選択によるということを感じた。(女・府下)



【本学学生の感想】

▼ 現代科学が生み出した核兵器は、皮肉にもそのつくった人間をほろぼすために作られたことを認識させられた。(男・20代)

▼ 放射線や放射能の発見が医療に役立っているという面もあるが、どちらかというとマイナス面の方により用いられているように思いました。安全な放射線と危険な放射線の違いについて、もっと知りたいです。(女・10代)

▼ 放射能の発見は愚かなことだったのだろうか。よく切れるナイフは肉を切る事も殺人も出来る。ただ裁かれるのは殺人者だ。殺人者のことを考えてみないか。  (男・20代)

▼ 発見されてわずか100年の間に人類破滅の方向にもっていってしまったおろかさを強く感じました。今後100年が気になります。これ以上の犠牲を出さないことが当然たる今を生きる私たちの義務ではないでしょうか。(男・20代)

▼核兵器は絶対に平和をもたらすものではない。(女・20代)

▼ 今までこんなに核実験が行われているのに地球がまだ破壊されないのは不思議だ。目にみえないところで我々の体にも放射能が浸透していると思った。(女・10代)

▼ こういった機会でないと知ることができませんでした。たいへん貴重な時間を過ごせたと思います。きてよかった。もっといろんな人に知ってもらいたい。   (男・20代)

▼ '96国連総会での決議を中心として、「国際平和と核の将来」について卒業論文を書きます。この特別展を通して改めて自分の決めた論題の重さを感じました。 (女・20代)

▼ 核実験のキノコ雲の写真を展示する他に、被爆にあった人の写真、体験談をもっと多く展示する方が、核兵器・戦争を憎むことにつながりやすいと思う。一人一人もし自分が被爆した時のこと、戦争に巻き込まれたことを本当に想像できたら、一瞬にして生活が変わってしまうことが実感できたら、核兵器廃絶には時間がかかるかもしれないが、身近な犯罪からでも、減らすことができると思う。(男・20代)

▼ 人類を滅亡させたいといわんばかりの核実験の数にはおどろきます。人殺し以外に何の役にも立たない核兵器なんていりませんよね。(男・20代)

▼ とてもよいものでした。核の軌跡がとても印象深く頭にのこっています。パネルはどれも内容のある充実したものになっていたと思います。放射能の発見から核実験、そして被害の隠蔽、その反面、平和運動のもりあがり。その50年のドラマが展開されている。(女・20代)

▼ 今更ながら改めて核の恐さを思いしらされたかんじ。レントゲンの発見後すぐに常に死がつきまとっていた放射能、単純な回答だが、なくすことはできないのか。(いつか地球は破滅する)このことは核、放射能がある以上さけられないだろう。
(男・10代)

▼ 身近な物にも放射能を出すものが多くあるのにおどろいた。原子力爆弾の3種類の違いがわかったのがうれしいです。日本は中国、アメリカ、ソ連と核保有国に囲まれており、もし核保有国どうしの争いになればどのようになるかを考えるととてもおそろしいです。(男・10代)

▼核について答をだすのは難しいがただ1つ忘れてはならないのは平和。
(女・10代)

▼ 放射能の効果と恐ろしさを知れた。それと、一番初めに原水爆と真ん中にバラが貼ってあるパネルの意味が一巡りしてやっとわかった。いつも衣セミを使用しているが、衣セミの前のバラのことはすっかり忘れていました。衣笠だけにこのような施設があるのはもったいないと思いました。(男・20代)
                           
▼手紙をよんで涙がでた。こんな狂ったことをいつまで人間は続けるのだろう。
(女・20代)

▼「原子力の平和利用」だと?!(女・50代)

▼ こういう展示はどんどんやった方がいいと思います。原爆・水爆という名を何度も聞いていても、実際知らない事が多くびっくりします。核実験が人々の反対の声にもかかわらずつづいているのには、とてもはらだたしく思います。(女・10代)

▼ 非常に多くのことを考えさせられました。自分の今の幸せが、何かとても大きな大きなものであると感じました。核実験反対!!(女・10代)

▼ この様な企画は、これからもどんどん企画していく必要がある。今度開催される時も、是非足を運びたいと思う。ありがとうございました。大いに考えさせられました。(男・10代)

▼ 一方向からだけではなく、様々な面:研究者の例、あるいは政府、更には地域住民にいたる道、からとらえられていた点がよかったと思います。(男・10代)

▼ あまり知られていない、学生などは特に知ろうともしない恐ろしい事実を詳しく見せてくれ、とても勉強になった。(女・20代)

▼核実験大反対。(女・20代)

▼ 私は科学には詳しくはないので、専門的・客観的発言は出来ませんが、人が、この歴史の中で獲得した、いわゆる“知識”というものは、その利用意図により、大変趣の変わるものであることを再確認しました。知識そのものに疑問符を付ける前に、それを手に取る人間に疑問符を付けなくてはなりません。私自身もその生活に思いあたる節があるので、反省したいと思います。(男・20代)

▼ 核発見によって、人類は新たな道を発見したことは間違いがない。放射能によっての医療の進歩は目覚ましい人類の発見であることも事実であるし、その反面、爆弾など、人類にとっておぞましい方向へ進んでしまうきっかけともなったのも事実である。これから放射能(核)をどうあつかっていくのかは、私次第であり、又、私たちには、それを正しい方向へ導く責任があるということ。何かを起こさないと、事は変わらないという事をかんじた。(女・10代)

▼ 放射能という目に見えないものが発見されて以来、人類はこれを様々なことに役立てようとしてきたが、ついには人類を滅ぼそうとする核兵器の発明につながり、誤った使われ方をしているという経過がよくわかった。(女・10代)

▼ 感想文ノートを少し見たら、とてもやさしい人たちがいることがわかり、こんな人たちがいるからまだ世界は救えるんじゃないかと思いました。(女・10代)

▼ (キノコ雲を見た時)TVアニメで見たことある、広島原爆投下の一瞬が頭の中にフラッシュバックしました。もう、これ以上の核爆弾の使用はやめてほしいです。こんなのを開発する人の気持ちがわかんない…。(女・10代)

▼ 最初(前半)はパネルばかりの歴史の説明で面白さという点では残念だと思ったが、後半、「第五福竜丸」に関する物が多く展示されていて、興味深く見せて頂きました。あと、X線写真撮影の機械が実際にはどのようにつかわれたかが知りたいと思った。(男・20代)

▼ 科学の進歩は私たちの生活にとって有益なことですが、その裏には様々な犠牲が伴っていたことをX線発見の歴史の中で知りました。が、核兵器の開発については、私たちの生活に有益でないことの裏で多くの犠牲があることに怒りを感じます。「人間の命、生活」をどのようにとらえているのだろう?(女・20代)

▼ 放射能が人類の生命にとって恐ろしいものだということを人間は知っている。それなのに核を手放そうとしない人間がいる。おろかな人間に、罪のない人々を犠牲にする権利はない。(女・10代)

▼今まで何気なく生きていて、知らない事も数多くあって大変驚いた。(女・10代)

▼ 世界中の人々が一緒に解決せねばならない問題がたくさんあることに改めて気づかされた。(男・10代)

▼核兵器が開発される以前にも多くの人々が放射能障害に苦しんでることに驚いた。
(男・10代)

▼ 普段あまり考えないことなので、写真を見て、説明を読んでショックだった。放射能の発見が本当に人類にとって良いことだったんだろうかと疑問がおこる。でも事実発見されて、100年もたっていて、非人道的な核実験も行われてきている。何とかしなければ、1コの核兵器できっと地球全体が汚染されてしまうだろう。ものすごく怖い。こういう展示はもっともっとたくさんの人に見てもらうべきだと思います。(女・10代)

▼ 核開発の過程はよくわかったが、核実験についてやそれによる被害の状況をもっと詳しく展示してほしかった。(男・10代)

▼ガイガー・カウンターの単位がわからなかったので残念でした。(男・20代)

▼ 核による様々な影響を学んで勉強になった。今もなお残る被害者のことを忘れず、核を反対する行動を実際に行わねばならない。アカデメイアの外にある花には大事な意味があるのだと知って、これからは見方が変わると思う。(男・20代)

▼ 核障害者を見て、すごくショックだった。手がパンパンにふくれた人を見て、つらかった。(女・10代)

▼自分が核実験について無知識だということに気づいた。(女・20代)

▼核兵器は人類と共存はできないと思う。(女・20代)

▼ このごろ心底怒るということを忘れていたように思う。よい機会をどうもありがとうございました。(女・10代)

▼放射能は+と-の面を両極で持っているのを印象づけられた。(男・20代)

▼ 科学の発達によって、私たちは自分自身、戻れぬ危機へ向かって、ただ歩きつづける、惰性人間になっているようだ。(男・20代)

▼ 核実験の歴史が、淡々と事実にもとづいて並べられており、声高な主張が感じられないところが、かえって恐ろしさを認識できたように思います。(女・40代)

▼ 放射線発見から核兵器製造に至る過程がわかった。この地球に核兵器という恐ろしい殺人兵器は存在してはならないと強く感じた。(男・10代)

▼ 核兵器実験のいいかげんさをよく理解できました。そして、自ら(核兵器保有国)の権益のみ優先でおこなっていることに恐れを感じました。(男・30代)

▼ 放射能を発見した科学者たちは、原爆がつくられたことを知ったら、何と思うのだろうか。(女・10代)

▼ あまり核心はついていないと思う。説明を読むことが主になってしまって、展示写真だけでは印象薄。改めて勉強になる点もあり、それなりに有意義な企画だ。でも、もっと内容をこくしてもらいたい。(男・20代)

▼ 核の有効利用、例えばX線や、原子力のようなものでの核は必要だと思う。つまり、守られるべき生命を守ることができるはずなので。しかし、兵器としての利用(兵器じたいが必要ないけれど)は守られるべきものが守られないので、ぜったいに必要ではない。(女・10代)

▼ ちょうど今、科学技術政策という授業をとっており、少し興味があり来てみました。核実験に留まらず、放射能の歴史をとりいれてあるのが偏りがなく、正・負の両面を見れて良かったです。個人的にはやはり、身体障害の写真に一番心を打たれました。(女・10代)

▼ とても勉強になりました。現実を直視できたことはうれしいけれど、どう変えようにも何もできない自分がかなしい。(女・20代)

▼ 小さい子供達にも知ってほしい。学校教育でこういう問題をとり上げ、核実験のおそろしさも認識してほしい。二度とこういう実験をやらないように!!      (女・40代)

▼ 人間としてなさけなくなった。これほどまで恐ろしいとわかっていてなぜ禁止条約をはっきりと結べずにいるのだろうか。いつになったら安心して眠ることができるのだろう…。もうそろそろ地球の先が見えてきているはずなのに。(女・10代)

▼ 核実験でも、消費税でも何でも弱い者が犠牲を被る。絶対に許せん。それにしても関心のない人が多すぎる。今も見学者はほとんどいない。口ばかりの人や、「どうせ何も変わらない」と初めから諦める人がいるが、本当に変えていかなければ、と思うなら、何らかのアクションを起こさなければならない。一人一人が立ち上がり、それが一つとなった時、初めて動いていくものと信じている。(男・20代)

▼ 当初は医学や科学技術の発展の為に用いられた放射性物質が、次第に国家間の武力衝突の道具とされ、生命を破壊する凶器に使われていくさまが分かった。核保有国を中心に、核固執勢力は古典的安全保障観をもち、核の存続を図ろうとするが、ICJ勧告、CTBTと世界の市民と多くの非同盟国の力によって追いつめていっている。「力に頼る平和」という、古い、そして誤った考え方や状況を改めていく為に、学生として取り組んでいきたい。(男・20代)

▼ 放射能(線)による被害というのは、思い知らされてきている日本なのに、いま、あまりスポットがあたっていないが原子力発電所で働く被曝労働者もあげてほしい気がした。(男・10代)

▼ 核そのものより、その効果を予測しつつも開発したり悪用する人間の方が恐ろしい。(男・20代)

▼被爆者をもっと見たかった。核の恐ろしさをもっと見せつけてほしい。
(男・10代)

▼ 核兵器が憎い。罪のない人を苦しめてまた、今なお苦しめている。核兵器なんか作り出されなければよかったのに。(女・20代)

▼ こんなに被害がでているのに、まだ核実験を続けようとしているなんて悲しいことです 。発見されたときに、医療に役立てようとして多くの人が犠牲になったのに…。
(女・20代)

▼ 第五福竜丸事件当時の新聞記事が、とても興味深かった。日本の論理と米国の論理の違いは、こうも変わるのかと思った。日本のメディアの力のすごさを知った。あとX線発見当時の(シニカルな)風刺などおもしろかった。当時の人の興味の持ち方など…。(女・10代)

▼ 核の恐るべき威力に圧倒されっぱなしだった。冷戦後、核軍拡が事実上凍結したと考えられているが、それは決して平和を意味するものではない。核のもつ矛盾について、我々はもっと知る必要があり、核兵器廃絶が実現するまで、(たとえ、それが私の生きているうちに成し遂げられなくても)核に対して戦い「続ける」。
(女・20代)

▼ 放射能のすごさ、良さだけに目が止まり、影響や悪いところが無視され、最終的に戦争に使われた。やはり科学者は、すごさや良さだけを見るのではなく、影響や悪いところを考えて研究を行っていくべきではないかと思った。(男・20代)

▼ 人類に多大なる善と悪の功罪をもたらした放射能の存在は、21世紀以降も目を離すべきではないと強く実感しました。(男・20代)

▼ 放射能の発見は、医療などの面では大きく寄与しているが、一方で、核の恐怖というもので自らの首をしめている。放射能の光と影の特性を持ち合わせていることを考えると、新たな物事の発見が必ずしも正だとは限らぬことを痛感する。
(男・20代)

▼ 放射能の生まれてきた背景に加えて、現在ある核の恐怖を示してあることがよかったと思う。よく核兵器に関するものはあつかっているが、核兵器誕生のきっかけになるものは少ない。放射能を発見した当時なら決してこのような使われかたがなされるとは思っていなかったでしょう。このような展示は是非BKCの理工生にも必要ではないでしょうか。(男・20代)

▼ 核兵器の恐ろしさ、放射能の影響のひどさを感じ、平和の大切さ、二度と核実験は行ってはいけないということを再認識することができたパネル展だった。より多くの人に見て感じてもらいたいものである。(男・20代)

▼ 原子力の発見により、電気の発電や医療と多く使われているが、そのなかで、放射能という問題があり、戦後になって長い年月がたち、原爆を知らない自分がこれだけの痛みを感じるのは、すさまじい証拠だと思いました。(男・10代)

▼ 放射能の発見と核実験を結びつけるのは評価できるが、途中で(フェルミの原子炉発明の記述あたりから)放射能の軍事利用に展示が全面的に移ってしまっているのはいかがかと思う。原子力発電の開発やそれの犠牲者の姿なども展示に加えて欲しかった。(男・20代)

▼ 驚くぐらい悲惨な(爆弾)実験が行われたと思いました。犠牲になって医学の進歩のために実験をくり返した昔の人に悪いことをしていると思います。(女・10代)

▼ 放射能が発見されてから100年でこんなに人類にとって恐ろしいものとなってしまっ たとは驚きでした。(男・10代)

▼ 核実験など行うように命令する人は何事もないようだが、何も知らない人に被害が出るのは何かまちがってるよ!(男・20代)

▼ 小学校の時のX線検査を思い出します。目では直接見えない体の内部が見えるようになるのはすごい発明です。もとが黒の布で覆った試験管からもれる光だとは、ただ感嘆するばかりでした。(女・10代)

▼ 核兵器開発にともなう被害、人間の身勝手さがよくわかった。展示の量がもう少しあっ たほうがよかったと思う。(男・20代)

▼ 核という人間が作りだした恐ろしい物によって人間は自分の手で自分の首をしめてい るのだと思いました。(女・10代)

▼ 今の技術(レントゲン)などにたどりつくまでに多くの人の犠牲があったことを知った。原爆のようなものは、つくられるべきではないし、最初の医療などの目的の正反対へ進んでしまったと思った。(女・10代)

▼ たいへん良い展示でした。科学技術の進歩がこれまでいかに人間の倫理から隔たった所で行われてきたか考えさせられました。私たちはこれらの問題にもっと注意して、技術の真の意味を監視しつづけなくてはならないと思いました。(男・20代)

▼ 放射能が発見され、100年。発見され50年で大量殺人兵器をつくられ今日では地球上の人類を3~4回殺してもまだ余りある兵器があるという。新しい物質が発見、発明され、人類に貢献したというが、この放射能は発見されない方がよかったとの代表例ではなかろうか。20世紀に開発した無差別大量殺人兵器は20世紀中に廃絶する義務がある。(男・50代)

▼ 放射能の効果とその罪の部分両方を見る事ができて良かった。でもかえって人間の馬鹿さを思い知らされる様な憂鬱な気分にもなる。(女・10代)

▼ 原爆だけではなく、いろいろな放射能の性質を知ることができました。また、改めて原爆のおそろしさ、そして、原爆実験の無意味さというものを感じさせられました。(男・20代)



【教育関係者の感想】

▼半日かけて来た甲斐があった。(男・60代 他府県)

▼前半の医療への活用と、後半の戦争への悪用の差を見ました。(男・30代 市内)

▼ 他の地方に、同種の博物館があれば、回覧していただけるのでしょうか。普通の美術館では受け入れてくれないでしょう。残念です。できれば、可能性を探っていきたいと思います。(女・20代 他府県)

▼ もう少し、資料がほしい。また、簡単なパンフ程度でもよいから冊子を作成してほしい。(男・30代 市内)

▼ 便利=(安全+危険) 人間はいつも危険を忘れてるように思える。私も就職できたら生徒にそのへんを教えたいですが。(男・30代 他府県)

▼第五福竜丸関連の展示で勉強しました。とてもありがたかった。 
(男・40代 他府県)

▼ アメリカ・ソ連関係の研究の状況が少ない。原水爆禁止の運動が紹介されることが少ないではないでしょうか。小・中学生は無料になさるべきでしょう。
(男・80代 府下)

   
▼ 放射能100年というのだから、放射線治療とかアイソトープによる研究などプラスのことも展示すべきだったのでは。これでは、放射能など発見しない方がよかったことになる。人類に貢献する利用ができなかったことを反省すべきなのではないか。
(男・40代 他府県)

▼多くの人に見学してもらいたいです。(男・30代 他府県)

▼ 核エネルギー放射線の歴史がコンパクトに分かりやすくまとめられていてよかった。(男・20代 他府県)

▼ ベクレル100年ということで物理学上の展示や歴史的意義についてももっと説明があってもよかった。また、原爆被害だけでなく、原子力発電の事故やチェルノブイリ、もんじゅの事故についても触れてほしい。(男・60代 市内)

▼ 写真展示は工夫がしてありよく理解できました。説明のスタッフの方がおられればと思いました。(男・40代 府下)

▼ 核のおそろしさはいろいろな場で見聞しているが、第五福竜丸関係の資料を直接目にしたはじめてであった。何も言えない。いつも、どうして…と思う。
(男・40代 他府県)

▼ 放射線の発見から、その“悪用”まで歴史を追って展示されていてよかった。さまざまな科学の発見と人間の欲望の関わりを見る上で、核兵器は最も象徴的な存在であることを再認識させられた。(男・40代 市内)



【一般参観者の感想】

▼ 展示物の2、ベクレルの肖像の(注)放射能=の説明は不十分(例99mTc→99Tc)感想文ノートに書かれている文からも、放射能に限らず多くの物事について理解不十分な人が多いという事がわかる。(男・40代 市内)

▼ どんな発明・発見も、人類滅亡のために使われるのは、本当に残念です。最初の発明者だってこんな風に使われるとは思わなかったでしょう。今もたくさんの人々が苦しんでいます。昨年もフランス・中国の核実験 アメリカも…人類平和のためバカなことはやめてほしい。一部の大国が自らの力を示すために…人の命をなんと思っているのでしょう。一刻も早い核廃絶のために反核運動を広げたいと思います。ごくろうさまです。(女・30代 他府県)

▼ とても素晴らしい企画でした。4回足を運び口コミで人をさそうことが出来た。この100年考えさせられるものがありました。被爆された広島・長崎・焼津の御霊に「核三原則」をちかい、その努力を日々続けたいと思います。今後もこうした立派な展示が出来ることを願っております。(男・60代 市内)

▼ 放射能の発見から現在の核実験にいたるまで放射能とはどういうものかということを中心にプログラムが組まれてて、わかりやすかったし、ためになりました。写真の量もちょうどよかった。(多いとつかれます)(女・30代 他府県)

▼ 世界を我がものと思ってる米国の傲岸不遜これに追随し追い越そうと考える列強(ロシア フランス 中国等)の軍部の焦りとおごりで平和な人類が死滅に追いやられているのに怒りを覚えます。戦争とは何か?それを回避する途は…永遠に解けない問題ですね。(男・80代 市内)

▼ 大変ショッキングでした。知っているつもりで知らなかったことがたくさんあり、この歳になって得るところ、大でした。是非出版を企画して下さい。展示品と解説を印刷するだけで十分です。この様な冷静な対応は非常に貴重です。        (男・60代 他府県)

▼ 「核」の問題を、放射能の発見に遡る歴史としての展示はとてもユニークでした。ただ問題提起がどこかでなされても良かったように思います。平和利用の名のもとにおける核のエネルギー政策や医療被爆、核による人体汚染が一代きりのものではないことへの警告など、また、写真の出典が提供者(団体)で示されていますが撮影者を明記すべきではないかと思いました。(女・20代 一般)

▼ 人間が本当の意味でかしこく生きてゆけるのはいつになるのだろうか…と思いました。(女・30代 一般)

▼ 保有6ヶ国で終わりにして作らない、使わないを絶対に守って欲しい、老人の吾々は先が短いが子孫や以後の人類に被害が皆無であらん事を願う。(男・70代 一般)

▼ 放射能の恐ろしさをまざまざ見せてもらいました。昔、原子力を平和的に利用しようという展覧会を見ましたが、あにはからんや、戦争に使われ、特に日本は大きな犠牲を受けました。戦争は絶対反対。核実験も反対。どうぞ世界が平和で全人類が幸せでありますよう祈りたいです。 (女・70代 一般)

▼ レントゲンの発見、使用も両刃の危険を伴ったものであることがわかりました。核爆弾をして使うなんて、ひどいことです。抗議して生き残りましょう。
(女・40代 他府県)

▼ 今まで放射能や核実験の年を何にも知らなかったのでびっくりしました。こわかったです。(女・60代 市内)

▼ 人類が人類を死滅させる様な物は開発せず、地球上の生き物をこれからも生存させる為に利用してもらいたいと思いました。やはり核兵器はない方が良い。
(女・50代 市内)

▼ 写真の持つインパクトはすごい。しかし写真に併せて”モノ資料”ももっと展示してあったなら尚よかったと思います。博物館展示、歴史研究いずれもがソフトに保守化しつつある現在。これからもどんどんインパクトのある展示を続けて下さい。
(男・30代 他府県)

▼ 唯おどろくばかりです。一日も早く核のなくなる日が来て欲しいと思います。私に出来ることがあれば参加したいと思います。(女・70代 市内)

▼ 大変勉強になりました。化学は常に危険が待っていて、その危険な部分が戦争に利用されるという事がわかりました。(男・10代 府下)

▼ 得難くも素晴らしい原爆・核実験の恐ろしい被害資料に目も当てられません。悲しい事です。この地球上から一日も早く、核を絶滅したいものです。祈って止みません。(男・70代 府下)

▼ 「放射能」が人間にとって有益なものとして歓迎され、それによっての喜びも大きかった筈なのに---。使用を愚かにも差し違えて殺りくする凶器にして行った現実をただただ憤る。それにしてもヒロシマ、ナガサキから今日まで被爆の悲惨を知ってなお、「核」を競って保有する核好む人間に日本は絶対に核の廃絶を訴えないと駄目だ。久保山さん特にすずさんの働きで平和運動が全国的にひろがり、核兵器をかろうじて使用させずに来ていることに勇気づけられる。平和運動の重要性も確たるものとして見えてくる。この催しをして下さった事に感謝します。(女・50代 他府県)

▼ 放射線の発見から核爆発の歴史を概観することで、あらためて近代・現代と平和のとりくみについての勉強をしてみたいとの思い強し。(男・30代 市内)

▼ 放射能…1才の我が子と拝見しながら、とても複雑な心境です。とても勉強になりました。(女・30代 他府県)

▼核実験はこわい。(女・60代 他府県)

▼ 人の命を何人たりともうばうことは出来ないはず。悲しい限りです。心の底からいかりが湧きます。(女・50代 他府県)

▼ 放射能の歴史がよくわかった。ショッキングな写真が多く、放射能、被ばくの恐ろしさがよくわかった。実験は本当に許せないと思う。(女・40代 他府県)

▼ あらためて核のおそろしさを実感いたしました。このようなものがこの世の中から一掃されることを望みます。(女・60代 他府県)

▼ 放射能100年・核実験とは意義ある行事に出合ったことはほんとうに幸運でした。人間のすばらしさと恐ろしさをかいまみました。(男・60代 他府県)

▼子供にわかりやすくしてほしい。(女・30代 他府県)

▼全世界、地球上から核廃絶を絶対的にしなければと痛感しました。
(男・60代 他府県)

▼順序だててよくまとめられているなと思いました。(女・40代 他府県)

▼ 「科学」と名のつくものは兵器になるまでにすでに危険をはらんでいるものだと考えているので、とかく新しもの好きの人間は気をつけなければと思います。X線しかり、血液製剤しかり。「良い原子力」「悪い原子力」という区別は危険な考え方だと思います。(女・30代 市内)

▼今改めて放射能のおそろしさを思い知りました。(女・60代 府下)

▼ たった一つの人類の地球をこんなにめためたにしていいものなのでしょうか。いわゆる大国の横暴というものも感じました。人が人を不幸にする方向に頭脳を使うのではなくて共に存在する仲間として認め合い、限られた生命を大切し合う人類のこれからでありたいと思いました。(女・60代 府下)

▼とてもよい企画と思う。全国的にこのような催しをやってほしいと思う。
(男・60代 他府県)

▼ この夏、広島へ旅行をし、その時に広島平和記念公園を見ました。原爆ドームなど、大変な衝撃をうけたのですが、今回もここで同じ様な思いをしました。”核爆弾”は撲滅すべきです。なぜそのような不必要なものを作るんでしょうか。   (女・20代 他府県)

▼ X線の発見から100年 人類は医学的には大きな恩恵を受けて来ましたが、又その反面、恐るべき放射能被害に真面し、人類初の悲惨な出来事はこの世からなくさねばなりません。その為にも原爆のおそろしさ、その事実を私どもはしっかりと見ると共に後世に伝承していく努力を続けたいと思います。(男・60代 市内)

▼ 社会人入試の帰途です。常設展は前から見たいと思っていたのですが、学内でポスターを見て、拝見しました。とてもよかったと思います(100年の歴史を知って)。
(女・70代 他府県)                                 




    びわこくさつキャンパス(於 コアステーション)での感想文


【高校生の感想】

▽ 説明が分かりやすかった。原爆実験や水爆実験の様子の写真がたくさん出ていてよく分かった。放射能障害の人たちの写真も怖かったけどきちんと説明を読んで理解できてよかった。(女)

▽放射能また核実験について経過をたどりながらまとめてあるのがよかった。(男)

▽あらためて核のおそろしさを知った。(男)

▽ 放射能はいい方向に使ったら、本当に役に立つことばかりなのになぜ核兵器という方法で使用するんだろうと思った。今まで放射能を発見した人が悪いと思ってたけど核兵器を思いついた人をうらみたくなった。(女)
                        
▽ 核のおそろしさがはっきりわかった。こんなものを作っても意味がないことをわかってほしい。(男)
                                    
▽多くの核実験のことが展示されていてよかった。(男)

▽核実験による被害の写真を目で見て核の恐ろしさを改めて知った。(男)

▽100年間の放射能の扱われ方がよく分かりよかった。(男)

▽核実験の人に対する影響がわかりやすく説明されていてよかった。(男)

▽ 初めて放射能を発見した人を見て偉大な人だと思った。昔の人は、放射能で病気が治ると考えていたことが私は信じられない。伝記で読んだことがある「キュリー夫人」も核実験をしていたのはビックリした。(女)

▽ あんまり、こういう展示を見に行こうという気持ちがなかったけど、学校のフィールド・ワークという学習で見に来ました。どの写真も資料も、私たち現代人にとっては初めてのものですごいなぁと感じました。絶対に、戦争や核実験はこまると思いました。(女)



【本学学生の感想】

▽放射能障害が昔からあったということがわかってよかった。(男・20代)

▽核実験を行う政治家、科学者がいかん。(男・10代)

▽ 放射能を発見した時には、危険度がわからずに実験していて死んでいった人がたくさんいたことには驚いた。(男・10代)

▽ これから物理学を勉強していく者として技術の平和利用を心掛けてゆかなければなら ないと思った。(男・20代)

▽いろいろ勉強したつもりだったが、結構知らない事も多く、感動した。
(男・20代)

▽とても興味深いものだった。こういった機会をもっと増やしてほしい。
(男・20代)

▽ 放射能発見から現在までの歴史が概ね理解できた。知人に被爆者の祖父を持つ人がおり、今までもそうだったが、原爆に対する反対意識が強くなった。(女・20代)

▽ 放射能=核実験という単純なイメージしかなかったが、これを見て自分の無知さを思いしった。(男・20代)

▽核実験の恐ろしさと悲しさを知った。(男・20代)

▽とても興味が持てた。(男・20代)

▽ パネル展の威力を感じました。貴重なパネルだったと思います。ぜひ放射能障害や被害はなくせる社会にしていきたい。(女・20代)

▽核実験をくり返す人間は愚かな生物だ。(男・10代)

▽核実験の恐ろしさというより、放射能の恐ろしさを知った。(女・10代)

▽これからもこのような展示をやってほしい。(男・20代)

▽見聞がより広がった。(男・10代)

▽核実験が今までに、あんなに多く行われていたことに驚きました。(男・20代)

▽ 核実験について語るには、十分であると思うが、核というものの恐ろしさを語るには不十分である。広島での被爆の写真、映像、実話談を見れば、核というものがよりよく分かる。(男・20代)

▽ もう少し大きな規模で行っても良かったのでは? 衣笠で行うものに比べると質素 に感じられました。(男・20代)

▽何のために核爆弾を作ったのかと改めて思った。(男・10代)

▽ 僕は広島人だから、相当知ってるつもりだったが、意外と知らない事が多かった。見ると聞くでは大違いで、写真は説得力がある。(男・20代)

▽ 人類は科学技術のタブーをおかしていると思う。平和だけの利用はあり得ないような気 がする。(男・10代)

▽とてもよかった。一番後のカラーの灯籠流しが効果的だった。(女・20代)

▽平和な時代で忘れがちなことだがよく知識として持っておく必要があることだ。
(男・20代)

▽一人一人がもっと真剣に考えて、行動すべきだと感じた。(男・20代)

▽実験の傷跡が生々しかった。(男・10代)

▽ 核を上手に使っていきたい。(男・20代)

▽ 考えさせられた。特に、人体への影響の写真が痛切に核への禁止を感じさせられた。(男・20代)

▽恐ろしさが伝わってくる。(男・20代)

▽かつて衣笠であった核に関する展示より内容が詳しくなっていたのでよかった。
(男・20代)

▽核実験を無くすべきだ。(男・10代)

▽放射能を発見したことでメリットやデメリットがあることが分かった。
(男・10代)

▽知らなかったことがいっぱいあって驚いた。いろいろ分かってよかった。
(男・10代)

▽核実験をやめてほしいです。(男・20代)

▽核実験はいけない。核は持つべきでない。(男・20代)

▽レントゲンは役に立っていると思う。(男・20代)

▽ I think that it was really terrible and I hope that bad event never would seen again.(男・30代 イランの方)

▽核と人間の歴史についてうまくまとめられており核を見直すよい機会となった。
(男・20代)

▽ビキニの名称の由来が面白い。(男・20代)

▽ 放射線の被害はとてもおそろしいと思った。原爆実験を何回も行っても人間にとって何の利益もないのになぜやるのか、その人たちの心理を疑ってしまう。
(女・10代)

▽ 原爆はやっぱりだめなことだと思うが、どうして核実験をするのか理解できない。人間やその他の動物にとって悪影響を及ぼすのは明らかなことだから。    (女・10代)

▽大変おもしろかったです。分かりやすい流れになっていて。(男・20代)

▽ 放射能に対し、自分の日頃抱いているイメージとは違った角度から見ることができた。有意義だったと思う。(男・20代)

▽ 多くの科学者が一生をかけて研究したことがとんでもないことに使われているのがと てもいやな気分になる。 (女・10代)

▽エックス線の使用において、これほど大変なものであるとはわからなかった。
(男・20代)

▽ 放射能の発見によって人類は大きな医療の進歩を遂げたが、またそれによる被害の大きさも忘れてはならない。(男・20代)

▽ 分かりやすい説明と数々の放射能についての歴史を物語る写真がよかった。しかし、説明書きがほとんど写真についてだけなので、もう少し詳しい説明も別につけてほしかった。(女・10代)

▽放射能、原水爆についての歴史についてよく理解できた。(男・20代)

▽科学実験(研究)における情報は一般に公開されるべきである。(男・20代)

▽ 放射線は使い方によって、良くも悪くもなるので使い方を間違えないように。
(男・20代)

▽放射能の正と負の部分をみれてよかった。(男・20代)

▽ いろいろとためになりました。あと会場のレイアウトもよかったです。でも、あともう少し詳しいことまで展示してほしかったかなっ?(男・20代)

▽核エネルギーが人類の進歩に正しく使われるとよい。(男・10代)

▽学術的な部分が分かりました。 (男・10代)

▽ 後半に多いキノコ雲の写真にはそれに関わる人々や国の強大な力に対する畏れとそれ ほどの力ですらも支配しようとする欲望が見え隠れするようだ。     (男・20代)

▽ 核についてはここ数年戦争に興味を持ってから情報を仕入れるようになりました。核のおそろしさは世界中の誰もが知っているのに、CTBTの結果は残念でした。国が力を持つことも大切ですが、核を捨てる勇気も持ってほしいです。(男・20代)

▽ “放射能発見100年”の展示と“核実験”になっての展示の間のギャップを埋めるものを示す工夫があれば、と思います。(前者がなぜ、後者に転化したのかを考える材料というか…)(男・20代)

▽核のおそろしさを再確認した。(男・20代)

▽核実験によって被害を受けた人の写真を見て心が痛んだ。(男・20代)

▽フランスに対して責任を求めるべき。(男・10代)

▽先進国や核保有国がむやみに他の国で核実験をするのに疑問を持った。
(男・20代)

▽放射能の歴史とともにその悲しさも実際の写真でよく理解できた。(男・10代)

▽フランスは今すぐ核実験をストップするべきだ!!(女・20代)

▽核実験は自らを危機に追い込むだけだ(女・10代)

▽ 核実験の恐ろしさは写真でしか我々は知ることができないことがわかった。ということはこれからきちんと核実験についての知識情報を手に入れて廃絶を考えていくことが望ましいと考える。(男・20代)

▽ 放射能の恐ろしさをまざまざと見せつけられた。その恐ろしさがあるのにどうして、核実験をする国があるのだろう。(女・20代)

▽ すごくこわいと思った。無知の恐ろしさを見せつけられた気がする。それと安全な核実験なんてないのだから、もっとよく考えてほしいと思う。(女・20代)

▽悲惨な場面が少なかった。(男・10代)

▽ とても核の発展が早くて、戦争時には人はそれの使い方を考えるには、まだ、早すぎたと思う。(男・10代)

▽終戦後に核実験が頻繁に行われていたとは知らなかった。(男・10代)

▽ 原子力の利用に対しては、現在の世界の状況からは否定できないが、核兵器に関しては無くしていくべきだ。(男・20代)

▽ 原爆、水爆の開発が科学者たちによって進められてきたので、投下を命令をした政治家だけに責任を求めることはできないと思う。ただ、今後、原水爆によって人類が絶滅することだけは、絶対にないし、またそうであってほしい。(男・20代)

▽大学内でのこのような展示をぜひこれからも!(男・20代)

▽理工系大で、こういう展示を行うことは非常に意義あると思う。(男・20代)

▽ 核兵器の被害は第2次大戦以降のものだと思っていたが放射能発見にともなって被害が増えてきたのだと知れてよかった。(男・20代)

▽ 放射能が発見されて、100年たったということを、今日初めて知った。展示されている写真を見て、放射能の恐ろしさや危険性を実感した。ただ、人間に役立つ利用法も数多くあり、放射能をどのように利用するかは、人間の良心次第であると思う。(男・20代)

▽ いろいろな写真を見て、原爆や水爆がどれほどすごいものであるかが少しわかったような気がする。(男・20代)

▽ 放射線は平和利用すべきだ。しかし核実験はなくならないと思う。少量の放射線を恐がることはないが、使い方を間違えると恐ろしいと思った。(男・20代)

▽核実験の罪を知ることができてよかった。(男・10代)

▽ 全く知らなかったことも少しわかった。関心のなかった原爆をもっと知りたくなった。(男・10代)

▽ 核が縮小傾向にあるが、それでも、核のおそろしさは変わらない。もっと、核のことについて、認識していくことが大切だと思いました。(男・20代)

▽核兵器は、この世の中に不必要だと思う。(男・20代)

▽ 広島出身であることもあって、興味があって観に来ました。人間の能力って一体なんだろう。核実験はもちろん絶対反対です。(女・20代)

▽ 改めて原爆の恐さを思いました。科学は使い方を間違えると、本当に悲惨な結果を招くのだということを忘れてはならないと思った。(女・10代)

▽ びっくり!! 核実験被害で男性の左手が腫れ上がっている写真に驚いた。被爆国でありながら、原爆症治療医学の発達が十分でないことになんともいえない気持ちになった。(女・10代)

▽ 放射能、放射線の開発までに多くの方々が犠牲になり、また戦争でも多くの人々が犠牲になっていることに非常に心を打たれました。(男・20代)

▽ 物質の発見などのすばらしい功績が原水爆の開発などの破壊的なことに使われたのはとても悲しいことだと思う。(男・10代)

▽原爆の廃止と、原子力の平和的利用を考えていかねばならない。(男・10代)

▽ 科学に使われているのは人間の方だと思う。



【他大学の学生の感想】

▽ 本来は役に立つはずの発見・発明も、心ない愚かな人間によって、殺人をおかす道具に変えられてしまった、という歴史的な事実をあらためて目の当たりにしました。こういった展示によって、一人でも多くの人の、意識から平和は築かれてゆかねばならないと思うし、またそうあってほしいと希望します。(女・20代)

▽ 被爆の実際の例を知らずに、核兵器反対の活動が聞かされることが多いが、今回の展示により、より具体的に核兵器の影響がわかった。            (男・20代)


【教育関係者の感想】

▽興味深く、また感銘深い映像のすぐれた展示。多くの人に見てほしい。
(男・60代)

▽ negative な面のみ強調されすぎている。positive な面も加味すべきである。そういった意味では、社会科学系のみの発想による展示である。理工学系の学問的意味も加味した展示を、BKCにおいては作ってほしい。(男・60代 京都市)

▽大いに発展させて下さい。(こうした展示会を)(男・50代)

▽放射能、原爆の初期開発状態がよくわかり非常に興味深かったです。(女・40代)

▽ 非常に有益であった。体系的にまとめられており参考になった。廃絶するためにどうしたらよいかもっと考えねばと思う。(男・50代)

▽ 放射能発見から現在核に至るまで歴史がよくわかりました。便利さ、利点と害とは表裏一体であり、これからの科学の在り方、科学者としてのphilosophyの面にも科学者の人たちには目を向けて下さい。(女・30代)

▽ 人間には何がどこまで必要で、どこまでものを作ったり変えたりしてもよいのか、そういうことを考えさせられました。(女・20代)

▽人間の愚かさを思い知らされた。多くの人に見てほしいと思う。(女・20代)

▽放射能の恐ろしさを改めて知らされた。(男・40代 京都市)

▽ 適切な写真が数多く展示されていて、とても、直感的に判るよう配慮されていてよろしい。核は止めるべし。戦争などに、絶対、使うべきでない!!
(男・60代 京都府下)

▽放射能の恐ろしさ、平和利用の大切さを知りました。(男・50代)

▽もう少し範囲をしぼって、テーマ性をはっきりさせてもよかったのでは?
(男・20代 京都市)

▽ 大津市や京都市内で開催し、もっと多くの人に見てもらうようにしたらよいと思う。あまり関心を呼ばないかも知れないが、ぼちぼち努力しないとしかたがない。 
(男・60代 京都市)

▽ 写真とその解説が適切で、放射能の歴史がよくわかった。特に、放射能被害についての資料がよかった。(男・40代 京都市)

▽ 大学で平和教育を一部担当している者として、このような企画がより多くの人(学生)の目にふれることを期待します。(男・40代)

▽40年ほど前に開いた原爆展を思い出して感無量。(男・60代 京都府下)

▽ 大変貴重な写真を集めていただいて学ぶところが多かったと存じます。ありがとうございました。(男・60代)



【一般参観者の感想】

▽ よくまとめてあります。ただ放射能への恐怖が、原発への感情的反発につながっている現状には憂慮しています。(男・60代)

▽ 放射能の恐ろしさは、ある程度理解していましたが、やはり人間が発見したものですから、全世界の人々と人類のためになることだけに利用してほしいと切に願います。(女・50代)

▽ありがとうございました。再実感いたしました。(女・50代)

▽ なんといっても悲惨なことである。わかっているのに50年以上も経っている現在でも核実験が行われていることが嘆かわしい。(女・40代)

▽ 放射能の被曝の恐ろしさを改めて痛感し核実験(昨年のフランスや中国での実験)は絶対に許されない。(女・30代)

▽原子力の便利さの裏側を目で確認できた。(男・30代)

▽よかった。他の場所でも(立命として)(男・50代)

▽今後において有意義な使い方が必要。(男・50代)

▽ 非常にきれいにまとめてあると思います。写真というか、核の歴史という感じにとどまったので、物足りなさもあったけど、よく分かりました。(男・20代)

▽人類の愚かさを感じました。大変ためになりました。ありがとう。(男・30代)

▽日本の未来はどうなるでしょうか。(女・80代)

▽ 20世紀の現代科学は“放射能発見100年”で見るように、一般生活者からも目覚ましい進歩をした。日本史として見るとき“原爆”は、何よりも国民が知るべき“兵器”であり、時事別で理解できよかったと思う。(男・30代)

▽ 昔は放射線の危険を知らないので、多くの人が犠牲になったことを知った。核の平和利用を進めてほしい。(男・40代)

▽放射線の大切なことと、放射能の怖さを改めて認識しました。(男・40代)

▽平和利用すべし!! (男・50代)

▽今後に生かしたい。(男・20代)

▽平和的な利用実例についても触れてほしかった。(男・30代)

▽核実験の早期全面禁止を望む。 (男・30代)

▽ 今改めて特別展を見て核実験のむごさを実感。核のない世界の必要性を認識。(男・40代)

▽ 広島で見たのが、ずいぶん昔で、意識から遠のいていたので、思い起こすのに役立った。(男・20代)

▽核を利用すべきでない。自然エネルギーの活用を進めるべき。(男・50代)

▽誠におそろしい限りです。絶対核兵器は全廃すべきです。(男・40代)

▽ 講演会に参加できなかったのが残念です。またこういう特別展がありましたら、ぜひ見学させていただきます。(男・20代)

▽核実験など二度としないでほしい。(女・20代)


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