立命館大学
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日本代表として中国に訪問した立命館大学訪中団。実際に見て感じた、中国の姿とは?
 
上田 寛
2008年5月12日、中国・四川省を震源とする大規模な地震により、広範囲に甚大な被害が生じました。この地震による犠牲者の遺族や負傷者の方々に対して、心から哀悼の意を表するものです。すでに本学学生による募金活動も始まっていますが、今後さまざまな形で、被災者への支援と復興への協力を続けていきたいと思います。
 
さて、このたび、「2008年日中青少年友好交流年 立命館大学訪中団 中国訪問記録」が完成いたしました。立命館大学には正課の教育プログラムに加えて、社会と連携したプログラム、課外活動、専門性を高める大学院など、一人ひとりの豊かな個性を育む多様な学びのフィールドがあります。今回の立命館大学訪中団の中国訪問もその一貫といえます。今回の訪中は、中国・温家宝首相のご招待で実現したものです。日本の大学の学生が国賓として招待され、また、これだけの規模で訪中したことは歴史的にみても例がありません。
 
訪中団に参加された皆さんは、今回の中国で得た貴重な経験を知恵に変える努力をしてください。そして、これからの人生に生かしてください。在校生の皆さんは今回の経験を生かすことによって、大学での学びがいっそう生き生きとしたものになるはずです。卒業された皆さんは今回の経験を生かすことによって、視野が広がり、これからの生活が違ったものになるはずです。
 
立命館大学には「知」の魅力にあふれた世界が広がっています。学生の皆さんには、立命館大学で大きなチャレンジをして欲しいと願っています。立命館大学は、それを全面的に支援します。今回、参加されなかった皆さんも、次の機会には是非チャレンジして欲しいと願っています。